中央公論新社の検索結果

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  • 読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する
    4.2
    あふれる情報の中で時間に追われ、なおかつプレゼン能力が重視される昨今、読むという行為が疎かになっていないだろうか。本来、書き手の意図を正しく汲み取れて、初めて議論や思索は成り立つのに。本書は解釈学、構造主義、ナラトロジーなど、西欧で発展した読む技法を紹介。詩、小説から評論、法律まで多様なテクストを例示し、技法を応用して読み解く。より深い読解力を身につけたい読者のための、実践的な入門書。 はじめに 「読めたつもり」の危うさ 序 章 「読解力の教室」開講の目的と意義 読解力とは何か/さまざまなレベルの暗黙知/暗黙知を自覚する/前提としての文化的コンテクスト/日本語と「論理」/西洋で発展した読む技法/速読・多読は役に立つのか/文学はむしろ実用的 第一講 自己解体としての読書 〈地平の融合〉-- 村上陽一郎「自己の解体と変革」を読む 「読む」意義はどのように変容してきたか/地平の融合/評論の基本構造/結論を先に押さえる/村上陽一郎「自己の解体と変革」を読む/文章から骨組みを抜き出す/「喜ばしき学問」とは/まとめと発展 第二講 論理は書き手の意図を探るために 〈法的解釈〉-- 日本国憲法を読む 法解釈の理論はなぜ役立つのか/法令用語ならではの特徴/法令の「及び」「並びに」「かつ」はどう違うのか/法体系の構造化/文理解釈と論理解釈/論理解釈の種類/同性婚に関する法廷の憲法解釈/まとめと発展 第三講 読みの可能性を広げる〈精読・注釈〉--岡倉天心『茶の本』を読む 「馬鹿」は罵倒のことばなのか/注釈をつけながら読む/1 文彩(レトリック)/2 アイロニー/3 引用/4 時代状況/5 土地の刻印/まとめと発展 第四講 同じテーマや同じ書き手を比較する〈テクストの横断〉-- 佐藤春夫「愚者の死」と与謝野鉄幹「誠之助の死」を読む テクスト論の現在/同じテーマをめぐるテクスト1 「愚者の死」/同じテーマをめぐるテクスト2「誠之助の死」/伝記的読解/書き手の意図に辿りつくために/同じ書き手によるテクスト1「レーダーホーゼン」/同じ書き手によるテクスト2「風の歌を聴け」/まとめと発展 第五講 作者や歴史を超える思想〈構造主義〉--芥川龍之介「蜜柑」と梶井基次郎「檸檬」を読む ソシュールの一般言語学/構造主義と文学/小説の構造=筋/共通構造を抽出する/「構造」の意義/色彩の物語としての「蜜柑」/「蜜柑」に秘められた複雑な構造/「檸檬」の文学性/まとめと発展 第六講 語っている/聴いているのは誰?〈ナラトロジー〉--芥川龍之介「藪の中」を読む ナラトロジーとは何か/1 時間/2 叙法/3 態/オースティンの言語行為論/芥川最大の「問題」作/比較断章法 藪の中の論点整理/解消されない齟齬/ナラトロジー 藪の中へ/「藪の中」のリアリズム/傍証としての言語行為論/傍証としての伝記的読解/まとめと発展 第七講 味読のための堂々めぐり〈解釈学的循環〉--神吉拓郎「ブラックバス」を読む 「循環」と呼ばれる理由/なぜ繰り返し読む必要があるのか/深く読むために通る道/神吉拓郎「ブラックバス」を読む/「ブラックバス」のミステリ構造/タイトルの意味/まとめと発展 最終講 声なき声に耳を澄ます--宇野邦一『反歴史論』を読む 難解なテクストに挑戦する/中島敦「文字禍」の注釈/問題を正確に捉える/主張を先取りする/歴史と歴史学/歴史と記憶/闘争の場としての歴史学/歴史と自由/ナポレオンをめぐって/歴史の喜びと苦しみと重さと/まとめと発展 おわり
  • サワコと比呂美 女じまい
    NEW
    -
    「ブラジャー卒業」「さらば、つけま」「偲ぶ会にピンク着て」「親の骨はコーヒーミルで……」 大まじめに非常識、70'sふたりの女がたりの結論は「歳をとるって面白い!」。  親・夫・親友―― 大切な人との別れは、こうして生きる力になった。
  • 王女グリンダ 上
    4.0
    全18巻をもって完結した〈デルフィニア戦記〉には、幻のプレ・ストーリーが存在する……。一部のファンに囁かれ続けた『デルフィニアの姫将軍』を収録。

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  • クラッシュ・ブレイズ8 ミラージュの罠
    3.8
    「きみはいったい何なんだ?」惑星ツァイスから来た短期留学生ダグラスは、リィに、何度もその問いを繰り返すことになる。故国の特殊部隊に命を狙われ、追い回されながらも――。

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  • 残像に口紅を
    3.3
    「あ」が消えると、「愛」も「あなた」もなくなった。ひとつ、またひとつと言葉が失われてゆく世界で、執筆し、飲食し、交情する小説家。筒井康隆、究極の実験的長篇。
  • デンジャラス
    4.0
    美しい妻は絶対的な存在。楚々とした義妹は代表作の原点。そして義息の若い嫁は、新たな刺激を与えてくれる……。大作家をとりまく魅惑的な三人の女たち。嫉妬と葛藤が渦巻くなか、翻弄される男の目に映っているものは――。文豪「谷崎潤一郎」を題材に、桐野夏生が織りなす物語世界から炙り出される人間たちの「業」と「欲」。<解説>千葉俊二
  • 新・帝国主義の時代 右巻 日本の針路篇
    4.0
    国際社会は弱肉強食の「新・帝国主義」の時代に入った――。右巻では、大震災で弱体化した日本に中露韓など各国が牙をむく情勢下、日本人と日本国家が生き残るための戦略を示す。
  • 新・帝国主義の時代 左巻 情勢分析篇
    4.5
    国際社会は弱肉強食の「新・帝国主義」の時代に入った――。左巻では、自国の利益極大化をはかる米中露など各国の動きを分析し、日本人と日本国家が生き残るための戦略を示す。
  • あなたの人生を導く 美輪ことば
    4.3
    「微笑みは開運の鍵」 「ルンルンルン」 「自分にも感謝を与えてください」 「地獄、極楽は胸三寸にあり」 美輪明宏さんが89年の人生をかけて大切にしてきた言葉が満載! ~~~自筆の「書」とともに綴る愛のエッセイ!~~              ♦微笑みは開運の鍵 ♦思いやり ♦地獄、極楽は胸先寸にあり ♦ゆうもあ ♦豪放磊落 ♦ルンルンルン ♦柳に風 ♦ごきげんよう ♦美しい言葉 ♦冷静沈着、頭は冷静に心はあたたかく ♦感謝を自分にも与えましょう・・・ほか
  • パリの本屋さん
    3.3
    1巻3,520円 (税込)
    パリ、パリ、パリ! 鹿島茂が縦横無尽にパリを歩き、書き、語ってきた文章の傑作選に、知的興奮が止まらない! 一癖も二癖もある古書店、文化の中心を担ってきたカフェ、邸宅美術館とルーブル美術館それぞれの楽しみ方(悔しがり方!)、美しくも醜くもあるパリの歴史散策…… 博覧強記にして達意の文章家たる著者が、四半世紀にわたって書いてきたパリにまつわる60編余の文章を編み直した、絢爛豪華たるエッセイ集。
  • もうじきたべられるぼく
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 号泣必至。 ぼくはお母さんと会えるのか―― TikTokの読み聞かせ動画が 300万回再生された泣ける話、待望の書籍化。 「たべられること」を受け入れたぼくが、 さいごにしたかったこととは。 食育にもおすすめの1冊です。
  • 地域と人口減少の経済学 スマート・シュリンクという選択肢
    NEW
    5.0
    「人口1億人目標」「東京一極集中の是正」「コロナショックで人の流れは変わった」――人口減少と地域問題にはびこる通説・俗説や、問題含みの地方創生政策を著名エコノミストが覆す。人口が減ってもウェルビーイングを損なわないための処方箋として、スマート・シュリンク(賢く縮む戦略)を提唱。行動経済学やマーケットデザイン等の理論、豊富な経年データにもとづき、多くの地域で応用できる「共有型」モデルを打ち出す。 はじめに 人口・地域問題を経済学で解決する 第1章 人口変化の姿とコロナショック 1日本の人口構造の変化 「確かな未来」の「確かな変化」の「確かな課題」/日本全体の人口構造の変化/外国人の流入をどう考えるか 2人口オーナスがもたらす諸課題 人口オーナスとは何か/ますます高まる度合い/人手不足、社会保障などの諸課題 3コロナで厳しさを増す人口の姿 コロナショック後の人口動態/衰える結婚・出産意欲、低下する希望出生率 第2章 地域から見た人口構造の変化 1地域間の人口移動を考える 社会増減の重要性/地域間人口移動の姿 2地域の人口展望 将来人口の姿/前回の人口推計との比較/「率」で見た高齢化、「数」で見た高齢化/老いる都市の課題 3二つの悪循環 人口オーナスによる悪循環/人口規模を介した悪循環 第3章 地方創生政策の検証   1戦後の地域政策の流れと地方創生 全国総合開発計画の歩みと変質/薄れる国土計画への関心/難しかった東京一極集中是正/小泉構造改革は何を目指していたのか/消滅自治体論の登場/消滅自治体論の四つの問題点 2人口1億人目標について考える 地方創生と人口1億人目標/人口1億人とはどういうことか/人口1億人目標に意味はあるのか/2・07の達成は不可能 3「地方創生1・0」の批判的検討 地方創生の手順/少子化対策と地方創生のデカップリング 第4章 東京一極集中は是正すべきか 1一極集中という診断は正しいか 多層的集中という診断/「足による投票」という考え方/人はなぜ集まるのか/政策目標としての東京一極集中是正 2一極集中の是正は少子化対策になるのか 東京一極集中と少子化対策/東京都の出生率は見かけほど低くない /注目すべき東京のマッチング機能/簡単な数量的チェック 3コロナ危機は変化をもたらしたのか 流出超に転じた東京都の人口/東京圏外への人口移動につながる3ステップ/コロナショックとテレワークの普及/対面型への回帰/もう一度東京一極集中是正を考える 第5章 地域政策のイノベーション 1求められる地域政策とは 国主導型からの脱却/「規範型」から「共感型」のプロセスへ/分散から集中へ/ソーシャル・キャピタルで伸びる地域を伸ばす/逆方向だった地域政策 2共有型の地域活性化方策 地域政策の二つのタイプ/劇場型と共有型の四つの違い/経済学から生まれた共有型の政策/行動経済学が実証したバイアス/ナッジという智恵/フューチャー・デザインと住民参加/岩手県矢巾町の例/マーケットデザイン 3スマート・シュリンクの時代へ スマート・シュリンクの考え方/人口が減っても経済が縮むとは限らない/人口減少と地域経済 4スマート・シュリンクの実践 岡山県美咲町の例/政府が進める地域のスマート・シュリンク/自由な人の移動を通じて/自由な人の移動は、地域問題の解決に資する/地方部のアンコンシャス・バイアス
  • 友達じゃないかもしれない
    4.3
    「私を認めてくれるのは、私が女だからなんじゃないの」 「すべての人間関係がロールプレイングゲームになる」 ジェンダーへの違和感、野蛮な家族、仕事のつまづき、美醜の悩み…… でこぼこな現代を生きぬくふたりの不器用人間が、価値観のズレも問いも徹底的に議論する! 自我が怪物並みの歌人・上坂vs.AIのような兼業文筆家・ひらりさ、 極端なふたりの失敗と諦めに、気づけば励まされる火の玉往復書簡。
  • 新装版 寂聴 般若心経 生きるとは
    4.0
    「色即是空」,誰もが一度は耳にし口にしたことのある「般若心経」の全てを,寂聴師が分かりやすくかみくだいて説き明し,この世を生きる私たちの心の拠り所をやさしく語りかける。ロングセラーの新装版
  • 「スカイ・クロラ」シリーズ 全6巻合本版
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※中公文庫「新装版 スカイ・クロラ」シリーズ全六巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 最終作まで思いどおりに展開できた作品で、これ以上のものを書くのは、今後は難しいかもしれません。 ――森博嗣(巻末インタビューより) 大人になれない僕たちは、戦闘機に乗り戦うことしかできないのだ――永遠の生命を持つ子供たち「キルドレ」が戦争を請負う社会。指令を受け空へ出勤し、夜は同僚たちと歓楽街へ出かける。そんな彼らにとって生死とは、そして自我とは。戦闘機を駆る子供と地上で暮らす大人たちの物語。著者最高傑作シリーズ! 収録作品 ナ・バ・テア None But Air  〈解説〉吉本ばなな ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven  〈解説〉室屋義秀 フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life  〈解説〉荻原規子 クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky  〈解説〉押井守 スカイ・クロラ The Sky Crawlers  〈解説〉鶴田謙二 スカイ・イクリプス Sky Eclipse(短編集)  ジャイロスコープ Gyroscope  ナイン・ライブス Nine Lives  ワニング・ムーン Waning Moon  スピッツ・ファイア Spit Fire  ハート・ドレイン Heart Drain  アース・ボーン Earth Born  ドール・グローリィ Doll of Glory  スカイ・アッシュ Ash on the Sky  〈解説〉杉江松恋 巻末インタビュー(聞き手:清涼院流水) 『ナ・バ・テア』について 『ダウン・ツ・ヘヴン』について 『フラッタ・リンツ・ライフ』について 『クレィドゥ・ザ・スカイ』について 『スカイ・クロラ』について 『スカイ・イクリプス』について
  • クラッシュ・ブレイズ11 マルグリートの輪舞曲
    4.0
    フットボール部のキアランがデートに誘った金髪美女は? ジンジャーが芝居に誘った「友人」とは? ジャスミンがあっさり誘拐された? ストーリーが絡み合う三話構成で送る中篇集。

