鵜頭川村事件

鵜頭川村事件

950円 (税込)

4pt

3年ぶりに帰った故郷は、狂気に満ちていた
父と娘は、閉ざされた狂気の村から逃げられるか

墓参りのため、亡き妻の故郷・鵜頭川村を三年ぶりに訪れた岩森明とその娘。
突然、豪雨にみまわれ、山間の小さな村は土砂崩れで孤立。
そして、若者の死体が発見された。
犯人は村人か、それとも――。

降りしきる雨の中、父と幼い娘は暴動と狂乱に陥った村から脱出できるのか。
血と恐怖のパニック・サスペンス!

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鵜頭川村事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ中でもなかなかない、文句なしの星5つ!

    最後の揉み合いのシーンは、スローモーションの映像が頭に浮かぶほど。
    リーアム・ニーソン主演で映画化して欲しい(笑)

    0
    2024年07月24日

    Posted by ブクログ

    いつもの櫛木理宇とは違った気がした。人のいざこざ注視で露骨に惨たらしい有様はなかった。でも人間同士がな……どうしようもないからこれは

    0
    2024年06月24日

    Posted by ブクログ

    亡き妻の墓参りのため、妻の故郷の鵜頭川村にやってきた岩森とその娘。鵜頭川村は昔ながらの慣習を残す田舎の村。男尊女卑など当たり前。村の権力は矢萩吉朗を代表とする矢萩家に握られている。余所者はいじめられる、と言った村だった。そこで急な豪雨にみまわれ村は孤立する。そこに若者の死体が発見された。殺したのは矢

    0
    2023年10月25日

    Posted by ブクログ

    「死刑にいたる病」がおもしろかったので、こちらも読んでみました。
    設定がちょっと「八つ墓村」チックで私は好きです(^^)
    昔からの風習に囚われている村だったり、度を越した乱暴者がいるというあたり。
    違うのはこちらは集団心理の恐ろしさ、みたいなものに焦点を当てている点。
    日頃の不満を押し殺している人た

    0
    2022年07月17日

    Posted by ブクログ

    臨場感が半端ない。幾度も息の詰まる思いがする。
    個の狂気が集団へ感染していく様は恐ろしく、それぞれの感情に引きずられていく。

    櫛木さんの本は最終に至るまでの描写が秀悦であることが多く、最終はさらりと終わるように感じる。

    0
    2024年10月30日

    Posted by ブクログ

    思わぬ読み応えがありました。
    田舎の閉鎖的な雰囲気は今でも変わらずありますが、当時はもっとひどかっただろうと思います。
    一度底なし沼に囚われたら絶対に抜け出せない、沈むだけ…

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    読み応えがすごかった。

    大雨によって災害がおこり、
    閉ざされた村で発見された死体。

    犯人は村人の中の誰かだ。

    救助はこず、外部との連絡も途絶えた。

    土砂降りの雨は全く弱まることなく降り続く。

    閉ざされた空間で
    人間関係はゆがんでいく。

    田舎の村独特の家を重んじる昔からの考えに人々は縛られ

    0
    2024年06月29日

    Posted by ブクログ

     キャラ重視のホラー小説「ホーンテッド・キャンパス」があまり合わなかったが、筆致から作者は相当本を読んでいて実力があるのではないかと感じ、諦めずに本書にも手を伸ばしてみた。
     結果、大正解。この作品に出会えて良かった。やはり櫛木さんはすごい。

    山奥の寒村で起こる豪雨による土砂崩れ災害、それに伴う停

    0
    2024年01月12日

    Posted by ブクログ

    怖かった。
    娘を守らなければという必死の親心。
    村に染み着いた陰湿な空気。
    ゆるやかに異変が始まり、急速に事態が悪化していく様子は、こちらの心もかき乱していった。
    人がおかしくなっていく描写がうますぎる。

    決して明るい物語ではないし、神経もすり減るのに続きをどんどん読みたくなる。
    櫛木ワールドの魅

    0
    2023年10月12日

    Posted by ブクログ

    丁寧な描写に前半進まないなぁと感じつつも、次第に不穏になっていく様子と後半の爆発力から一気読み。違和感も伏線として回収され、ミステリとしても楽しめた一冊。

    0
    2023年06月25日

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