角川文庫作品一覧
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4.026歳の春、根岸は6年間勤めていた料理店を辞めた。長年お世話になったオーナー夫妻と板長、そして同僚たち。その全員の顔を根岸は未だに覚えられない。人の顔を認識できない脳機能障害の一種、相貌失認を抱える根岸は、もっと自分に向いている働き方を探し続けていた。そんな根岸が次の道として選んだのは「出張料理人」。出張料理人は依頼人の元へ出向いて料理をするため、不特定多数の客を迎える機会はなくなるからだ。幸運にも埼玉・与野でぴったりな物件にめぐり逢い、新しいスタートを切った根岸。そんな根岸の元へ、結婚記念日のサプライズメニューのオーダーが入る。張り切る根岸だったが、物件が地元で愛された名店の跡地だったことから、その名店の跡継ぎだと誤解されていて――。依頼人の心に寄り添いながら供されるおいしい料理たちと、駆け出し出張料理人の奮闘記!
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3.7三島屋シリーズ情報から岡本綺堂まで――ファン必携! 著者自らによる公式読本 「三島屋変調百物語」シリーズ情報を掲載し角川文庫に登場! 人の業がなせる、恐ろしくも切ない怪談話の語り部・宮部みゆき。稀代のストーリーテラーが織りなす物語には、どんな思いがあったのか。 物語の舞台を歩きながらその魅力を探る異色の怪談散策! さらに怪異の世界を縦横に語りつくす北村薫氏との特別対談に加え、“今だから読んでほしい”小説4編を厳選。ファン必携! 著者責任編集「宮部怪談」公式読本。 電子書籍は巻頭カラーバージョン! ※本書は2013年に小社から刊行された『宮部みゆきの江戸怪談散歩』(新人物文庫)を増補したものです。
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3.9愛知県名古屋の繁華街大須にある寺院で、天才発掘師・西原無量たちは謎の陶製の巨大な筒を発見する。 名古屋大空襲時の不発弾の可能性があり、現場は一時騒然とするも、調査の結果、陶管の中身は刀剣であることが判明する。 胸をなで下ろしつつも、その刀剣に首をかしげる無量たちだったが、その後しばらくして陶管の所有権を主張する「板垣辰五郎」なる人物から連絡が入る。 不審な男の主張に疑念を深める無量たち。そこへ「板垣少佐は所有者じゃない。嘘をついている」と告げる別人からの電話が舞い込んだ。 謎の陶管とそれをめぐる人々に違和感を抱いた無量たちは、名古屋で出会った作業員の韓国人・ソンジュと陶管の調査をすることに。 しかし、そんな矢先、陶管を保管している作業所に、陶管を持ち去ろうと試みる侵入者が現れる。 出くわした作業員を見て侵入者は逃げ出し、陶管は無事であったが、目撃者によると侵入者は軍服を着ており、逃げ出すと煙のように消えてしまったというのだ。 謎の刀剣とそれを追う亡霊、そしてそれを狙う者たちの影。 いったいこの陶管に封印された刀剣に、何があるというのか――。 大人気発掘ミステリシリーズ第19弾は愛知編!