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  • 知って得する、すごい法則77
    3.6
    仕事は単純化すればするほどはかどる──「メイヤーの法則」 利害関係がない第三者の情報に信憑性あり──「ウィンザー効果」 他人から褒められた方が心に響く──「アロンソンの不貞の法則」 人はピークと最後の印象で判断する──「ピーク・エンドの法則」 禁止されるほどやってみたくなる──「カリギュラ効果」…… 世の中に溢れる「〇〇の法則(効果)」には必ず真理が潜んでいる。 出世、組織マネジメント、人間関係、教育、セカンドキャリアなど、 人生の局面ごとに使える、役立つ77の「すごい法則」。
  • スカーレット・ウィザード外伝 天使が降りた夜
    4.2
    本来ならば巡ってくるはずのない誕生日を迎え、ジャスミンは死を前にして何を思ったのだろうか? 本編では語られることのなかった空白の4年間、そしてその後を描いた外伝登場。

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  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶
    4.3
    1~4巻2,035~2,200円 (税込)
    この作品がなければ『レーエンデ国物語』は書けなかった(多崎礼) 輝晶が語り出すのは、光神王の圧政に夜明けを夢見た人たちの物語――ささやかな幸せを願いながらも、死影に憑かれた領主の妻が、宮殿から逃げ出してきた王子に托した夢(「翠輝晶」)。望むものすべてを手に入れてきた騎士団副団長・アーディンの唯一叶わなかった夢(「蒼輝晶」)。中公文庫『夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶 1』を改題し、書き下ろし番外短篇「輝晶の欠片1 永遠の誓い」を収録。
  • うぽっぽ同心終活指南(一)
    4.3
    臨時廻り同心の長尾勘兵衛は、還暦の今も江戸市中を歩きまわっていた。同年配の同心たちはほとんど隠居したが“うぽっぽ”は変わらない。勘兵衛は、十数年前に島送りとなった男の帰りを娘に伝えるか逡巡していた。そのとき偶さか居合わせた若い侍から身の潔白を訴えられて……。傑作捕物帳シリーズ新章、待望の書き下ろし。〈解説〉細谷正充
  • 虎口の海 上 ソロモン1942
    -
    舵を損傷した大和は僚艦に曳航され帰還を目指した。だが猛将ハルゼーは執拗な空襲で大和を足止めし、最新鋭戦艦を投入。日本海軍の象徴たる巨艦を巡る総力戦の帰趨は!? 迫真の海戦巨篇!!

