自殺論

自殺論

1,650円 (税込)

8pt

5.0

自殺は個人的気質の結果か、それとも社会的事実か? 十九世紀ヨーロッパにおける自殺率の統計を仔細に分析し、自殺を「自己本位的」「集団本位的」「アノミー的」「宿命的」の四タイプに分類。生の意味喪失や疎外感など、現代社会における個人の存在の危機をいち早く指摘した、近代社会学の礎となる古典的名著の完訳。

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自殺論 のユーザーレビュー

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年11月23日

    社会科学の原点のような本で、自殺率の高い国と低い国の違いは一体何なのかを解明していく本。

    結論から言ってしまうと「宗教の違い」で同じキリスト教でも自己責任論の強いプロテスタントのほうがカトリックよりも自殺率が高い傾向があるとのこと。

    自殺率と宗教には強い相関性があって自殺を明確に禁じるイスラム教...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年08月01日

    自殺って何なんだろうと、この度、読むことにした。


    19世紀末のヨーロッパに増加した自殺について、社会現象として各国各都市のデータをもとに、考察している。
    なんで昼間に自殺が多い?なんで都市に多い?なんでプロテスタント教徒に多い?なんで離婚した男性に多い?殺人との関係から言えることは?

    120年...続きを読む

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