ドゥーセのレビュー一覧

  • スミルノ博士の日記

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    ネタバレ

    本屋さんの指示通り全ての先入観をなくして読んでみた

    スミルノ博士が犯人ではあって欲しくはなかった。
    隠し子までいた アスタ ドゥールとの間に

    第一章の事をすっかり忘れていた
    探偵レオ カリングの事件簿シリーズだった

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    2025年08月30日
  • スミルノ博士の日記

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     ネタバレになるから詳しく書けないけど、推理小説を読んでる人なら、最初からトリックはわかってしまうと思う。
     緻密な論理展開も自分には今一つパッとしなかったかな。
     ただ、おそらく100年以上前の当時としては画期的で、推理小説史上では重要な位置づけなんだろうな、という気はする。

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    2025年08月29日
  • スミルノ博士の日記

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    ネタバレ

    1917年のスウェーデンの作品。推理小説が好きな方には有名な作品とのこと。当時としては斬新で後々影響を与えたものと思います。歴史的な作品を読めたことは貴重な体験でした。
    しかしながら…。何となく途中でわかってしまいました。やはり現代のミステリーを読んでいると少し物足りない気もします(生意気で、ごめんなさい)。
    登場人物が「さけんだ」という記述が目立ち、やや違和感。スウェーデンの(当時の)人はよく叫ぶのか?それとも、大きな声を出すくらいの意味なんですかね?

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    2025年08月03日
  • スミルノ博士の日記

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    ネタバレ

    序盤も序盤、第二章~第三章あたりで、オチ、すなわち犯人が誰か、がわかってしまう。
    本作に類する作品は既にそれなりに読んでしまっているため、文章の違和感、内容の違和感からわかってしまう。
    これ系の作品を全く知らずに一番最初に読んだのが本作だとしたら非常に楽しめる作品であると思う一方、これ系の作品を読んだことがあるとすぐ真犯人に辿り着けてしまう。
    感想として「面白くなかった」というのは適切でなく、「知ってしまっていた」というのが正確か。
    構成が酷いとかオチが納得できないとか文章が読みづらいといったことは全くない。

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    2025年08月02日
  • スミルノ博士の日記

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    ネタバレ

    1917年、スウェーデンのドゥーセによるミステリー。探偵カリングとある事件の助手をしたスミルノ法医学博士。ある夜、仮面舞踏会の帰りに女優が射殺され、その嫌疑が元恋人にかけられたことにより、そのいきさつをスミルノ博士が日記にしたためる。感想としては、古典らしく、仮面舞踏会など馴染みのない設定もあり、なかなか没入しにくかった。あと、(個人的に苦手な)◯◯トリックであることを目にしてしまったせいもあるし、日記内のスミルノ博士が明らかにおかしいので、途中から興ざめしてしまった。ただ当時は斬新だったのかな?というのは想像できる。並べて語られるクリスティの「アクロイド殺し」(スミルノ博士より後らしい)は読

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    2025年01月05日
  • スミルノ博士の日記

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    ネタバレ

    スウェーデンの作家、サムエル・アウグスト・ドゥーセの1917年の作品。私立探偵レオ・カリングシリーズの一作。

    死亡した細菌学の権威、スミルノ博士の手記を読み解く、というのがストーリーの根幹。
    意外な展開、というか出版された時期からして、ラストの展開の先行作品なのではないかと。クリスティより早いか。

    ただいかんせん、流石に古く。
    読みやすいのだけど、だから仕掛けもなんとなくわかってしまう。

    シリーズものとのことで、他の代表作も出版してほしい。

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    2024年12月19日
  • スミルノ博士の日記

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    今となっては、大半のミステリ読者が読みもしないうちに、犯人の見当を付けてしまうだろう。それはまあ仕方のないことだが、だからといってつまらないわけではない。フーダニットの愛好家なら愉しい読書になると思う。しかし主人公の奇行というか、乱暴さには呆れる。こんなことをして当時は大丈夫だったんですかね?

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    2024年08月10日
  • スミルノ博士の日記

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     今となってははるか昔のミステリを読み始めたころ、ミステリの紹介本ー特にトリックなどを説明するものーがあって、この本の一番肝のところを、スウェーデンの作家の作品であること(今のように北欧ミステリ隆盛の時代ではなく珍しかった)と共に知ったのだった。
     ただ、その頃は既に本書は新刊書店では手に入らなかったので、そんな本があるのだくらいで終わっていた。

     それか何と新刊で、しかも文庫本で出た!これは読むしかない。

     いろいろなミステリを読み慣れた今から見ると、作者のやろうとしたことは比較的早く分かるが、犯人候補が次々に変わって来るなど工夫があり、全体的には結構楽しく読めた。

     60年前の翻訳だ

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    2024年07月20日