【感想・ネタバレ】[新訳]戦争論 隣の大国をどう斬り伏せるかのレビュー

あらすじ

<軍司令官が、戦場で目の前の敵に勝つためには、ゆっくりと考えているだけの暇は与えられはしない。戦争指導者も、将軍も、常に不十分な時間内で、次々と決心をしていく他はないのだ。なぜなら、敵もこちらを出し抜こうとしてすでになんらかの行動を開始しているのであり、まごまごしていれば、わが陣営はとりかえしのつかぬ不利を喫するからだ><戦略には、「精神的要素」「物理的要素(有形の戦力、ことに異兵種の混合編成法)」「数学的要素(統計表化できる補給や補充)」が、いずれも分かち難く関与する。このうち精神的なものは物理的なものよりも大事である。剣でたとえれば物理的要素は柄の部分にすぎず、精神的要素こそが刃の部分である>……「誰もが知っているが、なかなか読めなかった」古典の名著『戦争論』。そのエッセンスならびに、あらゆる組織における指導者の決断とリーダーシップの勘所を、わかりやすい新訳で現代の読者に提供。

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2020年05月19日

Posted by ブクログ

一般人の読み物としては孫子ほど面白くはないが、国と国との複雑な関係性や戦争の本質についてはより詳細に分析されている。

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2016年12月12日

Posted by ブクログ

戦地の描写や兵士の心理描写等参考になる部分は多かったが、新版だとどういう編集がされているか分からないので、追ってオリジナルもトライしてみたい。

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2020年09月29日

Posted by ブクログ

クラウゼヴィッツはポーランド人が嫌いだったそうだ。『戦争論』では言及していないが、ポーランドの中産階級の多くはユダヤ人だった。p.219

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2013年04月14日

Posted by ブクログ

原典は読んでませんが新訳というよりはシドニイ・シェルダン並の超訳。
眠たそうな本がさくっと読めたのでまあ良いのでしょう。
北朝鮮の立場になって読むと、周りにいつ攻め込まれるかわからない(と思っているとして)からとにかくはったりをかますということになる。
この本の戦争の概念は戦国時代くらいにとらえるのが感覚的に近いと思う。

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2013年02月20日

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