クラウゼヴィッツの作品一覧

「クラウゼヴィッツ」の「[新訳]戦争論」「戦争論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 超約版 戦争論
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    ■「プーチンがいなくなれば戦争は終わる」はなぜ大間違いなのか? 露ウクライナ侵攻を機に読み直す軍事戦略の古典的教科書。 「争いの本質」を知り優位に立て! 『孫子』と並ぶ世界的戦略書の要諦。かつて『戦争論』を著わしたクラウゼヴィッツ。プロイセン軍人としてナポレオンに対抗することを命じられた。その際に編み出された戦略の要諦こそ『戦争論』である。時代の変遷を経て各国の為政者に愛読された『戦争論』は、戦争における人間の変わらない心理が描かれている。本書は膨大な原典から重要なエッセンスを抜き出し、激動の現代の視点から平易な現代語訳で読み直すもの。 [目次] 第1章 戦争とは何か 第2章 「戦術」と「戦略」 第3章 「防御」と「攻撃」 第4章 勝利に必要な「戦闘力」 第5章 部下を率いる資質 第6章 歴史に学ぶ勝利の本質 【原著者略歴】 クラウゼヴィッツ 1780年生まれ、1831年死去。プロイセン王国の軍人で軍事学者。ナポレオン戦争にプロイセン軍の将校として参加。戦後は研究と著述に専念したが、死後1832年に発表された『戦争論』で、戦略、戦闘、戦術の研究領域において重要な業績を示した。 【訳者略歴】 夏川賀央(なつかわ・がお) 1968年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。数社の出版社で編集者として活躍したのち独立。会社経営の傍ら、ビジネス書を中心に執筆活動を行う。古典の現代語訳に『武士道』『茶の本』『風姿花伝』『啓発録』(いずれも致知出版社)、『今度こそ読み通せる名著スマイルズの「自助論」』『今度こそ読み通せる名著 マキャベリの「君主論」』、『超約版 貞観政要』(いずれも小社刊)、著書に『すごい会社のすごい考え方』(講談社プラスα文庫)、『仕事ができる人の「日本史」入門』『仕事ができる人の「アジア史」入門』(いずれもきずな出版)などがある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『超約版 戦争論』(2022年9月16日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 戦争論(上)
    3.6
    比類なき戦略家としてナポレオンを撃破したプロイセンの名参謀クラウゼヴィッツ。その思想の精華たる本書は、ミリタリズムの域を超えて、あらゆる組織における決断とリーダーシップの永遠のバイブルである。上巻は第一部「戦争の性質について」から第五部「戦闘力」まで。         (全二巻) 【目次】 第一部 戦争の性質について 第二部 戦争の理論について 第三部 戦略一般について 第四部 戦闘 第五部 戦闘力 訳注 訳者解説
  • 戦争論(上・下)合本
    -
    プロイセンの名参謀としてナポレオンを撃破した比類なき戦略家クラウゼヴィッツ。その思想の精華たる本書は、戦略・組織論の永遠のバイブルである。 【目次】 第一部 戦争の性質について 第二部 戦争の理論について 第三部 戦略一般について 第四部 戦闘 第五部 戦闘力 第六部 防禦 第七部 攻撃(草案) 第八部 作戦計画(草案) 訳者あとがき 訳注 年表 訳者解説(清水多吉) 解説(是本信義)
  • 戦争論 上
    3.7
    1~3巻1,210~1,430円 (税込)
    ナポレオン一世により本質的な変貌をとげた戦争形態たる国民戦争を精密に分析して、近代戦争の特質を明らかにした戦争哲学である。なお、戦史の理論的問題に正しい視点を提示し、戦争と政治・戦争の原型・戦争の本性を明らかにする。軍事専門家のみならず、エンゲルス、レーニンなどにも多くの影響を与えた。

