「伊藤桂一」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2016/06/24更新

ユーザーレビュー

  • 静かなノモンハン
    関東軍の馬鹿さ加減がはっきり示された、どうしようもなく悲惨な、事件ではなく「戦争」であったことが見事に描かれています。白旗を掲げて擱座した戦車から出てきたソ連兵を、できるだけ近づけたあと撃ち殺しています。いっぽうノモンハンの実情を知る下級幹部に対しては、軍はどこまでも監視の目をゆるめず、事あるごとに...続きを読む
  • 静かなノモンハン
    今ここに、失った戦友の死にざまと意思を後世に伝えてくれる一冊がある。これこそが真の軍記であり、そこに学ぶことこそが戦果であると思う。
  • 静かなノモンハン
    戦死した者達の指を切り遺品として持ち帰ろうとする、それだけでも悲壮感のある話なのに自分達が全滅する可能性が高くなり、指を遺品として持ちつづけることの無意味さを感じたときの絶望感は計り知れないと思う。
    弔いは生きる者がいて初めて成立する。それすら許さない戦場がノモンハンにあった。
    前線で戦死した兵士も...続きを読む
  • 静かなノモンハン
    満蒙国境で起きた「ノモンハン事件」を兵士の視点から描き出した小説。前線の兵士たちの体験談をベースに造りだされた。戦場の有様が、心理面とともに読みやすい文章でつづられている。そこには戦争の残酷な力が溢れかえっている。死んで当たり前の戦場にある人間性が浮き上がり、認識できないほどの苦痛とともに、やりきれ...続きを読む
  • 螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集
    一兵卒として戦場で生き抜き、古参兵から理不尽な制裁も受けておられよう。それなのに、何と穏やかな文体なのだろう。かくもぬくもりに溢れた戦場小説を初めて読んだ。むやみに戦争を否定もせねば肯定もしない。むなしく散っていった戦友のためにも、現在の視点でいたずらに戦争批判をするなら、それは彼等の死を汚すものに...続きを読む

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