ヒュームの作品一覧

「ヒューム」の「人性論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

ユーザーレビュー

  • 人性論

    Posted by ブクログ

    いつまでも読み終わりたくないヒューム。
    内省と内観の天才。
    その後の自然科学と社会科学の発展をもってしても、この人ほど、人間や社会の本性に深くかつ的確に迫ることができた人は未だにいないと思う。

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    2022年05月07日
  • 人性論

    Posted by ブクログ

    読んでいくと、とても面白い

    なんだけども、どうしても読みきれない

    といつのも、道徳とかの議論はなんかもう、あんまり興味もてないというか

    それよりも、人間性に主眼をおいたあたりに面白みを感じてるんだけども、なんかこう訳文が馴染まないのか

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    2020年04月24日
  • 人性論

    Posted by ブクログ

    魅惑的な天才。認識論のストーカー。分析的ヘンタイ野郎。

    ヒュームの丁寧な、丹念すぎる分析に読者はおのずと惹きこまれていってしまう。

    認識論は言わずもがな、第三部の道徳論も傑作だと思う。
    規範倫理学の立場からではなく、メタ倫理学的な立場から、つまり「道徳とは本来どうあるべきか」ではなく「道徳とは現にどうあるのか、どういう機能を果たしているのか」を適確に観察・分析している。だれも意識的に行うことのなかった、画期的な作業である。

    カントの微睡みを醒まし、現代思想の先鋭の多くにも多大な影響を与えたことに疑いの余地を与えない素晴らしい内容。

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    2014年06月29日
  • 人性論

    Posted by ブクログ

    鋭い洞察力だなあ、自我とは連続性のない知覚の束だと見抜いたのはすごい。自分(自我、エゴ)を知るのに役立ちそう。それにしても哲学書は難しい。

    普段は坐禅、瞑想して思考をあまり使ってないから、たまに哲学に触れると頭・思考の体操になる気がする。哲学書の内容はすぐ忘れちゃうけど。

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    2025年12月28日
  • 人性論

    Posted by ブクログ

    記述のすべてが現代にも妥当しうるとは思わないが、読んでよかったと思える。
    古典的哲学書は、まずその思考過程、着眼点、問題意識に現代でも学ぶべきものがあり、その結論にすべての価値があるとは限らない。

    本書はまず、ぼくらが因果関係としてとらえているものにメスを入れる。認識作用は、超越論的(アプリオリ)に、因果のフィルターがかかっている、と主張したカントの思考がヒュームからきていることがわかる。また、因果を含む、すべての空間的、時間的関係は縁によって成り立つ、仮のものと主張する仏教とも親近しているといわれるゆえんもある。つまり、必然的な因果関係はありえず、蓋然性からしかとらえられないという主張であ

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    2025年12月28日

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