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  • 続・日本軍兵士―帝国陸海軍の現実
    4.4
    先の大戦で230万人の軍人・軍属を喪った日本。死者の6割は戦闘ではなく戦病死による。  この大量死の背景には、無理ある軍拡、「正面装備」以外の軽視、下位兵士に犠牲を強いる構造、兵士の生活・衣食住の無視があった。  進まない機械化、パン食をめぐる精神論、先進的と言われた海軍の住環境無視……日中戦争の拡大とともに限界が露呈していく。  本書は帝国陸海軍の歴史を追い、兵士たちの体験を通し日本軍の本質を描く。
  • 決定版 HONZが選んだノンフィクション
    4.2
    【HONZ10周年、厳選の100冊!】 2021年7月で開設10周年を迎えるノンフィクションの書評サイト「HONZ」。 サイエンス、医学・心理学、生物・自然、教養・雑学、アート・スポーツ、社会、事件・事故、民俗・風俗、歴史、ビジネス……。 さまざまなジャンルの中から、選りすぐりの100冊をレビューとともに紹介!
  • 小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義
    4.4
    読書に正解はないかもしれないが、小説世界を味わうコツは存在する。本書は、19世紀英国の地方都市を舞台としたジョージ・エリオットの傑作長編『ミドルマーチ』を実例に、「小説技法篇」で作家の用いるテクニックを解説。続く「小説読解篇」では、歴史や宗教、科学、芸術などの〈教養〉を深める11の着眼点で、小説の愉しみ方を伝授する。知性と感性を研ぎ澄まし、文学の奥深くに潜むものを読み取るために。
  • 道誉なり(上) 新装版
    4.0
    毀すこと、それがばさら――。六波羅探題を攻め滅ぼした足利高氏(のち尊氏)と、政を自らつかさどらんとする後醍醐帝との暗闘が風雲急を告げる中、「ばさら大名」佐々木道誉には、毀したいものがあった。数々の狼藉を働きつつ、時代を、そして尊氏の心中を読む道誉。帝が二人立つ混迷の世で、尊氏の天下獲りを支えながらも、決して同心を口にしようとはしなかったが……。 【目次】 第一章 激流 第二章 京より遠く 第三章 いかなる旗のもとに 第四章 征夷大将軍 第五章 猿の皮
  • 任侠梵鐘
    3.9
    1巻1,925円 (税込)
    義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本の元には、一風変わった経営再建の話が持ち込まれる。 今度は神社と寺!?  除夜の鐘にクレームをつけられた住職は「この国は滅びるぞ」と怒り心頭で、阿岐本組も警察に通報されたり、追放運動をされたり大ピンチ!  大人気「任侠」シリーズ第7弾。
  • 花咲舞が黙ってない
    4.3
    その日、東京第一銀行に激震が走った。 頭取から発表されたライバル行との合併。 生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。 隠蔽工作、行内政治、妖怪重役……このままでは我が行はダメになる! 花咲舞の正義が自行の闇に切り込む痛快連作短篇 ****** 2024年4月 今田美桜さん主演でドラマ化されました!
  • 死ぬ瞬間 死とその過程について
    4.0
    人は死を前に、何を見、何を思い、何を考えるのか? 死は誰にも平等に訪れるものです。 それゆえ、古来、人は死を恐れ、「死を思う」ことで自らの存在を見つめてきました。 現代においても未知の感染症の拡大で、死の恐怖を身近に感じる事態が起こります。 本書は半世紀以上前に、死を迎えつつある人の心の動きを、二百人におよぶ患者の聞き取りで解明しようとしたものです。 自分や周囲の人の死をどう受け容れるか。 死について考えるとき、道しるべとなる一冊です。
  • おひとりシニア、1年生
    3.0
    今のうちに備えつつ、今を楽しむ! 賢く、無理なく、持続可能な「おひとりシニア」生活を考える。 日経新聞の人気エッセイ連載「人生後半、はじめまして」を収録。 ◆目次(一部) 視力がどんどん悪くなる たいへん! 髪の現実 顔のリアルもすごかった 基礎トレがだいじ 動けるうちに 「ここぞのとき」は今である 非常用持ち出し袋 電話はほぼ詐欺 家事という労働 趣味でも実は疲れている 風邪を引いてわかったこと 五年ぶりの加圧 ゆらゆらスクワット 小さな旅にときめいて 恐る恐るeチケット ひとりごはんに向く店は 重いけど防災ポーチ ワークライフバランスを考える A4トートにお別れ セミリタイアという始め方 シニアでデビュー 老後には早すぎる AIと私の明日
  • 昭和天皇 増補版 「理性の君主」の孤独
    5.0
    新時代の風を一身に浴び、民主的な立憲君主になろうとした昭和天皇。 しかし、時代はそれを許さなかった――。 本書は今まであまりふれられることのなかった青年期に至るまでの教育課程に着目し、政治的にどのような思想信念をもっていたかを実証的に探る。 そしてそれは天皇の実際の振る舞いや政治的判断にいかなる影響を与えたのか――。 旧版刊行後の約15年で、新たに発見・公開された重要史料や史実を増補。 はじめに 昭和天皇の実像とは  あくまで実証的に  思想形成過程に注目 第一章 思想形成 一 東宮御学問所 生い立ち  東宮御学問所に進学  杉浦重剛の倫理学杉浦の天皇観・国家観  白鳥庫吉の歴史  清水澄の法制経済 二 訪欧旅行 発端  宮中の職制と元老  外遊の成功 三 摂政就任「君臨すれども統治せず」  神格化を否定  皇室改革に意欲  研修活動  立作太郎の外交史  清水澄の憲法進講  明治天皇について学ぶ  生物学を趣味とする  アイドルとなる  牧野伸顕の内大臣就任  政治思想の確立 第二章 天皇となる 一 田中内閣への不信 施政方針を明示  直訴頻発の意味  当時の日課  田中義一首相への不信  優諚問題  中国の主権を尊重  即位大礼  剛毅な昭和天皇像の誕生 二 首相𠮟責事件張作霖爆殺事件  つのる田中首相への不信感  昭和天皇の政党政治観  張作霖事件の進展  𠮟責を決意ついに田中を𠮟責  昭和天皇の発言  田中𠮟責の意味  道徳的な政党政治を追求 三 ロンドン海軍軍縮条約問題 浜口を激励  反撥する軍令部  鈴木侍従長の対応 統帥権干犯問題  加藤軍令部長の辞意  右翼の宮中 側近攻撃  徳治主義の発露  クーデター未遂 第三章 理想の挫折 一 満洲事変 不拡大方針の挫折  最善を尽くしたか  揺らぐ昭和天皇の権威  連盟との対立を心配  犬養内閣の成立桜田門事件  「日支親善は出来得るや」  心労たまる昭和天皇 二 五・一五事件 政党政治を見放す  秩父宮との対立  連盟脱退へ 本庄侍従武官長の登場  なお協調外交を追求  軍の政治化に批判的 満洲問題   三 天皇機関説事件と二・二六事件 天皇機関説事件  在郷軍人会パンフレットを批判  孤立した昭和天皇  対中融和を追求  牧野内大臣の引退  二・二六事件勃発  即時鎮圧を決意  陸軍 への怒り  本庄武官長辞職  近衛首相に期待 第四章 苦悩の「聖断」 一 日中戦争 盧溝橋事件の勃発  対応の誤り  やつれる昭和天皇張鼓峰事件で陸軍と対立  長期化する日中戦争 二 防共協定強化問題 念書を書かせる  ノモンハン事件と天津租界封鎖問題板垣陸相に激怒  陸相人事に注文  首相の人選を主導  ドイツの快進撃に幻惑される  第二次近衛内閣の成立  三国同盟を容認 三 太平洋戦争開戦 日米交渉に期待  武力行使を強く否定  御前会議で異例の発言  開戦を決断  早期終結を指示  戦況の悪化を懸念  支持を失う東条首相 四 終戦の「聖断」一撃講和論をとる  早期講和論に転換  ポツダム宣言  一回目の「聖断」  昭和天皇の決断  二度目の「聖断」  「聖断」の意図 第五章 戦 後 一 退位問題 東条に責任を転嫁したか  マッカーサーに責任を認める  免責への動き  世論の動向  「人間宣言」  新憲法の制定  『独白録』の意味  退位論  退位せず  改憲再軍備と政治関与  留位の副産物  戦後巡幸  皇居再建の道のり 二 講和問題と内奏 新憲法下の天皇  一九四七年九月の発言  講和問題との関わり  戦後の内奏  内奏継続の意味 三 「拝聴録」への道 後半生の主題は戦争責任  世論調査に見る昭和天皇 二度目の訪欧  沖縄への関心  訪米  中国への謝罪  植民地支配への反省  「拝聴録」作成へ  厭世的になる  崩御 おわりに 理想実現に尽力  旧憲法と国民に裏切られる  君主としての責任を自覚 戦争責任と向き合う    昭和天皇についての研究史 参考文献目録 あとがき 人名索引
  • チャンバラ
    NEW
    4.0
    第18回中央公論文芸賞受賞作 「息もつかせぬ面白さ」 林真理子(選評より) 軍事的天才を描いた『ナポレオン』で司馬遼太郎賞を受賞した著者が、生涯無敗の剣豪・宮本武蔵の「闘い」に焦点を当てた傑作活劇小説 有馬喜兵衛、吉岡一門、宍戸某、そして佐々木小次郎。さらには――。 最後の難敵との死闘を終えた宮本武蔵は吐き捨てた。今日まで剣に生きてきて、兵法というほどのものではないな。ただのチャンバラにすぎん……。 二刀流の剣聖が、激闘の果てに辿り着いた境地とは? 直木賞作家の手で鮮やかに蘇る、数多の名勝負!   【目次】  (序) 一、新免無二と吉岡憲法 二、宮本武蔵と有馬喜兵衛 三、宮本武蔵と秋山新左エ門 四、吉弘加兵衛と井上九郎右衛門 五、宮本武蔵と吉岡清十郎 六、宮本武蔵と吉岡伝七郎 七、宮本武蔵と吉岡一門 八、宮本武蔵と宍戸又兵衛 九、宮本武蔵と佐々木小次郎 十、宮本武蔵と新免無二  (結)  〈巻末対談〉齋藤孝(明治大学教授)×佐藤賢一
  • 謙信の軍配者(上下合本)
    -
    名作一気読み! 曾我冬之助は、戦の天才・長尾景虎の軍配者に。深く結びつく主従。武田軍を鬼神の如く翻弄する景虎。だがその強さゆえ包囲網をしかれ、第二次川中島の戦いで敗北。さらに重臣との衝突に倦んだ彼は、突如出家し謙信と名乗り屋敷から消える。迫る武田軍団。冬之助は謙信と共に上杉家をまとめ、軍配を振るえるか?
  • 攻撃衛星エル・ファラド 上
    -
    建設中のハスミ・コーポレーション月面レーザー基地から定時連絡が途絶。事故か事件か。異変を察知した連合警察危機管理本部は調査を開始する。その後現場から単純な通信トラブルとの報告が入る一方で、何者かが送信してきた映像には、武装集団とまだ月面上には存在するはずのない戦闘車両の姿が映っていた。さらに時をおかずエル・ファラド解放戦線を名乗る謎の団体から、身代金の要求が──。錯綜する情報に挑むシャヒーヌ管制官は背後により大がかりな陰謀の臭いをかぎつけるが──!?
  • 南沙艦隊殲滅(上)
    5.0
    中国軍が南沙に建設していた滑走路が、一晩で消滅した。 当初は台風被害だと思われたが、偶然海から発見された映像から、 何者かに襲撃された事実が浮かびあがる。 怒る中国はフィリピン軍、その背後に米軍の関与を疑うが、 映像には驚くべきものもが映し出されていた。 それは、日本人なら誰もが知る有名な戦艦―― 絶対に《存在しない》日本の戦艦の姿だった。 その情報を得た日本政府は、自国に火の粉がふりかかる前に調査を命じる。 乗り込んだのは司馬光二佐と《サイレント・コア》の姜小隊。 南沙を訪れた彼らは、謎の敵を追うことになったのだが――? 下巻に文庫版あとがきを収録。
  • 世界の英語 5大陸に広がる多様なEnglishes
