TAS 特別師弟捜査員

TAS 特別師弟捜査員

小説・文芸
726円 (税込)

3pt

関節を有り得ない方向に曲げ、赤黒い血溜まりの中で死んでいたのは、学校一の美少女だった──。飛び降り自殺と噂する生徒。転落事故と主張する校長。騒ぎ立てるマスコミ。校内外が騒然とする中、クラスメイトの慎也は、ある引っ掛かりを覚えて事件性を疑う。そこに従兄で刑事の公彦も加わり、二人は潜入捜査を開始する。猛スピードの展開、予想だにしない結末。ノンストップ学園ミステリー。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    TAS 特別師弟捜査員
  • タイトルID
    :
    958981
  • ページ数
    :
    384ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年06月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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TAS 特別師弟捜査員 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    【人は、思ったより脆い】
    帰宅部の高校生・慎也は、学校一の美少女である楓から「放課後、予定を空けておいて」と告げられる。しかし昼休み過ぎ、校内で転落事故が発生。発見された遺体は、その楓だった。慎也は事故ではなく事件性を疑い、従兄で刑事の公彦と共に捜査へ協力していく――。

    高校生が主人公ということで最初はどうなるかと思いましたが、気づけば一気読みしていました。

    事件捜査のため、これまで全く興味のなかった演劇部へ入部。成り行きで脚本まで任され、文化祭へ向けて本気で演技指導を行い、仲間たちと舞台を作り上げていく展開は、単なる事件捜査だけでは終わらない青春群像劇としての魅力があります。

    本作で特に印象的だったのは、多感な高校生たちの感情描写。妙に共感できる部分が多かったのは、自分にも確かに「あの頃」があったからかもしれません。
    身近な場所で突然「死」が現実になる恐怖。遠慮のない報道陣。事件の隠蔽に動こうとする学校や理事会。そんな大人たちへの怒りや、どうにも割り切れない感情の描写は、読んでいて時折居た堪れなくなりました。

    一方で、教育実習生として学校へ潜入している刑事・公彦もかなり良いキャラクター。中山七里作品では年下扱いされることも多い人物ですが、今回は頼れる年上ポジションとして活躍しており、シリーズ読者として少し嬉しくなります。

    正直、事件そのものはかなり残酷です。しかし本作は、演劇部での活動や仲間たちとの交流など、青春小説としての空気感が全体を包み込んでいるため、不思議と重くなり過ぎない。それでいて、高校生たちの「人の脆さ」や未熟さ、大人社会への怒りや戸惑いも丁寧に描かれており、青春ミステリーとして非常に読み応えのある作品でした。

    0
    2026年05月18日

    Posted by ブクログ

    学園一のアイドルの飛び降り自殺。
    騒然とする生徒や学校側に、マスコミも加わり謎は深まるばかり。
    クラスメイトの慎也は、従兄で刑事の公彦と潜入捜査を行う。
    そこから現れたのは驚愕の真実であった。
    ノンストップ学園ミステリー。
    最後のどんでん返しは、さすが中山七里さんです。

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    2日で読み終わった!主人公が部活にハマっていく過程も推理パートも結構好き。ただラストはすごい後味悪くて読み終わったあとにモヤモヤしてた。後味悪いの好きな人と学園モノを楽しめる推理小説好きにはオススメ。

    0
    2024年04月10日

    Posted by ブクログ

    一気読み。
    学校一の美少女に「放課後時間ある?」と言われてドキドキの主人公。ところが当の美少女は転落死。
    演劇部の花形だった美少女の周辺を知りたいから、演劇部に入部したところ、意外な才能が開花!
    夢中になって活動し始めたところで、演劇部の後輩がまた亡くなってしまう。
    学校側のことなかれ主義や隠蔽体質もチラチラ見えて、社会は汚いなあと思わされる。一方で演劇部のみんなの団結や葛藤の中で過ごす夏休み、キラキラの青春群像が、なんとも眩しい。
    みんなで作り上げた舞台のあと、浴びる拍手喝采のカタルシス。
    そして、意外な犯人と、辛い別離が、ほろ苦い。

    0
    2022年08月25日

    Posted by ブクログ

    本当に、中山七里は七人いるのでは(^ ^;
    信じられない多作であるのはもちろん、
    書くものによって文の「色」が全然違う。

    それでいて、圧倒的なリーダビリティと
    期待を裏切らない「どんでん返し」は
    全ての作品に共通している。

    普通の人間にできるワザではない(^ ^;

