ヒトラーの正体(小学館新書)

ヒトラーの正体(小学館新書)

924円 (税込)

4pt

ヒトラーはいまも生きている!

アドルフ・ヒトラー。20世紀最恐と言っていい暴君ですが、一方で彼が当時最も民主的な国家といわれた「ワイマール共和国」から生まれた事実を忘れてはいけません。

なぜ人びとは、この男を支持したのか。
悲劇は、止めることができなかったのか。

戦争中、ナチスに処刑されたユダヤ人はおよそ570万人と推計されています。現代に生きる我々は、ホロコースト(大量虐殺)を知っており、どんなことがあってもこの男を許してはならない。ただ、歴史には必ず教訓がある。その汚点から眼を背けているばかりでは、現代のポピュリズムや排外主義を正しく恐れることができません。

ヒトラーについて書かれた本は無数にあります。いまも世界中で専門的な研究が進められている。しかし、難しい専門書を読みこなすのには手間も時間もかかります。ヒトラーについて手軽に読める入門書のような本があれば便利だ。そんな考えのもと、筆者が構想したのが本書です。

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ヒトラーの正体(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    極端な主張が人気を博すのはなぜか?
    がわかる本です。

    前半
    第一章「少年ヒトラー」から
    第四章「第二次世界大戦」までが
    ヒトラーとドイツの経済、政治史です。

    後半
    第五章「反ユダヤ主義とは何か」から
    第七章「ヒトラーに従った大衆」までが、
    その後の研究者の成果と著者の解説です。

    前半では
    よく

    0
    2019年09月16日

    Posted by ブクログ

    世界史に疎いので戦争の流れとか地名の話が分かりにくかったが、ヒトラーの思想及びそれが受け入れられた理由がとても分かり易く説明されていた。
    また第2、第3のヒトラーが現れるのは必定だと思う。

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    他の方も書かれているように、とても読みやすく、学校で習った程度の自分でもイメージがしやすい、まさにヒトラーについての入門書

    自分を含めて大衆とは、自分の抱えている不平や不満、そして不安を誰か"目に見える敵"のせいにしたがる生き物であり、それをうまく使いこなせた人物であることが分

    0
    2023年05月03日

    Posted by ブクログ

    結構面白かった!

    あくまでも民主的で合法的に独裁体制を築いたヒトラー
    そこには、大衆へのプロパガンダも、それから自国を優先する英仏の都合もものすごく影響してたんだな..

    後半の「大衆の心理」についてもっと深く知りたい

    0
    2020年10月14日

    Posted by ブクログ

    ちらほらと、ナチ台頭の頃と現在のポピュリズムとの類似性を指摘し、ポピュリズムの代表としてトランプを挙げて警句的なことを書いているのが鬱陶しいが、内容的にはこのコンパクトな中でヒトラーとナチスドイツについて分かりやすく(読みやすく)よくまとめられていると思う。

    0
    2020年08月12日

    Posted by ブクログ

    200620ヒトラーの正体 舛添要一SSS
    1.第一次世界大戦の講和ベルサイユ条約がドイツに過酷
    極右・極左のナチス党と共産党を拡大 最終的に、ナチス党が共産党を追い落とし、独裁体制を作った
    ヒトラーは真っ当な政治家 勉強し、合法のステップで国家権力を手に入れた
    1929年世界恐慌までは米国資本が投

    0
    2020年07月24日

    Posted by ブクログ

    『帰ってきたヒトラー』を鑑賞した結果、「どうしてヒトラーは大衆に選ばれたのか?」という疑問が浮かんだため、購入。悪いイメージしかないヒトラーの真実を知りたいと思って。

    ヒトラーは先を読み取る力と掌握力が半端ではなかったことが分かった。ヒトラーが危険な存在だと分かっていながら、イギリスもフランスも手

    0
    2020年05月08日

    Posted by ブクログ

    フロムの「自由からの逃走」の解説において、ヒトラーに従う大衆の心理を個人旅行より団体旅行を選ぶ消費者の心理に例えているのが秀逸。「帰ってきたヒトラー」を観た直後だっただけに尚更、現代社会は真の意味でこのようなデマゴーグの出現を克服しているのか、考えさせられた。

    0
    2020年04月12日

    Posted by ブクログ

    去年の夏に発行されたばかりの本。私は世界史に疎くてカタカナ語アレルギーだけど、新書だしわりと読みやすかった。歴史を学ぶ意義を改めて感じた。


    ヒトラーが『ぶっとんでる極悪人』で、
    ホロコーストが、ヒトラーという1人の男が勝手にやったことであったなら、それはまだ幸せな方なのかもしれない。
    ヒトラーみ

    0
    2020年01月28日

    Posted by ブクログ

    舛添さんは都知事以前に学者だったが、ヒトラーをテーマにヨーロッパ留学をしていたとは知らなかった。さんざん書かれてきたテーマなので、他の本でも書かれていることのほか、今のポピュリズムや選挙制度、連立政権など分析していて読みやすい。タイトルも今さら「ヒトラーの正体」ではなく現代に繋がるキャッチーなものに

    0
    2019年11月10日

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