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    英語はイギリスやアメリカ、カナダといった母語圏だけでなく、アジア、アフリカ、カリブなど世界各地で公用語となっている。その形は一様ではなく、発音や綴り、語彙、文法が地域ごとに異なる。本書では、世界各地で使用されているさまざまな英語や、その多様性の背景にある歴史について詳細に描く。さらに、グローバル化する世界の中で共通語(リンガ・フランカ)として話されている英語のあるべき今後の姿も記す。 【目次】 まえがき 第1章 複数形の英語――世界に広がる多様な英語変種 第2章 ブリテン諸島――英語の形成と浸透  Ⅰイングランド Ⅱウェールズ Ⅲスコットランド Ⅳアイルランド 第3章 北米――新大陸での定着と拡大  Ⅰアメリカ合衆国 Ⅱカナダ 第4章 オセアニア――南半球へと広がるフロンティア  Ⅰオーストラリア Ⅱニュージーランド 第5章 アジア――多文化を結ぶ第二言語  Ⅰ南アジア Ⅱ東南アジア 第6章 カリブ海地域とアフリカ――クレオールと共通語のダイナミズム  Ⅰカリブ海地域 Ⅱアフリカ 第7章 世界の英語の繋がり――変種を超えた共通性  Ⅰ綴りと発音 Ⅱ語彙 Ⅲ文法 終章 英語の未来――分裂か収斂か?  Ⅰリンガ・フランカとしての英語 ⅡEnglishesかEnglishか? Ⅲどのような英語を学習・教育すべきか? あとがき 文献案内/図版出典/世界英語対照年表/用語解説 人名・作品名・事項索引/語句索引
  • ドミトリーともきんす
    4.2
    不思議な学生寮「ともきんす」に暮らす〈科学する人たち〉朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹……彼らが遺した文章と一組の母娘の出会いを描く、高野文子11年ぶりの新作コミック。
  • 憑物 祓師・鬼龍光一
    3.6
    渋谷のクラブで十五人もの惨殺死体が発見された。客や店員が死ぬまで斬りつけ合ったというのだ。やがて都内の各所で同様の事件が起き、その現場には必ず不気味な六芒星が残されていた。捜査を進める富野は、再び鬼龍光一に協力を求める。はたして祓師と刑事の名コンビは未曾有の殺人事件を解決できるのか? 警察、伝奇、アクション、すべての要素が詰まった傑作シリーズ第二弾。
  • 合本版 魂の沃野(上・下)
    -
    戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生! 著者自ら「わが心の記念碑」と語る歴史巨篇。 本願寺蓮如との邂逅から、守護・富樫政親との交流、風谷党の旗揚げまで……かの地に燃え広がった真宗の炎と、複雑に交錯する武士・門徒の思惑の中で、戦い、信じ、己の道を見出していく、ある地侍の熱き青春を描き切る!
  • ケルト神話と中世騎士物語 「他界」への旅と冒険
    3.7
    古代ヨーロッパを支配していたケルト人は、文字こそ持たなかったものの、口承によって多くの神話や民話を伝えていた。なかでも、地底や海のかなたの彼岸の世界へと旅する物語群は、キリスト教の伝播とともに変容を重ね、遂には中世の騎士物語へと洗練されていった。ケルト人たちが思い描いていた「他界」とはいかなるもので、それは後世にどう受け継がれているのか。今も残る物語を紹介しながら、ヨーロッパ精神の源へ溯る試みである。
  • 窯変 源氏物語1
    4.0
    1巻1,257円 (税込)
    千年の時の窯で色を変え、光源氏が一人称で語り始めた―― 原作の行間に秘められた心理的葛藤を読み込み、壮大な人間ドラマを構築した画期的現代語訳の誕生。
  • 理科系の作文技術(リフロー版)
    3.8
    物理学者で、独自の発想で知られる著者が、理科系の研究者・技術者・学生のために、論文・レポート・説明書・仕事の手紙の書き方、学会講演のコツを具体的にコーチする。盛りこむべき内容をどう取捨し、それをどう組み立てるかが勝負だ、と著者は説く。文のうまさに主眼を置いた従来の文章読本とは一線を劃し、ひたすら「明快・簡潔な表現」を追求したこの本は、文科系の人たちにも新鮮な刺激を与え、「本当に役に立った」と絶賛された。2016年には紙の書籍がついに100万部を突破した、不朽の文章入門。
  • 織田信長の家臣団―派閥と人間関係
    3.3
    織田家中で最古参の重鎮・佐久間信盛は、本願寺攻めでの無為無策を理由に信長から突如追放された。一見理不尽な「リストラ」だが、婚姻や養子縁組による盤石の人脈を築けなかった結果とも言える。本書では、一万を超す大軍勢を任された柴田勝家・羽柴秀吉・滝川一益・明智光秀ら軍団長と、配下の武将たちの関係を、地縁・血縁などから詳細に検証。これまで知られなかった「派閥」の構造に迫り、各軍団の特性を明らかにする。
  • 七人の鬼ごっこ
    3.8
    こっちは、えいくん。 そっちは、ゆうじゅん。 あっちは、さーや。 じゃあ……あれは、誰? 自殺しようとしたえいくん――多門英介を襲い、連続殺人をはじめた《鬼》は誰? 瓢箪山の達磨神社。桜の木の下で遊んだ子供時代の仲間が次々殺されていく。その一人でホラーミステリ作家となった速水晃一は神社を訪れ、あの日、記憶に封じた忌まわしい《鬼》と、連続殺人犯を推理するが……。 〈解説〉若林 踏
  • 化学探偵Mr.キュリー
    3.6
    1~10巻682~726円 (税込)
    構内に掘られた穴から見つかった化学式の暗号、教授の髪の毛が突然燃える人体発火、ホメオパシーでの画期的な癌治療、更にはクロロホルムを使った暴行など、大学で日々起こる不可思議な事件。この解決に一役かったのは、大学随一の秀才にして、化学オタク(?)沖野春彦准教授――通称Mr.キュリー。彼が解き明かす事件の真相とは……!?
  • 愛なき世界(上下合本)
    5.0
    恋のライバルが、人類だとは限らない。洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。見た目が殺し屋の教授、サボテン好きの後輩男子たちと研究に没頭する本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか――藤丸青年の求愛行動から真理の探究まで、すべての事件は研究室で起きている。世界の隅っこが輝きだす植物学会賞特別賞受賞作。〈付録〉「藤丸くんに伝われ 植物学入門(上・下)」〈解説〉伊与原新
  • 愛なき世界(上)
    4.1
    1~2巻726~748円 (税込)
    恋のライバルが、人類だとは限らない!? 洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。愛おしい変わり者たちと、地道な研究に人生のすべてを捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか――〈付録〉「藤丸くんに伝われ 植物学入門(上)」
  • 高齢者とがん 健康管理、診断・治療から心と暮らしのケアまで
    -
    1巻1,375円 (税込)
    2人に1人はがんに罹り、その75%が65歳以上の高齢者である。今では6割の人々が治癒するが、それでも患者は時として「身体と心の弱者」になってしまう。本書は、がん発生のメカニズムから健康管理、正しい診断と最善の治療、退院後の注意点まで、最新の医学を解説。さらに、高齢がん患者と家族の心をケアするために何ができるか、がんと向き合うための心構えをどう持つか、1万人以上の患者・家族の証言をもとに説く。 □■□目次□■□ はじめに 第1章 高齢がん患者の特徴  1 超高齢社会の訪れ  2 高齢者の定義  3 高齢がん患者の治療  4 高齢がん患者に対する配慮  5 高齢がん患者の心  6 高齢がん患者の療養生活 第2章 がんという病気  1 がんの本態  2 がんの特性――浸潤と転移  3 がんの分類  4 遺伝性がん  5 小児がんとAYA世代のがん、希少がん 第3章 健康管理とがん対策  1 がんとの闘い全経過  2 がんの予防――ゲノムを守る  3 がん検診と特定健診  4 日常診療 第4章 がんと心  1 心を支える闘い  2 深刻な事態に直面したときの心の動き  3 がん治療を受ける患者の心  4 「がんの社会学」研究  5 苦痛・悩み・負担を聞き取る  6 生きる意味――「生き甲斐」と「生かされ甲斐」  7 現代の死生観 第5章 治療の準備  1 病院の選択  2 医療スタッフとのつきあい方  3 確定診断への道すじ  4 治療方針の決定  5 インフォームド・コンセント(説明と同意)  6 治療法の選択に迷ったとき  7 セカンドオピニオン(第二の意見)  8 患者支援団体・患者会 第6章 治療の実践  1 集学的治療と標準治療  2 がんの手術療法  3 がんの放射線療法  4 がんの薬物療法  5 がん薬物療法による副作用――臓器障害  6 がん薬物療法による副作用――全身症状  7 苦痛を和らげる治療・ケア 第7章 初期治療後の診療と暮らし  1 経過観察期への移行  2 自分の暮らしを取り戻す 第8章 進行・再発がんの治療  1 進行・再発がん  2 薬物療法  3 標準治療が困難な場合  4 症状緩和と終末期の治療・ケア  5 やるべきこと、やりたいこと、やれること  6 患者から学んだこと 第9章 がんと情報  1 患者・家族のための情報  2 民間療法・健康食品 第10章 がんと暮らし  1 暮らしを守る  2 家族・周囲との絆  3 経済的負担  4 仕事の悩み  5 行政による医療福祉サービス 第11章 家族の役割と心構え  1 身体と心の弱者  2 家族の心構え  3 最期の看取り おわりに 文献
  • 中華料理と日本人 帝国主義から懐かしの味への100年史
    3.8
    肉まん、ジンギスカン、餃子、焼売、ラーメン、麻婆豆腐、ウーロン茶。あの味はなぜ懐かしいのか。 帝国主義の時代に広まり、戦後の日本人の心と体を癒してきた中華料理。 地域や家庭で愛されてきた品々は、誰が、いつ、どうやって日本にもたらし、なぜこれほど普及したのか――。 文化人、実業家、軍人、料理人たちの情熱と葛藤に光をあて、日本の中華料理100年の軌跡を世界史的な視点から描く、食文化の物語。 【目次】 まえがき――中華料理への情熱、そのルーツを探る旅へ 序 章 中華料理に込められた対中・対日感情  1 食の文化帝国主義の始まり   2 日本人と中国人のまなざしの交錯  3 二〇世紀東アジアへの誘い  第1章 肉まん――近代的な食文化としての中華料理  1 肉まんの歴史 32  2 日本食の近代化のなかの肉まん 37  3 アジア主義と帝国主義の文化的な影響 48 第2章 ジンギスカン料理――満洲名物から北海道遺産へ  1 北京から満洲・モンゴル、そして東京へ――帝国の時代  2 中華料理から北海道の郷土料理へ――帝国後の時代 第3章 餃子――満洲の記憶とポスト帝国主義  1 餃子の伝来――近世から日中戦争期まで  2 「引揚者料理」としての餃子――戦後  第4章 ウーロン茶――忘れられた台湾文化  1 ウーロン茶の世界史  2 日本帝国におけるウーロン茶の消費文化  3 日本の国民的飲料になるウーロン茶 第5章 シュウマイ・ラーメン・四川料理――郷土料理の創造とノスタルジア  1 横浜名物になるシュウマイ   2 なぜ札幌でラーメンなのか   3 麻婆豆腐のノスタルジアと担々麵の郷土料理化   4 中華料理の現在までの変化  終 章 世界史のなかの日本中華料理  1 帝国主義は料理をどう変えたのか――二〇世紀前半   2 ノスタルジアはなぜ生まれたのか――二〇世紀後半   3 文化遺産化は何が問題なのか――二一世紀  あとがき 注記一覧 / 参考文献
  • 謙信の軍配者(上)
    4.2
    信濃の守護・小笠原長時との戦で、窮地に陥った武田軍を、自らの軍配で救い、無敵の軍団に変貌させた山本勘助。一方、曾我冬之助は、予測不能な天才・長尾景虎の軍配者となった。だが、景虎と彼に反目する家臣団との対立を目の当たりにしてしまう――。第三の軍配者・冬之助は、好敵手・勘助率いる武田軍と戦場で、相見えることができるのか!?
  • エリザベス女王 増補版 史上最長・最強のイギリス君主
    5.0
