ドゥーセのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレネタバレなしで読んだ方がいいです‼️‼️‼️
本当に本当に本当に面白かった。私は事前情報無しに読んだけど、それが幸運だと気づいた。有名な本は何で有名かも入ってきちゃうからね。無知でよかった。そのくらい、読んでる間楽しめた。だから、ちょっとでもネタバレになりそうなのでネタバレ感想に設定しておく。
あと、あとがきとか解説も面白かった。無知ゆえに江戸川乱歩の名前出てきて「!!」となったし、影響を与えた本だとは、、、勉強にもなりました。
有名なトリックの有名な本だとは、、、感嘆するくらい見事なものでした。
以下ちゃんとしたネタバレ↓↓↓
本の中で、ただ叙述トリックを使うだけでなく -
Posted by ブクログ
当時何も知らずに読んだ人はどえらい衝撃を受けたことでしょう(°▽°)
現代社会はネットであらゆる情報をすぐに見ることができて便利なのですが、昔もいまも推理小説を読むときはなるべく情報は遮断しておいたほうがいいと思います(°▽°)
「あまり知りたくなかった前情報」「不意打ちのネタバレ」など…あるあるではないでしょうか…(°▽°)
情報なんて仕入れようとしなくても、とりあえず何も考えずに読み始めて、作者の仕掛けた罠に思いっきり嵌っちゃって、「あー騙されたー!」って言いながら天を仰いだり思わず笑っちゃったりする、そんな読書体験のほうが楽しくてイイな、と思うのです(°▽°)
1917年(大正6年) -
Posted by ブクログ
ネタバレこの作品の名前は何かで知っていて、読むことが出来ずにいて数十年。まさかの、カバーを隠した状態で発売されていて、狂喜乱舞でした。
しかも、オリジナル訳。
「とある理由」をあらかじめ知っていて、それでも面白かった!そして、これをリアタイで読みたかった、と切に思います。
昨今の倒叙作品に慣れた読者には、もしかしたら、「なんだぁ」と思われるかもしれませんが、同トリックの、かの有名作品よりも以前に書かれたものである、ということを考慮に入れると、この作品がいかに当時、驚嘆に値するものだったのかが理解できるでしょう。
倒叙法にととまらず、登場人物の心の動きと、探偵が犯人を絞っていく過程の描写に優れていて、表 -
Posted by ブクログ
本屋で、Wカバー(カバーの上にさらにカバー)がかかった本が平積みされていたので、思わず手に取りました。
――“ミステリの一部界隈では「とある理由」でよく名が知れているものの、絶版で長らく入手困難になっていた作品です。”
表紙に書かれたこの一文に、完全にやられました。
一体どんな内容なんだ?!と、期待が一気に膨らみます。
しかも「とある理由」を知っているのと知らないのとでは、読み味がまったく違うというのです。
この作品が発表されたのは1917年。
その時代に、あのトリックや表現方法を用いて作品を創り上げていたとは……本当にすごいことです。
物語は、仮面舞踏会の夜に殺害された女優をめぐる事 -
Posted by ブクログ
旅行先で、表紙タイトルが隠された状態で激推しされてたので買った本。
昔の、それも翻訳本ということでやや読みにくいが、結構面白かった。
いわゆるナードぽい主人公が奔走する話。元カノが殺されて、BSS(僕の方が先に好きだったのに)の女性が第一発見者で、容疑者は元カノを寝とってBSSの女性と結婚した友達らしい。
話が込み入ってるし、なんかもう誰が誰だか?ってなる。それに、主人公もよく言えば好きな人のために頑張ってるけど、悪く言えば空気読めない事するし……(婚約者もいるのにね)
内容文体トリック含め、良くも悪くも昔っぽいけど、でも100年以上前の作品らしいから、その当時の衝撃過ごそう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ売り方が面白くて購入。表紙が見えないようにカバーの上から更にカバーがされ、売り文句が書いている。「とある理由」で有名な小説であり、それゆえに前情報なしで読むべしとのこと。あらすじも表紙も装画も見ずにに買うことはなかなか無いので、新鮮な気持ちで作品に触れられる良い企画だと思う。少なくとも電子書籍では出来ない。
しかし、ある程度読み進めると犯人に気づく。古典と言ってもいい作品なので、現代の感覚で読むとわかる人はわかるだろうが、なによりもカバーの売り文句によって「仕掛け」があることが明かされてしまっているからだ(何を言ってもヒントになってしまうので、仕方がないとは思う)。しかし仕掛けに気付いた