スミルノ博士の日記

スミルノ博士の日記

1,100円 (税込)

5pt

天才法医学者ワルター・スミルノはある晩、女優アスタ・ドゥールの殺害事件に遭遇。容疑者として、かつての恋人スティナ・フェルセンが挙げられる。名探偵レオ・カリングの手を借り、不可解な謎に挑むのだが……。

本作はかつて小酒井不木訳で「新青年」に掲載されるや、江戸川乱歩・横溝正史ら戦前の日本人作家にも多大な影響を与えた。世界ミステリ史上にその名を刻む、探偵小説ファン必読の傑作本格推理長篇。

〈解説〉戸川安宣

【目次】

第1章 発端
第2章 糊づけにされたページ
第3章 警官第三一七号
第4章 偶然
第5章 尋問
第6章 「あなたの奥さんです」
第7章 犯行の時刻
第8章 三人目の客
第9章 新しい事実
第10章 レオ・カリング援助を求める
第11章 第二の銃弾
第12章 犯人の名
第13章 意外な展開
第14章 深夜の冒険
第15章 厚かましい侵入者
第16章 新しい証拠
第17章 手紙
第18章 犯人はだれか?
第19章 告白
第20章 レオ・カリングの付記

ドゥーセ今昔(宇野利泰)

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スミルノ博士の日記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日記をもとに事件を見ていく。
    最初からどこか違和感を持ちつつもどんどん晴れていく感覚があり、最後明かされたときにはスカッとした。
    途中から勘づいてしまうくらいにはありきたりな構成なのかもしれないがやはり最後には心がスッキリするため、ミステリーはやめられない。

    0
    2025年04月10日

    Posted by ブクログ

    な、なるほど〜〜〜!!!ってなったし、知らずに読んで!!ってことの意味が分かって面白かった!!

    ちょっと翻訳文のリズムが個人的に馴染まなくて序盤が大変だったけど中盤からは一気に読んじゃった………

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    当時何も知らずに読んだ人はどえらい衝撃を受けたことでしょう(°▽°)

    現代社会はネットであらゆる情報をすぐに見ることができて便利なのですが、昔もいまも推理小説を読むときはなるべく情報は遮断しておいたほうがいいと思います(°▽°)
    「あまり知りたくなかった前情報」「不意打ちのネタバレ」など…あるある

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    1917年、大正6年に上梓された本作品は、日本の推理小説ファンの間では知られたものだったようです。
    江戸川乱歩、横溝正史らにも影響を与えたそうです。

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    途中からなんとなくオチが読めてしまった。
    中学生くらいのときに読みたかったなぁ。けど、良いミステリーだ。これ以上は何も言えない。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    全く知らなかったのだがだいぶ古い著書のようだ
    あえて表紙を隠したカバー付きの文庫本は数ある平積み本の中で異彩を放っていた
    内容は登場人物もそんなに多くなく(海外文学はその名前や地名だけで頭が混乱してしまうが)わかりやすく読み進められた
    誰がどんなトリックでと私なりに考えてはいたが結末はなかなかおもし

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    本屋で見つけて、つい気になって手に取りました。

    原著は100年前だったのか!!と驚き
    昔の本だからか、展開として読んでて気になるところは色々あったけど…

    昔の本を読む時って、その当時の歴史に触れるような不思議な感覚があって、「当時はどんな風に読まれたのかな…」とか思いを馳せながら読むのが楽しかっ

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    良い意味でひねくれたミステリファンなら途中で色んな真相に気付くだろうけど、博士の日記の構成や細々とした証拠品のピースが綺麗にはまっていく様が気持ちがいい。
    第2のホームズと言っても過言では無いカリングのニヒルな推理に痺れました。
    しばらく新規開拓をしていなかったけど、特殊な装丁で手に取

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    今となっては手垢がついてしまったトリックだし、犯人も途中で察してしまったので、正直期待しているほどの衝撃はなかった。だけどこれを100年以上前に編み出したんだよなぁと思うと脱帽。

    0
    2025年12月10日

    Posted by ブクログ

    翻訳本ということもあり、僕には読みづらかった。100年以上前の本という所にロマンを感じる。この手のトリックはここから始まったのかと思うと、読んで良かった本になった。

    0
    2025年12月08日

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