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Posted by ブクログ
講演者の真価は、「質疑応答」での応答にあると私は思う。
その意味では、本書は「死」という一番、共感が難しい人生の局面で寄り添うことの大切さを、質問を通して説いた希有な書である。
自分も多くの講演を依頼されるが、毎回、新鮮な質問が寄せられることに、自分の問題意識を深めさせてもらっている。新たに産み出された応答が、また、次の講演に活かされていくのである。
清掃係の女性のエピソードは、移動中の読書であったにもかかわらず、涙が止まらなくなってしまい、しばしページをめくる手を休めた。世の中には、深い悲しみを背負いながら、また、だからこそ、人に深い優しさを捧げることが出来る人がいる。
自分も、誰かの最悪の危機に際して、静かな力になれる、心のこもった「人間」でありたいと思った。
Posted by ブクログ
母の蔵書より
(この手の本をたくさん抱えていることは知ってはいたけれど)
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命が尽きるとき、「なぜ自分なのか」という問いとの葛藤が始まる。
怒り、受容、悟りといったプロセスを経て、人は自らの願いを変えていく。
最初は、長く生きたい、あれもしたかった、これもしたかった、と願う。
しかし、最期が見えてきたとき、人は自分の願いではなく、人にために願うようになる。
家族が幸せになりますように、と。
ほんとうにそうだろう。
著者は言っている。
自分にとって死は
「安らぎです」
と。
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5月に父が自宅で、独りで旅立った。
顔は驚くほど穏やかだった。
病院で死ななくてよかったと思う。
本人も拒絶していたけれど。。。
きっと家族の幸せを祈っていたことだろう。
ありがとう。安らかに。
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