耳をふさいで夜を走る
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耳をふさいで夜を走る

712円 (税込)
498円 (税込) 5月9日まで

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不幸な女の子を殺した。殺すしかなかったのだ・・・。本格ミステリーの気鋭が挑む驚愕の連続殺人ストーリー。
並木直俊は決意した。三人の人間を殺す。完璧な準備を整え、自らには一切の嫌疑がかからないような計画で。標的は、仁美、麻理江、幸。いずれ劣らぬ若き美女たちである。倫理感?命の尊さ?違う、そんな問題ではない。「破滅」を避けるためには、彼女たちを殺すしかないのだ!!しかし、事態は思わぬ方向に転がりはじめる…。気鋭が挑む驚愕と緊迫の連続殺人ストーリー。

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耳をふさいで夜を走る のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年03月08日

    殺人者が主人公の物語
    殺人者の心理描写がすごかったです
    自分が犯人と疑われないようにそして
    証拠を残さないようにするためにどうすればいいか
    どのような手順で殺すかなど
    こんなに書き込まれたものを読むのは初めてかもしれません
    結末はなんとなく読めてしまっていたかもしれません
    がそれでも楽しめました

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    Posted by ブクログ 2014年10月27日

    社会のために彼女たちを殺すしかない。
    そう判断した主人公の長い夜が始まる。
    彼が彼女たち3人を殺そうとする理由とは?
    彼が恐れる彼女たちの『覚醒』とは?


    連続殺人ストーリー。

    明確な殺意はあっても、その背景が見えないまま進んでいき、謎を抱えたまま読み進めました。

    危険を冒しても殺人という手段...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月31日

    すごい話でした。
    何となく読んでいて嫌な気になる話ではあるのですが、導入部分から「おいおい、そう来たかと」掴みがすごくて、そのまま最後まで掴まれたまま。
    全くラストが予想できない展開です。
    すごいんですが。。。1つ穴があってそこだけが気になる。。。まあ、仕方ないか。。。

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    Posted by ブクログ 2016年01月24日

    主人公の男は三人の女をどうしても殺さなければならない。今すぐに、というわけではないので、そのための綿密な計画をたて、準備をしようとする。そこへ標的とはまた違う一人の女が来訪する。いつもと違う時間に訪ねてくる女、そして彼女がとった驚くべき行動…。
    冒頭からグッと引き込まれる。緻密でロジカルな石持浅海だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月20日

    いつもの石持さん作品とは若干テイストの違う感じでしたが、私は割と楽しんで読めました。
    ただ設定のフリは凄そうな感じでどうくるのか…と気になって読み進めたのですが、思ったよりは現実的で、SF的な設定がくると身構えてた時分からしたらちょっと肩透かし感が否めません。ラストの動機とかが「?」となりました。

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    Posted by ブクログ 2012年11月05日

    この作品、推理小説ではない。基本的には、犯人が連続殺人を実行する過程をトレースしつつ、その背景が徐々に明らかになっていくので、サスペンスのジャンル!?そもそもジャンルの定義を知らないが。。。
    なかなか面白かったし、読み始めると一気読みしてしまうが、推理要素はないので、過去の作者の作品とは若干毛色が違...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月07日

    変なスリルがあって、なかなかおもしろかった!
    めちゃくちゃやけどね。

    ドラゴンボールでかかってた「ノーテン、ピーカン、空は〜晴れて〜、いっぱい〜おっぱい〜ぼくッ元気〜」て歌を思い出した。
    それぐらいのめちゃくちゃ加減。

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    Posted by ブクログ 2012年04月20日

    ごく普通の感覚を持ったというよりも、むしろしっかりしていて優しい性格の主人公の男が、とある使命感のもとに次々と知人の女性を殺していく話。
    自分の行為を正当化し、悪意も狂気も認識していない主人公の視点から語られる物語は、読み進むにつれてだんだん怖くなっていきました。
    このまますんなり終わることはないだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月06日

    抜くときに ギャー というと聴いたことがある マンドレイク(アルラウネ)
    人を殺すことを冷静に表現するとこうなるのか……
    まるで 自分で刺しているみたい う う 気分が

    最後の殺人は…… あっ そこへ持って行くのね
    いろいろバリエーションを想像しながら読んでいたけど、はずれました~

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    Posted by ブクログ 2018年05月05日

    通算300冊目。
    お得意の思考、論理、葛藤を駆使して連続殺人を行う男の心理描写がしっかりされてあり、狂気に変わっていく様には引き込まれるものがあります。
    いつもの本格とは毛色の違う作品ですが、これはこれで好きです。

    0

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