    1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。カナダ、オーストラリアなど15ヵ国の元首でもあった。70年間という史上最長の在位期間中、政治に関与し続け、また数多くの事件に遭遇する。W・チャーチルら15人の首相が仕え、「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評された。本書はイギリス現代史を辿りながら、幾多の試練を乗り越え、96年に及んだ生涯を描く。コロナ禍や新国王の戴冠式を増補した決定版。 【目次】 第Ⅰ章 リリベットの世界大戦――王位継承への道 第Ⅱ章 老大国の若き女王――二五歳での即位 第Ⅲ章 コモンウェルスの女王陛下――一九七〇~八〇年代 第Ⅳ章 王室の危機を乗り越えて――ダイアナの死と在位五〇周年 第Ⅴ章 連合王国の象徴として――二一世紀の新しい王室 補 章 「大王」の死――コロナ、在位七〇周年、そして崩御 おわりに あとがき/増補版へのあとがき 主要参考文献 主要図版出典一覧 エリザベス女王関連年譜
  • 最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく
    4.0
    女性学の第一人者であり、「おひとりさま」を貫く生き方のロールモデルとしても知られる社会学者・上野千鶴子。本書は、上野氏が過去10年間で「おひとりさまの生き方」について語り合った女性10人との対談を1冊にまとめたもの。 登場するのは、澤地久枝さん、橋田壽賀子さん、下重暁子さん、桐島洋子さん、村崎芙蓉子さん、若竹千佐子さん、稲垣えみ子さん、香山リカさん、柴田久美子さん、荻原博子さん(掲載順)の10名。いずれも名だたるロールモデルの方々ばかりです。 各記事の後に、現在の上野さんが当時を振り返って心境を綴った「うえのの目」を収録。終章では上野氏が人生100年時代を迎えた今の時代に叶える「在宅ひとり死」を徹底研究。 『在宅ひとり死のススメ』や『おひとりさま』シリーズの愛読者の方はもちろん、これから人生後半を迎える女性たちに勇気を与えてくれる1冊です。
  • 信玄の軍配者(上)
    4.2
    足利学校で共に学んだ仲間たちと別れた山本勘助。軍配者として仕えようと駿河の今川家を訪れるが、過去の因縁から逆に囚われてしまう。以来六年、齢四十を超えて尚、仕える主君と巡り会えずにいた。そんな折、甲斐を追われた武田信虎から実子・晴信暗殺計画を告げられる。死中に活を求めるべく甲斐に向かう勘助は、ついに歴史の表舞台へと歩み出す!
  • 早雲の軍配者(上)
    4.2
    世は戦国、領民たちから「韮山さま」と慕われている伊勢宗瑞こと、北条早雲。彼に見出された少年・風間小太郎は、伊勢家の未来を担う軍配者となるべく、足利学校に送り込まれた。そこでは兵法・占術・医術・観天望気――戦国大名のブレーンに必要な学問に励む傍ら、生涯のライバルたちにも巡り会う!新時代の戦国青春エンターテインメント。
  • 皇国の守護者 外伝集
    -
    ※既刊電子版と内容に変更はありません。※ 『CN25』所収で C★NOVELS Mini として電子化された短篇と、中公文庫『皇国の守護者』1巻および3巻から9巻所収で個別に電子化された外伝8篇、および中公文庫・同電子版『皇国の守護者2』に併録された随想1篇を合本。 〈収録作品〉 「猫たちの戦野」 C★NOVELS Mini 「観光資源」 「職業倫理」 「新城支隊」 「島嶼防衛」 「お祖母ちゃんは歴史家じゃない」 「新城直衛最初の戦闘」 「我らに天佑なし」 「猫のいない海」 「筆者贅言 はじめにみえたもの」(『皇国の守護者2』所収)
  • 新編 散文の基本
    -
    短篇は他のどんなジャンルよりも発想や展開において、また構成や叙述において自由で柔軟なものだ――。「私の文章作法」「短篇小説論」を中心に日本語論、自作解説を増補した新編集版。『短編小説礼讃』の著者による小説作法の書。巻末に荒川洋治との対談「短篇小説を語る」を収録する。  〈解説〉荒川洋治 【目次】 *=新収録 Ⅰ 私の文章作法 書くということ/待つ・聞く・書く/好きな言葉/散文の基本/小説を超えるもの*/不朽のジャンル/「僕」の問題*/うらぎる言葉*/幼年の文学*/土地の感覚*/小説と年齢* Ⅱ 日本語について ニュアンスについて*/昔の言葉/いい文章*/淋しい文章/私の国語問題/読書会にて/読者への手紙 Ⅲ 短篇小説論 短篇作者の仕事/贋の首飾り/チェーホフの星/チェーホフの現在/日本語のルナール/国木田独歩がいた町で/おのずからの形式/短篇小説の青春*/陳腐な運命/芥川龍之介の短篇/真剣な遊戯/三浦哲郎氏の短篇/猫のいる短篇/私の処女作*/父をさがす子*/『自転車』のこと*/短い形式* 対談 短篇小説を語る* 荒川洋治×阿部昭 解説 荒川洋治
  • 恐竜大絶滅 陸・海・空で何が起きていたのか
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    6600万年前、生態系の頂点を極めた恐竜類が地球上から姿を消した。大量絶滅事件の原因は、隕石だとするのが現在の定説である。 ただ、その影響は一様ではなかった。突然のインパクトを前に、生存と滅亡の明暗は、いかに分かれたのか? 本書は、恐竜、翼竜、アンモノイド、サメ、鳥、哺乳類などの存亡を幅広く解説。大量絶滅事件の前後のドラマを豊富な図版とともに描き出し、個性豊かな古生物たちの歩みを伝える。 各章監修:後藤和久、小林快次、高桒祐司、相場大佑、冨田武照、田中公教、木村由莉 目 次 はじめに 第1部 大量絶滅事件、勃発 第1章 隕石落下というはじまり―謎多き大事件 第2部 滅びに至る物語 第2章 陸の王者――恐竜類の1億6000万年 第3章 空の主役――翼竜類の1億6000万年 第4章 世界の証人――アンモノイド類が歩んだ3億年 第3部 滅びを超えた物語 第5章 絶滅しなかった海の主――役者は交代するも舞台は続く 第6章 恐竜類の生き残り――絶滅と生存の分水嶺 第7章 私たちへの道―霊長類、現る おわりに もっと詳しく知りたい読者のための参考資料 索引(種目)
  • 臨終の謎 医師が体験した不思議な話
    -
    幸せに死ぬためには「在宅」か?「病院」か? 数千の臨床現場に立ち合ってきた医師が、幸せな臨終のための方法を教えします。死が近づくと人はどうなるのか。孤独死を防ぐための最善の方法とは。本書では、なぜ日本人が死と「三途の川」を結びつけるのか、またなぜこの文明社会地獄・極楽という伝説が消えずに脈々と語り継がれているのかなど、われわれの死と生の狭間にある七不思議を考えてみることにしました。そして、これらの古い伝説が医学的にどんな意味を持って日本社会に受け入れられているのか、そのことについても分析を試みます。死を達観して安らかに天に召されるためには、60歳を過ぎても老い急いではいけません。また、死に急いでもいけません。たった一度の人生なのですから、思い切り満足のできる生き方をして天に召されるべきです。 そう心に決めて60歳から暮らしていけば、死を迎えることはけっして怖くなくなるはずです。死は、けして敗北ではありません。人生を、医療任せにしてはいけません。「亡き母が手を握ってくれた」「夫と愛用車でドライブに行った」――これまで幻覚・せん妄として治療対象であった「お迎え」現象が、死生に向き合う貴重な過程として医療現場で注目されている。死を怖れ、痛みとたたかう患者に何ができるのか、緩和ケア医として2500人を看取った医師が終末期医療のあり方、死との向き合い方を問いかける。
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで
    4.3
    ユダヤ教を信仰する民族・ユダヤ人。 学問・芸術に長けた知力、富のネットワーク、ホロコーストに至る迫害、アラブ人への弾圧――。 五大陸を流浪した集団は、なぜ世界に影響を与え続けているのか。 古代王国建設から民族離散、ペルシア・ローマ・スペイン・オスマン帝国下の繁栄、東欧での迫害、ナチによる絶滅計画、ソ連・アメリカへの適応、イスラエル建国、中東戦争まで。 三〇〇〇年のユダヤ史を雄大なスケールで描く。 ■目次 序 章 組み合わせから見る歴史 第1章 古代 王国とディアスポラ 1 ユダヤ教以前のユダヤ人?――メソポタミアとエジプトのあいだで 2 ユダヤ教の成立――バビロニアとペルシア帝国 3 ギリシアとローマ――キリスト教の成立まで 第2章 古代末期・中世――異教国家のなかの「法治民族」   1 ラビ・ユダヤ教の成立――西ローマとペルシア 2 イスラーム世界での繁栄 西アジアとイベリア半島 3 キリスト教世界での興亡――ドイツとスペイン 第3章 近世――スファラディームとアシュケナジーム 1 オランダとオスマン帝国――スファラディームの成立 2 ポーランド王国との邂逅――アシュケナジームの黄金時代 3 偽メシア騒動からの敬虔主義誕生――ユダヤ教の神秘主義 第4章 近代――改革・革命・暴力 1 ドイツとユダヤ啓蒙主義――同化主義なのか 2 ロシア帝国とユダヤ政治――自由主義・社会主義・ナショナリズム 3 ポグロムとホロコースト――東欧というもう一つのファクター 第5章 現代――新たな組み合わせを求めて 1 ソ連のなかの/ソ連を超えるユダヤ人――社会主義的近代化 2 パレスチナとイスラエル――「ネーション」への同化 3 アメリカと文化多元主義――エスニシティとは何か むすび あとがき 参考文献 ユダヤ人の歴史 関連年表
  • リベラルとは何か 17世紀の自由主義から現代日本まで
    3.9
    現代のリベラルは「すべての個人が自由に生き方を選択できるよう、国家が一定の再分配を行うべきだ」と考える。リベラルは17世紀ヨーロッパの自由主義から思想的刷新を重ね、第二次世界大戦後は先進諸国に共通する政治的立場となった。しかし20世紀後半の新自由主義や近年のポピュリズムなどの挑戦を受け、あり方の模索が続く。本書は理念の変遷と現実政治の展開を丁寧にたどり、日本でリベラルが確立しない要因にも迫る。
  • 埋もれ木の剣(一) 文武両道
    続巻入荷
    -
    異国船の来航により、二百年続いた鎖国体制が揺らぎつつある頃。 彦根藩井伊家の十四男・鉄之助は家督には無縁の冷や飯食いだが、 父・直中の期待を背負って幼少より学問と武術の習得に励んでいる。 そして、剣の師匠・河西精八郎の「剣と禅は同じ」という言葉の意味を知るために、 座禅と居合の稽古に熱中するのだった。 後に大老となって対立するものを弾圧したことで恨みを買い、 桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。 居合の達人でありながら、なぜ最後まで剣を抜かなかったのか?  その生涯の謎を解き明かす鍵は、「剣禅一如」の精神にあった―――。 大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズの開幕! 文庫書き下ろし。全四巻。
  • 応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱
    3.9
    室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七~七七)。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのか――。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。
  • 看護師の正体 医師に怒り、患者に尽くし、同僚と張り合う
    3.5
    病棟勤務って、どういう仕事? 救急外来って修羅場なの? ほぼ「女の世界」で、何と闘っているの? どうやって一人前になるの? 医師にイライラするときって? 患者を前に、何を考えているの? セクハラと恋愛事情は? 病院の怪談に脅える? 手術中は何しているの? 10刷となった中公新書ラクレ『開業医の正体』(松永正訓著)、待望の姉妹編。一人の看護師が奮闘する日々を追いかけ、看護師のリアルと本音を包み隠さず明かします。 ★話題沸騰! 10刷、中公新書ラクレ『開業医の正体』(松永正訓著)、待望の姉妹編
  • クラッシュ・ブレイズ2 スペシャリストの誇り
    4.1
    猟奇殺人事件の犯人ではと疑われるレティーがリィに申し出た不思議な《頼み》とは? 中篇「ファロットの美意識」ほか「ジンジャーの復讐」「深紅の魔女」の短篇2本を収録。

