配信予定・最新刊

作品一覧

  • くたばるの小人
    値引きあり
    3.7
    1巻526円 (税込)
    群集恐怖症の小学校教師、美咲はクラスのいじめに手を焼いていた。ターゲットは〈悪魔の館〉に住む転校生のめぐみ。不登校のめぐみと始めた交換日記には「ひみつの友だち」だという無数の小さな目を持つグロテスクな小人が描かれていた。ある日、いじめの主犯が館で穴だらけの死体で見つかるが……。決して小人を怒らせるな! 異形蠢くパニックホラー。
  • あかずめの匣
    3.9
    1巻858円 (税込)
    その怪異は人を閉じ込めて殺す。すべての真実をあなたは解き明かせるか。 冠村には“窒息の家”と呼ばれる廃墟があり、「あかずめ」という怪異の言い伝えがあった。 離婚を機に地元の冠村に戻った介護と育児に追われる女性、後輩達と“窒息の家”に足を踏み入れた大学院生、 ある目的のために「あかずめ」の呪いを探る高校生、代々呪いを受け継いできた赤頭家の女。 「あかずめ」に関わった4人の物語から、呪いの条件を見破り、死を回避せよ――。 『ゆうずどの結末』が話題を呼んだ滝川さりによる、新たな体験型ホラー誕生!
  • ゆうずどの結末
    3.9
    1巻814円 (税込)
    こんな結末は耐えられない――。 大学に入学して3か月、菊池斗真はサークルの同級生・宮原の投身自殺を目撃してしまう。死因に不審な点もなく遺書もあったことから、彼女の死は自殺と断定された。 宮原の死から数日後、菊池は同じサークルに所属する先輩の日下部から、表紙にいくつかの赤黒い染みがある本を手渡される。それは、宮原が死の瞬間に持っていた小説らしい。 「ゆうずど」というタイトルの小説は角川ホラー文庫から刊行されている普通のホラー小説で、特に宮原の死と結びつけるような内容は描かれていなかった。 しかし、本を読んだ日下部はその翌週に自殺をしてしまう。 そして日下部の死後、なぜか菊池の手元には「ゆうずど」の本が現れていた。 何度捨てても戻ってくる本。そして勝手に進んでいく本に挟まれた黒い栞。自分にしか見えない紙の化け物。 菊池は何とか自らに迫る死の呪いを回避するために、ある手段を講じるが――。 その■■を、絶対に読んではいけない。 あなたの身に恐怖が迫る、新感覚ホラー誕生!
  • おどろしの森
    3.0
    1巻825円 (税込)
    尼子拓真は新築一軒家を購入し幸せの絶頂だった。だが家の中でお香の匂いや女の笑い声がし出すように。なぜかそれは拓真にしか感じられず、霊能者にも異常ないと言われてしまう。この家に隠された秘密とは。
  • お孵り
    4.0
    1巻781円 (税込)
    結婚の挨拶のため、婚約者・乙瑠の故郷を訪れた佑二。そこは生まれ変わりの伝説がある村だった。やがて乙瑠は村で里帰り出産をすることになったが、子供は生まれ変わりを司る神として村に囚われてしまい!?

ユーザーレビュー

  • ゆうずどの結末

    Posted by ブクログ

    とても読みやすくて展開も早く、面白かったです。
    呪われた本の出処とか、正体とかは一切わからないけど、呪いが強力すぎる!
    どの章も一捻りあって満足。
    御札を貼りまくった部屋にこもって、ゆうずどを待つエピソードが一番怖かった。
    でも小学生は可哀想だよ……

    0
    2025年10月08日
  • ゆうずどの結末

    Posted by ブクログ

    夏なので、がっつりホラーを読んでみた。
    どストレートに怖かった!!
    「ゆうずど」という角川ホラー文庫発の作品に纏わる話。
    しかしそんな本は角川から出版された事実がないという…
    その本を一文字でも読むと、ゆうずどに呪われた末、亡くなってしまうという恐ろしい設定。
    呪われたものには、体中が神で覆われていて、異常に足が細い「ゆうずど」が見え始め、次第に耳元で死に方を囁かれてるシーンは絶望感に押しつぶされそうでした。
    呪われた登場人物達は呪いに対し色々と策を講じるのですが、結局呪いから逃れることはできず…
    どの話もバッドエンドが過ぎます笑笑
    ゆうずどに挟まれた黒い栞がどんどん進んでいく恐怖は、そのまま

    0
    2025年08月24日
  • くたばるの小人

    Posted by ブクログ

    不気味で気持ち悪いのに読む手が止まらない。海外の童話を思わせる描写と屋敷が怖さを強調させ、悪魔のような小人たちの集合体に小さい穴や斑点などのブツブツのがうわっっとなる。小人のことを想像しただけで怖い。そしてグロすぎた。

    0
    2025年08月13日
  • ゆうずどの結末

    Posted by ブクログ

    先に著者の別作品である「あかずめの匣」を読み、面白かったのでこちらも購入。
    一気に読み切ってしまった。
    怖くて何度も鳥肌がたった。
    この呪いからは決して逃げられない、そんな結末が待っていて恐ろしかった。
    今実際にこの本を読んでいる私にも、もしかして呪いの矛先が向くのでは?と思うほど。そんな錯覚をしてしまうほどの作品。

    0
    2025年08月10日
  • ゆうずどの結末

    Posted by ブクログ

    呪いの本という定番モチーフを、巧みな叙述トリックと読者を巻き込む仕掛けで新鮮に仕上げたホラー小説だった。
    恐怖だけでなく、ミステリや人間ドラマの要素も楽しめた。
    ただし、割と怖さが強烈だった。ある程度、ホラーに慣れている自分でも、ゾクっとするような怖さがあったため、ホラーに慣れていない方は注意が必要だと思う。
    個人的には、電子書籍で読むよりも、ぜひ紙の本で読んでもらいたい。

    0
    2025年08月06日

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