作品一覧

  • スミルノ博士の日記

    小説・文芸

    3.4
    1巻1,100円 (税込)
    天才法医学者ワルター・スミルノはある晩、女優アスタ・ドゥールの殺害事件に遭遇。容疑者として、かつての恋人スティナ・フェルセンが挙げられる。名探偵レオ・カリングの手を借り、不可解な謎に挑むのだが……。 本作はかつて小酒井不木訳で「新青年」に掲載されるや、江戸川乱歩・横溝正史ら戦前の日本人作家にも多大な影響を与えた。世界ミステリ史上にその名を刻む、探偵小説ファン必読の傑作本格推理長篇。 〈解説〉戸川安宣 【目次】 第1章 発端 第2章 糊づけにされたページ 第3章 警官第三一七号 第4章 偶然 第5章 尋問 第6章 「あなたの奥さんです」 第7章 犯行の時刻 第8章 三人目の客 第9章 新しい事実 第10章 レオ・カリング援助を求める 第11章 第二の銃弾 第12章 犯人の名 第13章 意外な展開 第14章 深夜の冒険 第15章 厚かましい侵入者 第16章 新しい証拠 第17章 手紙 第18章 犯人はだれか? 第19章 告白 第20章 レオ・カリングの付記 ドゥーセ今昔(宇野利泰)

ユーザーレビュー

  • スミルノ博士の日記

    Posted by ブクログ

    探偵推理系をあまり読まないので、新しい視点を得た感覚になった
    確かにそう思い込んで読んでたわってなった
    面白かった

    0
    2026年08月06日
  • スミルノ博士の日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良作。
    探偵:レオ・カリングが披露するラストの公開推理パートが他のミステリーではあまり見ない、「犯人に嫌がらせをして、自白させる」とかいう容赦ない方法をとるのが、個人的に新鮮で面白かった。

    物語の形式で犯人が察せてしまう部分はあるが、犯人の頭の良さ、異常性、途中の行動が錯綜する場面等は読んでいて、かなり楽しめるものだった。

    少し残念なところは「とても読みにくい」こと。
    言葉のリズム等は気にならなかいが、シンプルに平仮名が多く、読んでいて疲れる。
    『アルジャーノンに花束を』のように、意味のある平仮名かと最初は思ったが、そんなことも無いため、個人的にその点だけ低評価という感じ。

    0
    2026年02月06日
  • スミルノ博士の日記

    Posted by ブクログ

    トリックや真相の意外性よりも、真犯人の心理や精神性の邪悪さが何より鮮烈だった。
    最後の「レオ・カリングの付記」で語られる、具体的に説明された事件の全容の話よりも、カリングから見た犯人の精神状態の方が強く脳みそに刻み付けられるほど。

    真相を知った上で改めて読み直すと、全く違う色味、具体的にいえばゾワゾワする恐ろしさが新たに感じられるのが面白い。
    また、最初に読んでいて不自然に感じた部分も「そういうことだったのか」と理解できるのが気持ち良い。その上で、理解できる気持ち良さよりも、理解できた事で判明する怖さの方が勝ってくる。

    物語としてはミステリーの読み応えだけど、最後まで読むとまるでサイコスリ

    0
    2026年08月17日
  • スミルノ博士の日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    信頼できない語り手、の古典ミステリ。
    タイトルも中身もわからない二重表紙で売られていた本で、そういう意味でも楽しんで読みました。

    0
    2026年07月20日
  • スミルノ博士の日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ダブルカバーで平積みされていたら買っちゃうよ。「とある理由」が気になってワクワクして読んだ。
    肝心の「とある理由」は博士の日記がベースということ、警官とのやり取りで生まれる博士への不信感からずっとそうなんじゃないかとは思って読んでいた。それを100年くらい前に書いているからすごいんだけどね。今となってはうーんって感じ。

    ただ途中でえがかれる博士の不安定な様子や全体的に漂う不穏な空気感が海外の翻訳ミステリーらしさが出ていてよかった。ラストでカリングが使った手法も相手の急所を突く見事なものだった。

    0
    2026年06月03日

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