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  • クラッシュ・ブレイズ3 ヴェロニカの嵐
    4.3
    体験学習のために、リィとシェラたち総勢12人は惑星ヴェロニカに降り立った――はずだった。しかし実際に放り出されたのは無人惑星だったのである! サバイバル・キャンプが始まった。

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  • クラッシュ・ブレイズ5 オンタロスの剣
    3.7
    中央銀河で絶大な人気を誇るトップモデルと舞台女優の卵。リィのまわりはなにやら華やかでにぎやかだった。一方、ルウは多数の大型肉食動物に囲まれレーザーで狙い撃ちされていた!

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  • クラッシュ・ブレイズ6 ソフィアの正餐会
    3.8
    上流階級のための全寮制学校に転入してきた金髪の美少年。そして銀髪の少女と黒髪の美少女。姿形は変わっても金銀黒の天使たちが集まれば……。平和な学園を舞台に密かに進行していた謎と陰謀とは?

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  • 真珠の世界史 富と野望の五千年
    4.3
    古来、真珠は高価な宝石で、貴重な交易品だった。『魏志倭人伝』は邪馬台国の大量の真珠について記し、マルコ・ポーロやコロンブスは日本の真珠に憧れた。新大陸で新たな産地が発見されると、一大ブームが巻き起こる。そして二十世紀初め、価格を吊り上げていたカルティエやティファニーに衝撃を与えたのが、日本の養殖真珠だった。こうして真珠王国日本が誕生する。本書は誰も書かなかった交易品としての真珠史である。
  • 放浪の戦士 デルフィニア戦記1
    4.6
    やがて『獅子王』と呼ばれる漂泊の戦士ウォル。やはり『姫将軍』と呼ばれることとなる異世界からの迷子のリィ。アベルドルン大陸を震撼させる二人の冒険譚は、ここからはじまった。

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  • 黄金の戦女神 デルフィニア戦記2
    4.6
    偽王の濡れ衣を着せられ放浪するウォルを慕い次々と集結してくる仲間たち。国王軍を名乗り進軍する彼らの前に、敵方の砦が立ち塞がる。圧倒的な戦力差にリィがとった奇策とは一体!?

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  • 白亜宮の陰影 デルフィニア戦記3
    4.4
    軍を解散せよ、さもなくば養父の命はない――ウォルの進撃に恐れをなした改革派は脅迫の手段に出た。苦悩の末、ウォルがリィに託したのは、難攻不落のコーラル城への侵入だった……。

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  • 空漠の玉座 デルフィニア戦記4
    4.6
    ついに王都コーラルの目前に迫った国王軍だったが、宿敵ペールゼンによってウォルの出生に疑問が投げかけられた。混乱する国王軍に襲いかかるティレドン騎士団。コーラル奪回篇完結。

