ドゥーセの作品一覧
「ドゥーセ」の「スミルノ博士の日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ドゥーセ」の「スミルノ博士の日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
良作。
探偵:レオ・カリングが披露するラストの公開推理パートが他のミステリーではあまり見ない、「犯人に嫌がらせをして、自白させる」とかいう容赦ない方法をとるのが、個人的に新鮮で面白かった。
物語の形式で犯人が察せてしまう部分はあるが、犯人の頭の良さ、異常性、途中の行動が錯綜する場面等は読んでいて、かなり楽しめるものだった。
少し残念なところは「とても読みにくい」こと。
言葉のリズム等は気にならなかいが、シンプルに平仮名が多く、読んでいて疲れる。
『アルジャーノンに花束を』のように、意味のある平仮名かと最初は思ったが、そんなことも無いため、個人的にその点だけ低評価という感じ。
Posted by ブクログ
トリックや真相の意外性よりも、真犯人の心理や精神性の邪悪さが何より鮮烈だった。
最後の「レオ・カリングの付記」で語られる、具体的に説明された事件の全容の話よりも、カリングから見た犯人の精神状態の方が強く脳みそに刻み付けられるほど。
真相を知った上で改めて読み直すと、全く違う色味、具体的にいえばゾワゾワする恐ろしさが新たに感じられるのが面白い。
また、最初に読んでいて不自然に感じた部分も「そういうことだったのか」と理解できるのが気持ち良い。その上で、理解できる気持ち良さよりも、理解できた事で判明する怖さの方が勝ってくる。
物語としてはミステリーの読み応えだけど、最後まで読むとまるでサイコスリ