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  • [新訳]戦争論 隣の大国をどう斬り伏せるか
    3.6
    1巻999円 (税込)
    <軍司令官が、戦場で目の前の敵に勝つためには、ゆっくりと考えているだけの暇は与えられはしない。戦争指導者も、将軍も、常に不十分な時間内で、次々と決心をしていく他はないのだ。なぜなら、敵もこちらを出し抜こうとしてすでになんらかの行動を開始しているのであり、まごまごしていれば、わが陣営はとりかえしのつかぬ不利を喫するからだ><戦略には、「精神的要素」「物理的要素(有形の戦力、ことに異兵種の混合編成法)」「数学的要素(統計表化できる補給や補充)」が、いずれも分かち難く関与する。このうち精神的なものは物理的なものよりも大事である。剣でたとえれば物理的要素は柄の部分にすぎず、精神的要素こそが刃の部分である>……「誰もが知っているが、なかなか読めなかった」古典の名著『戦争論』。そのエッセンスならびに、あらゆる組織における指導者の決断とリーダーシップの勘所を、わかりやすい新訳で現代の読者に提供。

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ユーザーレビュー

  • 戦争論(上)

    Posted by ブクログ

    すべてを読んだわけではなく、前半を読みましたが、

    「戦争における戦略一般について」という章は秀逸です。

    昨今、「戦略」と「実行」が部署レベルで分離されていて、それぞれを担う担当者がいますが、戦略ー戦術ー戦闘は、一体不可分であるため、そのすべてを見通せないと、その戦略は失敗するとあります。

    普段の仕事のなかでもよく見られる状況で、肝に銘ずべきだと思いました。

    0
    2021年01月08日
  • [新訳]戦争論 隣の大国をどう斬り伏せるか

    購入済み

    なかなか

    面白かった

    0
    2020年05月19日
  • 戦争論(上)

    Posted by ブクログ

    カール・フォン・クラウゼヴィッツは、いまから230年まえの1780年7月1日に生まれたプロインセン王国の軍人・軍事学者。

    ナポレオン戦争の経験を元に書かれたものですから、現代の私たちからすればだいぶ古くさいという感覚があって、こういう方面の著作でまず最初に私が手にしたのは、憧れのフランス五月革命というのも手伝って、アンドレ・グリュックスマンの『戦争論』(上下巻・岩津洋二訳・雄渾社・1971年)でしたが、これはいかにも哲学者が書いたというふうなバロック的な暗喩と黙示に富んだ文章だったような記憶がありますが、それに比べてクラウゼヴィッツのこの本は、例の有名な「戦争とは他の手段をもってする政治の継

    0
    2011年10月28日
  • 戦争論 上

    Posted by ブクログ

    内容ではなく、翻訳に関して。

    読みにくい、とのコメントが幾つかありますが、個人的には、格調、勢い、味わいのある名訳だと思います。同じ訳者によるカントの諸作の訳文と同様です。
    最近出版された「全訳 戦争論(上・下)」(加藤秀治郎訳、日本経済新聞出版)…「画期的な新訳」「平明な日本語」「既存の翻訳に比べて格段に読みやすい訳文」という謳い文句、「日本クラウゼヴィッツ学会理事」という訳者の肩書につられ、最初はこちらを買って読み始めたものの、無味乾燥な文章で読み進めるのが苦痛になり、岩波文庫版に切り替えて、正解でした。
    日本経済新聞社版では、通読性を損なわないように別註は省き、文中カッコで最低限の補足

    0
    2024年11月03日
  • 戦争論(下)

    Posted by ブクログ

     上巻に続いて、下巻でも戦争のあり方を延々と述べているが、本書は上巻を含めて、リーダーがやるべき、人間の動かし方が説かれており、その辺りを注視して読むと、現代にも応用できる教訓がいくつか見られる。『戦争論』においては最高司令官が組織のリーダーとなるが、それを現代の企業等の組織のトップに置き換えて読み込むと、上に立つ者として求められる資質が見えてくる。
     個人的に、著者が述べた司令官と国民皆兵、民衆群との関係については、組織間の役割分担を決める際に必要な要素がよくわかる箇所で、その判断力がリーダーが有能であるか否かがわかると思われる。
     人間は個々人で能力差や分野ごとに向き、不向きがあり、場合に

    0
    2023年05月30日

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