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  • 覇者の戦塵1945 硫黄島航空戦線
    3.0
    日本軍は本土への戦略爆撃を狙う米軍四百機の撃退に成功した。しかし機動部隊による本土攻撃を阻まれた米軍は、マリアナ諸島を狙う零式艦戦隊をP61“ブラックウィドウ”による奇襲で壊滅させた。一方、秋津大佐らの終戦工作は最終段階へ迫る。終戦の鍵を握る蒋介石との面会を図るのだが……。作戦が佳境に向かう最中、厚木基地には飛行機乗りたちが集められる。彼らが搭乗を命じられたのは飛龍と複座に改造された零戦の練習機。P61撃滅の策を授けられた搭乗員たちは、異形の航空隊は、一路、硫黄島へと向かう――!
  • 本阿弥行状記
    3.5
    江戸初期、書、陶芸、茶の湯など多方面で活躍した数寄者・本阿弥光悦とは――。光甫の「行状記」を筆記した孫娘が語る、光悦と家業の刀の鑑定、そして一族の風流で清貧な生活と美の世界。著者の代表作『清貧の思想』の先駆けとなった長篇小説。 〈解説〉川村 湊 【目次】 巻一 鷹ヶ峰返上のこと 巻二 妙秀がこと 巻三 光悦がこと 巻四 刀の目利きのこと 巻五 紹益殿の訪れのこと 〈解説〉川村 湊
  • わたしの宇野千代
    NEW
    -
    命がけでない切れっぱしの情熱なんか何も生まない――。 自己に忠実に、奔放に、骨の髄まで小説家として生きた宇野千代。 その晩年まで親交を重ねた著者による、宇野との対話全三篇のほか、交流を綴った随筆から弔辞までを収める。 自由で純真、ユニークで魅力的な「女流作家」の姿が、活き活きとうかびあがる。 〈解説〉斎藤美奈子
  • イラン現代史 イスラーム革命から核問題、対イスラエル戦争まで
    4.0
    1979年にホメイニ―師を中心とした革命で発足したイラン・イスラーム共和国。シーア派の理論に基づいた体制を敷き、中東でも反アメリカ、反イスラエルの急先鋒として存在感を示す。国際的に孤立しようとも核開発を進めて独自の道を歩むが、ここに至るには東西冷戦や中東での覇権争いなど複雑な歴史があった。本書は革命以後の軌跡を政治・経済・社会の側面から迫る。混迷する国際情勢の中、イランはどこへ向かうのか。 ■目 次■ はじめに 序 章 近代国家建設と東西冷戦構造 1 パフラヴィー朝の成立と近代国家への道 2 モハンマド=レザー・シャーの専制政治と白色革命 3 反王政運動と王の国外退去   コラム① 在外イラン人学生の運動 第1章 ホメイニー体制と革命勢力の角逐 1 ホメイニー師の帰還と革命の達成 2 バーザルガーン暫定政府と憲法制定 3 イスラーム共和国体制と大統領選挙   コラム② 反西洋とファストフード 第2章 イラン・イラク戦争とイスラーム共和体制 1 押しつけられた戦争と「法学者の統治」 2 広がる戦火と「コントラ事件」 3 戦争の終結と新たな体制の模索    コラム③ 亡命者とテヘランゼルス 第3章 ハーメネイー体制と政治的自由 1 新体制と戦後復興 ラフサンジャーニー政権(一九八九~九七) 2 体制の変容と政治的自由 ハータミー政権(一九九七~二〇〇五) 3 体制の問い直しと宗教実践の多義性   コラム④ レスリングとサッカー 第4章 新保守派の台頭と「緑の運動」 1 国際関係の緊張とアフマディーネジャード政権(二〇〇五~一三) 2 国際的孤立と「緑の運動」 3 市民生活の変容と核開発問題   コラム⑤ 科学者と頭脳流出 第5章 防衛戦略と核問題 1 革命防衛隊の社会への浸透 2 革命防衛隊とロウハーニー政権(二〇一三~二一) 3 核問題の解決と中東情勢の変化   コラム⑥ 日本とイランの国交一〇〇年 終 章 暗雲垂れ込めるイスラーム共和体制の未来 1 ライースィー政権(二〇二一~二四年)への期待と終焉 2 急変する国際情勢とペゼシュキヤーン政権の発足 3 イスラーム共和体制の未来 あとがき 主要参考文献 関連年表
  • SROⅨ ストレートシューター
    3.9
    SROの尾形洋輔は息子の審判を前に落ち着かない。その上、妻の敏江が新興宗教にはまり多額の寄付を行っていることが発覚。その教団には不穏な噂が後を絶たず、尾形は公安から潜入捜査を打診される。そして最凶の連続殺人鬼・近藤房子の次なる狙いは……。「私のために殺してもらいたい人間がいるの」SRO最大のピンチ、大波瀾の第9弾!
  • 英作文の技術 “3世界・24文型”で伝える
    4.3
    英作文は難しい。学校ではあまり習わず、大学入試や各種試験での出題も多くはない。そのため、訳してみてもそれが正しい答えなのか、よく分からない。しかし、メールでも会話でも、相手の言っていることを理解できても、返事ができなければ困る。和文英訳も必須の能力なのだ。本書は英作文の型を「3世界・24文型」に分類、どれに当てはまるかを見抜いて英訳する方法を伝授する。自在に英語で表現する確実なメソッドとは? □ ■ □ 目次 □ ■ □ はじめに 澤井康佑 オリエンテーション  講義 第1部 名詞と動詞の世界[項の世界] 第1講 1項動詞と2項動詞 第2講 3項動詞 第3講 2つ目の項,3つ目の項の動詞内容への拡がり  講義 第2部 イコールの世界 第4講 be動詞を用いたもの 第5講 一般動詞を用いたもの  講義 第3部 「SV+文内容」の世界 第6講 6つの型 第7講 6つの型の文型,伝達相手の付加,7つ目の型 第8講 その他の型 本書を読んでできるようになった5つのこと 問題演習 あとがき 澤井康佑 あとがき マーク・ピーターセン
  • 武王の門(上)
    3.0
    儂は九州をひとつの国にする ――読み継がれる北方歴史文学の原点 叡山を出て六年余、一三四二年のその日、後醍醐天皇の皇子にして十四歳の征西将軍・懐良は、ついに九州の地を踏む。 それは九州全土を南朝の旗の下に統べるという途轍もない戦いの始まりであった。 薩南で島津と対峙していた時、菊池武光という若者が訪ねてきたことから、 懐良の運命は加速する……。
  • 親鸞
    -
    妻帯者として苦悩し悟りの道をひらいた偉大な浄土真宗の開祖の伝記。一一七三(承安三)年、京都の名門日野家に生まれ、比叡山での修業、越後への流罪、関東での伝道、京都にもどって著述に専念した、波瀾にみちた九十年の生涯を「出家とその弟子」でしられる仏教文学者が、美しい精緻な筆致で描いた名著を復刻。
  • エリートと教養 ポストコロナの日本考
    4.2
    政治家は「言葉の力」で人々の共感を醸成できるのか? 専門家は学知を社会にどのように届けるべきか?――不信感と反感が渦巻く今こそ、エリートの真価が試されている。そこで改めて教養とは何か、エリートの条件とは何か、根本から本質を問うた。政治、日本語、音楽、生命……文理の枠に収まらない多角的な切り口から、リベラル・アーツとは異なる「教養」の本質をあぶりだす。科学史・文明史の碩学からのメッセージ。
  • 日本の歴史問題 改題新版 「帝国」の清算から靖国、慰安婦問題まで
    -
    靖国神社、歴史教科書、慰安婦、領土、そして「犠牲者」個人への補償。戦後七五年を超えてなお残る歴史問題。なぜ「過去」をめぐる認識は衝突し、アジア太平洋戦争の「清算」は終わらないのか。本書では、帝国の解体から東京裁判、靖国論争が始まる一九八〇年代、慰安婦や領土をめぐり周辺諸国との軋轢が増す二〇一〇年代以降の歴史問題の全容を丹念に描出。名著『国家と歴史』を改題のうえ全面改稿し、歴史和解の道筋を示す。
  • 日米密約史 核、朝鮮有事、沖縄をめぐる裏交渉
    -
    戦後、日米政府間で誰にも知られず交わされた密約。 政府首脳だけが把握し、日米安保のかげで、両国間の構造に深く組み込まれてきた。 ①米兵の裁判権放棄、②日本への核持ち込み、③基地からの米軍の自由な出撃、④沖縄への核持ち込みという四つの密約の正体とは何か。 なぜ密約が生まれ、日本に何をもたらしたか。 米国側の史料・新事実を踏まえ、裏交渉の全容を解明。 ヴェールを剥ぎとり、対米依存の真相に光を当てる。 【目次】 まえがき 序 章 なぜ密約が交わされてきたのか 「表」の条約・「裏」の密約  密約とは何か  なぜ密約は問題になるのか  本書の目的と方法  本書の構成 第1章 なぜ米兵を裁けないのか――刑事裁判権放棄密約の実態 1 刑事裁判権の原理 旗国法原理  領域主権論  NATO軍地位協定 2 日米行政協定の改定 日米の主張  交渉開始  解決の糸口  津田陳述 3 密約の成立 津田陳述の密約性  オランダ方式・ドイツ方式  密約の実務 4 密約の検証 津田陳述の非公表性  統計データによる起訴率  オランダ・ドイツの裁判権放棄事例  刑事裁判権放棄の透明性の確保 第2章 日本への核持ち込み――一九六〇年核持ち込み密約 1 米国の核政策・日本の非核政策  米国の核保有数の急増  アイゼンハワー政権のニュールック政策  NCND政策  重光・アリソン口頭了解 2 安保改定の舞台裏 岸首相の訪米(1957年6月)  藤山外相の訪米(1958年9月)  米国の核戦略  フォーミュラ案 3 秘密交渉の内幕 岸・ハーター交換公文  フォーミュラをめぐる日米交渉  藤山外相の口頭了解  秘密了解をめぐる攻防  日本側の譲歩  「討議の記録」 4 対米依存構造 密約調査と外務省報告書  「東郷メモ」  非核二・五原則  核持ち込み密約 第3章 米軍が自由に出撃するために――一九六〇年朝鮮議事録 1 国連軍と日本 「国連軍」の創設  「吉田・アチソン交換公文」  国連軍と戦闘作戦行動 2 国連軍と事前協議制度 「吉田・アチソン交換公文」の効力  日本案の内容  日本案への反応  統合参謀本部(JCS)の意見  朝鮮半島有事における例外規定 3 密約締結の真相 朝鮮半島有事の検討と米側の要請  日本側の対応  「好意的考慮案」  表向きと裏の取り決めの二重構造 4 朝鮮議事録 吉田・アチソン交換公文等に関する交換公文  朝鮮議事録  朝鮮議事録への署名  「事前協議なき出撃」  事前協議制度の形骸化 第4章 沖縄返還と基地の自由使用――朝鮮議事録の行方 1 沖縄返還への道のり 「潜在主権」  ブルースカイ政策  ハルペリンとスナイダー  密使・若泉敬  佐藤・ジョンソン会談(1967年11月) 2 沖縄返還の対処方針 「核抜き・本土並み」  ニクソン政権下のNSC  NSSM5号  NSDM13号 3 作戦使用と事前協議 愛知・ロジャーズ会談(1969年6月)  共同声明抜粋案と総理の一方的発言案  米側共同声明案  韓国・台湾・ベトナム 4 共同声明・総理の一方的発言 安保条約の原則  韓国条項  台湾条項  ベトナム条項  朝鮮議事録の存続 第5章 沖縄への核持ち込み――一九六九年沖縄核持ち込み密約 1 沖縄返還交渉と核問題 日米の立場  第二次日本案  苦悩する佐藤首相  「会談録」  日本側最終打合せ 2 密使・若泉敬の再起用  政治的ホットライン  佐藤首相の曖昧な返答  繊維問題  スタンズ・ペーパー  ホイーラー・ペーパー 3 核抜き交渉  佐藤首相案と若泉案  手続きに関する申し合わせ(シナリオ)  「核抜き」合意 4 核と繊維  合意議事録草案  草案の確定  合意議事録への署名  難航する繊維問題  軍部の説得 終 章 密約が交わされる構造と深層 密約の特徴  密約の残した影響  密約が明らかにした課題   密約の教訓  日米密約の根源 あとがき / 密約資料 / 参考資料 日米密約史 関連年表
  • 帝国日本のプロパガンダ 「戦争熱」を煽った宣伝と報道
    3.9
    日清戦争に始まり、アジア太平洋戦争の敗北で終わった帝国日本。日中開戦以降、戦いは泥沼化し、国力を総動員するため、政府・軍部・報道界は帝国の全面勝利をうたい、プロパガンダ(政治宣伝)を繰り広げた。宣伝戦はどのように先鋭化したか。なぜ国民は報道に熱狂し、戦争を支持し続けたのか。錦絵、風刺画、絵葉書、戦況写真、軍事映画など、戦争熱を喚起したビジュアル・メディアから、帝国日本のプロパガンダ史を描きだす。
  • かたちだけの愛
    4.0
    事故による大怪我で片足を失った女優と、その義足を作ることになったデザイナー。しだいに心を通わせていく二人の前に立ちはだかる絶望、誤解、嫉妬……。愛に傷ついた彼らが見つけた愛のかたちとは? 「分人」という概念で「愛」をとらえ直した、平野文学の結晶!
  • ストロベリー・フィールズ
    3.4
    「僕が今、女を感じてるのは、夏子先生だけです」  出版社社長・月川の後妻となった夏子は、夫の連れ子・りえの継母として、そして自らもクリニックを開業する女医として、七年余りの月日を平穏に過ごしてきた。しかし、りえの友人でロック・バーでバイトをする青年・旬と出会い、その危険なまでの若さに触れた夏子は、目を背けてきた己の渇きに気づかされてゆく……。  ひとりの女性の陶酔と孤独を描く傑作長篇。  〈解説〉稲葉真弓 〔著者のことば〕  誰もが、あからさまに「家族」の大切さを叫ぶ時代になって久しい。「家族」は人間にとって、最小単位の砦であり、「家族愛」ほど、愛の深さにおいて意味のある、健全で価値の高いものはないと見なされている。  とてつもなく嬉しいことが起こる。真っ先に誰に知らせたいですか、と聞かれる。誰もが「両親」「夫」もしくは「妻」「子供」と答える。  その健全さは微笑ましく、未来永劫、消えることはないかのように思われて、しかし、同時に、その健全な場所でこそ、人は苛立ったり、憎んだり、絶望したり、孤独の淵をさまよったりするのである。そこに「家族」がはらむ「魔」の部分がある。  (読売新聞2009年1月13日付、連載完結インタビューより抜粋)