    さて、本書は、とある高校が舞台。
    赤川次郎か!? と思わせるほどの
    ショッキングな幕開けで(^ ^;

    演劇部の活動がかなり詳しく描写されるので、
    似鳥鶏氏の「市立高校シリーズ」も彷彿とさせる。

    おそらく若い読者向けに書かれたのであろう、
    ディテールのリアリティよりも
    エンタメ性を重視しているように見える。

    現役の刑事が高校に「教育実習生」として
    潜入して操作するなど、かなり荒唐無稽。
    これは弓月光氏の「ボクの初体験」か...って、
    今時の若者は知らんだろうなぁ...(^ ^;

    なかなかな鬱展開もありつつも、
    一気読み必至の佳作(^ ^

    0
    2021年09月14日

    Posted by ブクログ

     読後まず思ったのは、タイトルとジャケットで損してる。中山七里相変わらず上手い。

     様々な演劇ネタが楽しめるプロの仕事。この方のピークはまだまだ先みたい。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    今回の舞台は学園。
    狭い世界ながらも奥深いミステリーが展開される。
    そして最後は、そうきましたか、というクロージングで、やっぱり期待を裏切らない作品です。

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    学園ものミステリー!

    学校一番の美人で、勉強も出来て、演劇部のエース!
    そんな娘が飛び降り?自殺?それとも?
    更にもう1人演劇部の生徒が〜!

    私の中学高校の頃、思い出すと1つ上の学年に、そんな子おった!
    美術部の部長で、剣道もしてて、めっちゃ可愛い子!
    迷わず美術部へ!
    絵とか描いたことないのに…
    まぁ、私の場合、この作品の主人公のように、急に演劇部に入って才能を開かせるとかないけど…( ; ; )
    ええ思い出や〜(^◇^;)

    主人公と従兄弟のお兄ちゃんが刑事さんで、その師弟コンビで、事件の真相を暴く〜!
    事件もそうやけど、演劇部が文化祭に向かって、夏休みそっのけで、練習に明け暮れるのが、青春してるなぁ〜
    文化祭の演劇が終わると共に、暴かれる真実…
    大どんでん返しとはいえ、ツラい〜!
    しばらくは、立ち直れんな、主人公の慎也くん。





    うちの高校も3年の時は、演劇するっていう伝統があってやったわ。何か、登場人物が、桃太郎、金太郎、浦島太郎という豪華キャストで!(ただのドタバタ劇)

    私は、何したかって?
    豪華キャストではなく、桃太郎のおばあちゃんでした〜( ; ; )
    開始と共に、幕が上がる!
    そこで川で洗濯してるという… ⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄テレテレ

    まぁ、これ推薦したヤツ、亀役にしたったわ!
    (おばあちゃんの推薦がバカウケで、やらざるを得ん状況やったんで、お返し推薦で亀役、コレもバカウケ!ヤツも諦めよった〜)
    顔から、首まで、緑のドーラン塗って、しばらく取れんかったそうな(^_^)v

    何か感想より、思い出話が多過ぎ(~_~;)

    0
    2024年06月13日

    Posted by ブクログ

    演劇部の青春×校内殺人事件
    刑事の従兄×主人公


    演劇部の比重が思ったより大きくて
    なかなか読み進められなかったのだけれど、
    ラストに行くにつれ必要な『青春』だったんだなぁと。

    ミステリー、事件、動機、トリックに比重置きたい人は少しモヤッとするかもしれない。

    0
    2022年07月16日

    Posted by ブクログ

    学園ミステリーとしてストーリーが良くできているだけでなく、公彦の授業内容とか、あまりに有名な伝記を現代風にアレンジしたオリジナル脚本など、本筋には関係ない部分まで丁寧に書かれているのが良い。
    事件の真相は慎也くんにとってあまりに苦いものであり、せっかく頑張った彼にここまで背負わせるのは酷な気がするし、殺人の動機が弱すぎるけれど、それを補う魅力がありました。

    0
    2022年05月02日

TAS 特別師弟捜査員 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    TAS 特別師弟捜査員
  • タイトルID
    :
    958981
  • ページ数
    :
    384ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年06月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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