死ぬ瞬間 死とその過程について

死ぬ瞬間 死とその過程について

人は死を前に、何を見、何を思い、何を考えるのか?

死は誰にも平等に訪れるものです。
それゆえ、古来、人は死を恐れ、「死を思う」ことで自らの存在を見つめてきました。
現代においても未知の感染症の拡大で、死の恐怖を身近に感じる事態が起こります。

本書は半世紀以上前に、死を迎えつつある人の心の動きを、二百人におよぶ患者の聞き取りで解明しようとしたものです。
自分や周囲の人の死をどう受け容れるか。
死について考えるとき、道しるべとなる一冊です。

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死ぬ瞬間 死とその過程について のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「死ぬ」ということを語ることによって、どこかで苦しみが理解される実感、孤独が和らぐ瞬間があるのだろうか。それは、「死ぬ」ことをタブーとしてきた私達にとって、驚くべきことだろう。もちろん人によって感じ方は様々だろうが、タブーを超えること、またはタブーを受容することによって、生身の私が浮き上がり、機械的

    0
    2024年06月26日

    Posted by ブクログ

    がん宣告されないことも多かった、宣告することが残酷とされていた時代の中、患者はそれでもある程度死期を悟っていたよう。直接的に触れてはいけないものとして扱われており、死に対する医師の考えも今とは全然違うみたいだ。死を目前にした人々にインタビューを行い、死に向かう過程を提唱したキューブラー・ロスのインタ

    0
    2024年06月04日

    Posted by ブクログ

    読み初めは退屈でしたが、2章3章と読み進めていくにつれ面白くなってきました。
    最初のうちに合わないと思っても断念せずに最後まで読んでみることをおすすめしたいです。

    大きなショックを受けた時の感情の移り変わり、そして抑圧された気持ちを認め・解放することがどれほど大切か、さまざまな患者さんたちの話や病

    1
    2022年09月15日

    Posted by ブクログ

    『死の五段階説』を提唱したエリザベス・キューブラー・ロスのベストセラー書籍。2001年新訳バージョン。旧訳で「死の瞬間」という邦題が付けられたためそのまま旧タイトルが採用されているが、本来は「死の過程」を意味したものを著述している。200人以上の末期患者とのインタビューを経て、患者自身の死に対する受

    1
    2022年02月21日

    Posted by ブクログ

    読み継がれて50年。まさに、万人が読むべき一冊。200人に及ぶ末期患者への直接面接により、死に至る人間の心の動きを探る。
    ただ延命をすればいいというわけでもない。患者の家族の意見が優先されがちであるが、死に臨む患者の暗黙の訴えにもっと敏感になるべきである。

    1
    2021年09月19日

    Posted by ブクログ

    死に直面した人達のインタビューがたくさん載っていて
    死ぬ前の不安や気がかりについて色々聞くことが出来る

    無意識下では自分は不死身であるという言葉にハッとさせられた
    確かに普段からあと1年で死ぬかもしれないとかそういうことを考えてはいないが、可能性としてはいつでも、なんなら明日にでも死ぬ可能性はある

    1
    2021年08月20日

    Posted by ブクログ

    元々は臨死体験者や末期患者が死を前に何をしたかったか等を書いた物だったけど、続編は死そのものをテーマに、またそれぞれの宗教の死生観等が纏められている。
    死はいつか来る。自分だけでなく周りの人達も。受け入れるのはそれぞれの立場があるし、難しくて当然。
    私もずっと咀嚼し続けて来たし、今も続けている気がす

    0
    2022年03月26日

    Posted by ブクログ

     医師が患者の死に直面する際、どのような見方で患者たちの最期を見守るのか、その過程を具体的な例を挙げながら見ていく。患者も人間である以上、医師も当然人間として患者に真剣に向き合い、できる限り会話を繰り返す。とくに精神的な面には慎重になる必要があり、それぞれの患者がその時点で何に悩んでいるのか、相手の

    0
    2024年12月15日

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