  • 自動車の世界史 T型フォードからEV、自動運転まで
    3.8
    1巻1,056円 (税込)
    19世紀末、欧州で誕生した自動車。1908年にT型フォードがアメリカで爆発的に普及したのを機に、各国による開発競争が激化する。フォルクスワーゲン、トヨタ、日産、ルノー、GM、現代、テスラ、上海汽車――トップメーカーの栄枯盛衰には、国際政治の動向が色濃く反映している。本書は、自動車産業の黎明期から、日本車の躍進、低燃費・EV・自動運転の時代における中国の台頭まで、100年の激闘を活写する。
  • メタ認知 あなたの頭はもっとよくなる
    4.0
    あなたの知的パフォーマンスを高める―― 認知心理学、教育心理学の専門家が、賢い「頭の使い方」を指南! 頭のよさとは?/頭を上手に使う/気持ちを整え、やる気を引き出す/メタ認知はこうして育つ 自分の頭の中にいて、冷静で客観的な判断をしてくれる「もうひとりの自分」。それが「メタ認知」だ。この「もうひとりの自分」がもっと活躍すれば、「どうせできない」といったメンタル・ブロックや、いつも繰り返してしまう過ち、考え方のクセなどを克服して、脳のパフォーマンスを最大限に発揮させることができる! 認知心理学、教育心理学の専門家が指南する、より賢い「頭の使い方」。
  • 愛と殺意の津軽三味線
    2.3
    東京で起きた四件の連続殺人事件。犯行時の現場からは、いずれも津軽三味線の調べが聞こえていた。それもCDなどの音ではなく、確かに誰かが演奏していたという。しかし被害者に共通点が見いだせず、捜査は難航する。一連の殺人事件に犯人の強い意志を感じた十津川は、唯一の手掛かりである「津軽三味線」の謎を解くため、青森へと向かった。
  • カラー版 廃線紀行―もうひとつの鉄道旅
    4.0
    「絶景廃線」と呼びたくなる路線がある。瀬戸大橋の見える下津井電鉄、景勝地・耶馬渓の真ん中を走る大分交通耶馬渓線などだ。他方で、ありふれた景色の中を通っているが、歩いてみると何とも楽しい路線も少なくない。鉄道をこよなく愛する著者が五年をかけて全国の廃線跡を踏破。往時の威容に思いを馳せつつ、現在の姿を活写する。北は道東の国鉄根北線から南は鹿児島交通南薩線まで、精選五〇路線を紹介する廃線案内。
  • 河内源氏 頼朝を生んだ武士本流
    4.0
    十二世紀末、源頼朝は初の本格的武士政権である鎌倉幕府を樹立する。彼を出した河内源氏の名は武士の本流として後世まで崇敬を集めるが、祖・頼信から頼朝に至る一族の歴史は、京の政変、辺境の叛乱、兄弟間の嫡流争いなどで浮沈を繰り返す苛酷なものだった。頼義、義家、義親、為義、義朝と代を重ねた源氏嫡流は、いかにして栄光を手にし、あるいは敗れて雌伏の時を過ごしたのか。七代二百年の、彼らの実像に迫る。
  • 決定版 ゲゲゲの鬼太郎1 妖怪大戦争・大海獣
    完結
    4.2
    全14巻880~990円 (税込)
    日本を代表する傑作妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめて一挙掲載する文庫の決定版、刊行開始!あらゆる妖異に立ち向かう鬼太郎の旅がここから始まる!  1巻には、南の島で西洋の妖怪と日本の妖怪が決死の戦いに挑む「妖怪大戦争」、天才少年によって大海獣に変身させられた鬼太郎の死闘を描く「大海獣」など、長編を含む全13話を収録。 〈収録作品〉手/夜叉/地獄流し/猫仙人/おばけナイター/水虎/吸血木/ゆうれい電車/妖怪大戦争/大海獣/だるま/妖怪城/鏡爺 巻頭カラー口絵を掲載。
  • 50歳からの不動産 不動産屋と銀行に煽られないために
    3.4
    東京23区のマンション平均価格が1億4000万円を超えました。マンションの管理費も修繕積立金も爆上がりの危険がある中、どうやって終の棲家を見つければいいのか。不動産業者と銀行は、あなたの人生に何の興味もありません。なけなしの貯蓄を吸い取られないために、ぜひ自分ファーストで家を選びましょう。全国の不動産売買の現場を歩きつくした不動産評論家が、人生100年時代の不動産の選び方を伝授します。 【今こそ、自分ファーストで、含み益を実現しましょう!】 ・タワマンから逃げ遅れるな ・これから爆上がりする管理費と修繕積立金 ・外国人不動産問題の解決方法とは? ・3階建てミニ戸建て住宅の落とし穴 ・親の家、どうすんだ問題 ・郊外築古マンションの不動産地獄 ・どうしようもない不動産は国にあげよう ・大手不動産業者にとって、あなたのような顧客は「ごみ」 ・不動産チラシの読み方 ・牧野独断「住むならここ!」リスト
  • 新幹線の歴史 政治と経営のダイナミズム
    3.0
    なぜ東海道新幹線の開業後に三島駅が新設されたのか? なぜ九州新幹線は南の端から飛び地的に開業したのか? なぜ北陸新幹線は金沢までの開業なのか? 本書は、2800kmにおよぶ日本の新幹線網が、いかに政治と経営の相克のなかで建設され、国鉄・JRや地域社会に与えた影響はどれほどだったのかを解説。さらには、北陸新幹線・北海道新幹線・中央リニアなど、今後の新線が何をもたらすのかまで紹介する。
  • 謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年
    3.8
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 平安遷都(794年)に始まる200年は激変の時代だった。律令国家は大きな政府から小さな政府へと変わり、豊かになった。その富はどこへ行ったのか? 奈良時代宮廷を支えた女官たちはどこへ行ったのか? 新しく生まれた摂関家とはなにか? 桓武天皇・在原業平・菅原道真・藤原基経らの超個性的メンバー、斎宮女御・中宮定子・紫式部ら綺羅星の女性たちが織り成すドラマとは? 「この国のかたち」を決めた平安前期のすべてが明かされる。
  • 馬賊 日中戦争史の側面
    3.8
    はてしない満蒙の曠野を百騎、二百騎と群れなして疾駆する馬賊たち。「大陸雄飛」を夢みた日本の青年たちも、その群れに身を投じた。やがて、日中戦争における日本軍の「討匪行」は、日中両民族間の悲劇をさらにふかめる。現地生活二十五年の著者が、その生々しい体験をもとにして描いた、中国民衆の「武装集団」の凄絶な苦闘、劇的な盛衰の過程を顧みることなくして、今日の中国の歴史的意味を問うことはできない。
  • もう別れてもいいですか
    4.1
    58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。 田舎の狭いコミュニティで、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。 勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。澄子は自分の人生を取り戻せるのか? 平凡な主婦による、不屈の離婚達成物語!
  • SRO neoⅠ 新世界
    4.0
    SRO二代目室長に就任した芝原麗子は、これといった成果を上げられず、重圧に苦しんでいた。人員不足を埋めるべく新たに配属された夏目悠太郎が目をつけたのは、未解決の連続殺人事件。かつての銀幕のスター・鳳翔ルリ子の恐るべき欲望が悲劇を巻き起こす。一方、3年前にテロを企てた大宇宙真理の光教団は、教主・美福門太陽が罪を免れたことで力を取り戻しつつある。さらに、最凶シリアルキラー近藤房子の薫陶を受けた石塚麻友が、非情な殺人鬼へと変貌し――。大人気シリーズの新章が幕を開ける!
  • 日本語の書き言葉はどう変わってきたか せめぎ合う漢字・ひらがな・カタカナ
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    「お値打ちセール20%OFF!」 日本語では漢字・ひらがな・カタカナ、それにローマ字まで同じ文に共存しているが、これほど複雑な文字体系は世界に類を見ない。 漢字からひらがなやカタカナが生まれたが、それらは独自に発展してきた。 やがて藤原定家がひらがな文に漢字を所々に混ぜ、仏教説話で漢字カタカナ交じり文が生まれた。 今ではひらがな文が圧倒的に優勢となった。 文字が生んだ多様で高度な文化社会の変遷を辿る。 ■□■目次■□■ はじめに 第一章 漢文と漢字  第一節 無文字社会からの離脱   五世紀の『宋書』「倭国伝」/五世紀日本の文字資料/倭王武(雄略天皇)/文字による支配権力の誇示/仏教と倭人の読み書き能力の向上  第二節 律令国家と公文書行政   文字依存社会への急激な移行/戸籍と計帳による住民の掌握/はじめての日本語記載/難波宮跡万葉仮名木簡/ウタを記載する 第二章 漢字を使った日本語転記  第一節 和歌と宣命――日本語を記すということ   和歌資料の重要性/国家的要請から生まれた宣命  第二節 祝詞と宣命の先後関係   祝詞の古さについて/律令宣命の新しさ  第三節 万葉仮名の森からの解放   万葉集儀礼歌の行く末/万葉仮名の森を抜ける 第三章 ひらがなのあゆみ  第一節 ひらがな文と文芸   ひらがなの成立/平安時代の古写本の体裁/古今和歌集  第二節 藤原定家の表記改革   読めなくなった王朝文芸/定家による歌文の表記改革/古典文芸の表記の変遷  第三節 平安末期の日本語の歴史的変化   古代語の音変化/古代語の文法変化  第四節 定家本『土佐日記』の漢字使用  『土佐日記』の特異性/定家写本の新たな資料価値  第五節 貫之自筆本と定家本の和歌の漢字使用の違い   定家本に注目しよう/読書習慣の変化  第六節 和漢混淆文に吸収されたひらがな文   和漢混淆文とは何か/文芸ジャンル「和漢混淆文」の成立 第四章 近世ひらがな文の展開  第一節 戦国時代分国法の文体   中世東国の公文書/伊達家「塵芥集」の文体  第二節 江戸時代の出版文化と書き言葉   十七世紀の識字層の拡大/契沖の上代研究と歴史的仮名遣い/仮名遣いを呼び込んだ江戸時代のひらがな文  第三節 明治普通文と言文一致運動の葛藤   近代国家にふさわしい文体とは何か/東京語の成立  第四節 言文一致体の矛盾   近代社会を揺るがせた仮名遣い改定問題/政治問題化した仮名遣い 第五章 カタカナのあゆみ  第一節 漢文訓読とカタカナ   平安時代を拓いたひらがなとカタカナ/カタカナの起源  第二節 カタカナの成立とカタカナ文   漢文訓読の開始/漢字に付着したカタカナ/王朝文語で書かれたカタカナ交じり文/漢字カタカナ交じり文出現の理由/漢字カタカナ交じり文の資源としての漢文訓読語/説話文学のカタカナ交じり文  第三節 室町時代のカタカナ交じり文   口語体の漢字カタカナ交じり文/近世古典注釈のカタカナ口語文 第六章 実用的カタカナ文の展開  第一節 近世の実用的カタカナ文――明治普通文への資源的準備   漢字カタカナ交じり文の性格/知的実用文としての展開/近代公文書書式への準備  第二節 明治政府の公文書書式――明治普通文   五箇条の御誓文/カタカナ交じりの公文書  第三節 カタカナ・ひらがな・漢字・ローマ字の共存――大量消費社会と自然科学   同じ文脈での異種文字の共存/ひらがな文の拡大/ワープロ等の書き言葉への影響 終章 日本語の書き言葉の不思議   日本語の無文字体質/ひらがなの消極性/漢字の補助字体としてのカタカナ/カタカナ文成立の契機/明治普通文の有用性/言文一致運動/仮名遣い改定問題/知的文体におけるひらがな文の優位性/慎ましい文字・ひらがなの勝利
  • シンクタンクとは何か 政策起業力の時代
    4.3
    世界大戦や恐慌など、歴史上の危機から生まれたシンクタンク。革新的なアイデアをもとに政策を提言し、社会を動かしてきた。ポピュリズムの台頭や中国とロシアが仕掛ける「情報戦争」に直面する今、シンクタンクの「政策起業家」たちはどう応えるのか。「シンクタンク小国」日本の課題は何か。米国の現場を知り尽くし、現在は自らシンクタンクを率いるジャーナリストが、実体験を踏まえ、国際政治の最前線を描く。
  • 大人になったら、
    4.0
    三十五歳の誕生日を迎えたメイ。「いつから彼氏いないんですか?」「何が目標なんですか?」――失礼な後輩に憤慨しつつも、カフェの副店長として働く日々はそれなりに充実している。毎日同じメニューを頼むお客さんも、そんな日常の一部だったのだけど……。久しぶりの恋に戸惑う、大人になりきれない私たちの恋愛小説。〈解説〉渡辺雄介

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