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息子を六年前に亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめ り込む。そんな折、連続殺人事件が勃発。捜査線上に、実行犯の男達を陰で操る一人の女 の存在が浮かび上がる。彼女は一体何者なのか――。息をするように罪を重ねる女と、最 愛の家族を失い死んだように生きる刑事。二人が対峙した時、衝撃の真実が明らかになる。
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Posted by ブクログ
本屋で平積みにされているのを見た時から、直感はしていた。きっとこの作品は自分にとって「よくない」作品だと。既に4冊シリーズが出ていて、印象的な表紙、抑えがたい衝動。危険だと思った。きっと手にとってしまえば虜になってしまうだろう。一度は抗えたものの、まんまと読んでしまった。 的中した。沼だ。続きが気...続きを読むになってしょうがない。嬉しくも、喜ばしくもない何ひとつ楽しいことは起こらない。なのに惹き込まれる。自らが掲げた「後遺症が残るほどの読書体験」の意図にはぴたりとはまっている。だが、この作品が自分の欲していたものだと認めるのには抵抗があり、認めたくない気持ちがある。胃もたれがするような展開に目を背けたくなる、のに、目が離せない。 思えば自分は、このテの自らが手を直接下すことは最小限でアジテーターとして人を唆して犯罪を行わせようとする、しかし、かといっていざ自分が手を下す場合は容赦無く犯す悪役の作品が好きなのかもしれない。類似性が多いと思う人物を自分なりに挙げてみたところ、結構いることがわかった。 槙島聖護 御冷ミァハ ジョン・ポール 梶井真奈子 木嶋佳苗 曲世愛 黒瀬夕子 ヨハン・リーベルト 一体自分は何を欲しているのだろう? そして、作者の視点誘導の妙なのか何なのかよくわからないけれども、最後の最後に助かってくれて良かったと思ってしまった自分がいる。
残酷で憎しみが沸々とそして可哀想。がゆえに先が気になり過ぎて読む手が止まらなかった。登場人物達の心理描写が凄い。ラストまでとんでもなく面白い。
正直、取り扱ってるテーマ?が性犯罪ってのもあってグロい。胸糞悪い。けど内容めっちゃ面白いっていうか、、、騙された!!!ってなっ
満員電車で痴漢をする男たちと、不気味で得体の知れない女。 幼い頃に凄惨な虐待を受けた子が歪んでしまうのはわかる。ただ、過去に虐待されていたから罪を犯しても仕方ないというのは絶対に違う。 救いのなさすぎるラストだった。 真千代が今後どう絡んでくるのか気になる。
今まで読んだ中で1番残酷だった。 作者の文章力や構成力が秀逸で読み始めから佳境に入る中盤でも楽しめた。 ハラハラドキドキが、止まらない。 時系列が少し複雑でどのキャラクターのエピソードなのか確認しながらページを戻って読み返したり、頭の中で整理したりして読書というものを楽しめたと思う。 読み終え...続きを読むた時の余韻が強く残る。 どのキャラクターもその人となりが説明されているでもなく自然と頭に入ってきた。 やはり作者の文才なんだろうなと思う。 ストーリーは残酷でそれを好きと言ってしまうのが少し躊躇してしまうが、この作品は大きなエンターテイメントだ!と思えるほど満足して読み終えた。
救いが無いラストだったがまさに作者の持ち味で、筋道だった捜査とおどろおどろしい展開、過激な描写が作品の面白さを際立たせていた。
痴漢にあった少女が拉致され、強姦されたあげく惨殺されてしまう。次々と明るみに出る事件の裏には必ずある女の影があった。 6歳の息子を殺された刑事・浦杉が女の正体を追う。 犯人も残酷だし、後味も悪い。 主に子供や少女が酷い目に遭うので、苦手な人は覚悟して読んだ方がいいけど、サイコパスで胸糞悪いのが好きな...続きを読む人にはおすすめしたい。
嫌な気持ちになる小説を書いたら随一なんじゃないか。粘り気のある嫌悪感があるのに読み進める手が止まらなくなって読後感が独特な著者だと思う。 流石にここまで酷い現実は滅多にないと思いたい……けど実際ネットによってのさばる性犯罪者は増えたのだと思うし、読み終わって本の中から現実に戻ってきても絶望感が消えな...続きを読むい。
とても面白かったが、子供が酷い目にあうので苦手な人はやめた方がいい。おそらく参考にしている事件などがあると思うが、本当に酷い殺され方をする。 犯罪者心理や遺族の心の傷、犯罪捜査などが読みやすく淡々とした文章で書かれている。 終盤の緊張感はとてつもなく、夢中になって読みすすめ、残酷な結末に目に涙が滲ん...続きを読むだ。 性犯罪に対する怒り、犯罪を憎む気持ち、集団心理による責任感の欠如、など感じるところは多かった
目的がはっきりしているので、ストーリーの展開もわかりやすい物語です。 いわゆる 恐怖 痛い グロい が着目されがちですが、それだけではなく主人公の抱える内心の状況や環境が、表には出さない自分だけが抱えた箱の中身を表現しているようでした。 本当に言葉を交わして思ったことを伝え、話し合うべき対象は誰で、...続きを読む何を伝えなければならないのかは、それが出来ることができる時しかできない。 それが今まさに奪われるかもしれない状況。 これは本当に恐ろしいことだと感じました。
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