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-視覚的に人を認識することが難しい高校生の葉月は、人と関わりを持たない学校生活に徹していた。 気になるのは、三年前に最寄り駅で名も無き遺体として見つかった少女……。顔も名前もあるはずなのに、誰も少女のことを知っている人が現れない。 葉月とは全く逆の立場ではあるが、なぜか同調してしまう。 そんな葉月の前に現れるようになった学校で人気の男子高生・海斗。海斗と一緒にいると目立ってイヤな反面、彼のポジティブな言葉に幾度となく救われる。 その海斗と、三年前に亡くなった少女の面影を持つ美沙の存在が、少しずつ葉月の生活に変化を与えていく。サスペンス青春恋愛ストーリー。
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4.2「関西弁って深刻さが薄れる。スマホのメモ機能に『悩みメモ』というのをつけていて、そこへ書く悩みを関西弁にすることを思いついた」「2021年の極めつけはNHK『あさイチ』のプレミアムトークに出演したこと。その数日前に自宅の階段から落ちて左足を負傷、服や靴を新調したのにサンダルで出演というガッカリな事態に」昨年、突然この世を旅立った著者が2008年から21年までの13年間にSNSでつぶやいた日記や、多くの新聞や雑誌に寄稿した書籍未収録のものを中心にまとめた珠玉のエッセイ集。著者や家族による自然や花の写真と共に、私たちの愛した山本文緒が、オールカラーの文庫で蘇る。
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3.9師匠の鍛冶に誘われて、青森県新郷村にある発掘現場に向かった天才発掘師・無量たち。 東戸来遺跡と名付けられたその縄文遺跡の環状列石の下から、国宝級の赤い大型土偶が掘り出された。 だがそれを見た瞬間、現場作業員のいろはが「すぐに埋め戻して! じゃないとひとが大勢死ぬ!」と叫ぶ。なんと死んだ祖父が、イタコの口寄せで予言したというのだ。 さらにベテラン作業員の手倉森も、「きりすと土偶はやはり存在した、奥戸来文書は正しかった!」と異様な興奮を見せる。 一方、仙台のシンポジウムに出席していた忍は、偶然無量の父・藤枝教授と再会する。 無量とは犬猿の仲のはずなのに、藤枝は「その古文書の真偽を暴いてやる」と、忍と一緒に青森に行くと言い出して……!? 大人気発掘ミステリ、青森編!
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4.2中国国民党と毛沢東率いる共産党との「国共内戦」。金門島まで追い込まれた蒋介石を助けるべく、海を渡った日本人がいた―。台湾を救った陸軍中将の奇跡を辿ったノンフィクション。第19回山本七平賞受賞。
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5.01971年。赤軍派のメンバー吉岡良輝は武装訓練を受けるためにスペイン・バスクにやってきた。世界革命の理想のもとに、この地でフランコ政権からの独立を目指し武力闘争を続ける過激派組織ETAに協力し、秘密作戦に参加する吉岡。政府転覆のためのテロ作戦が着々と進んでいるさなか、吉岡は同じメンバーのマリアとの間に子を授かる。時は流れ2005年。オリンピック元柔道スペイン代表アイトール吉岡は、死別した父がテロリストだったことを知る。事情を知る母は失踪し、当時の関係者も次々と消されてゆく。両親の過去に翻弄されたアイトールが30余年の時を経て詳らかにした衝撃の真実とは? ヨーロッパ=バスク地方を舞台にした、交錯する二つの時代の物語。※本書は上・下の2冊を合わせた合本版です。
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4.3北海道の南部、日本海を望む上ノ国町の中世の館らしき遺跡の調査に派遣された西原無量たちは土の中から漆塗りのイクパスイを発見する。 イクパスイとはアイヌ民族が神(カムイ)に祈りを捧げる時に用いる祭祀の道具。 美しさに息を飲む一同だったが、その遺物と全く同じ姿形のものを地元の住人が所有していたことが判明する。 それは戊辰戦争時に旧幕府軍の兵を助けた礼として「土方歳三から贈られた御礼の品」だと一族には伝わっていた。 そのイクパスイに添えられた書面には、旧幕府軍に〈龕灯と蝋燭〉を貸し渡した際の担保として預けたことが記載されているのみで、およそ500年前の土坑跡から見つかったイクパスイとの接点は見いだせない。 無量とソンジュはこの2つのイクパスイのつながりを解明すべく、調査を開始する。 時を同じくして、明治元年に江差沖で座礁した開陽丸の水中発掘調査のため北海道にやってきていた司波孝たちに、突然「水中発掘をやめるように」との連絡が入る。 どうやら江差沖で新たに発見された謎の和船の船箪笥にその理由があるようで、調査チームも困惑する中、ついに調査用ボートの船外機が何者かによって破壊されてしまう。 萌絵と忍は、中止要請を出した者とその目的を探ることになったのだが、謎の和船について調べを進めると、沈没時に〈龕灯と蝋燭〉を積んでいたことが史料から明らかになった。 「としぞうのイクパスイ」と沈没した謎の和船に現れた〈龕灯と蝋燭〉という共通のことば。 幕末の出来事と現代の事件に影を落とす、そのことばの意味は果たして…? 大人気発掘ミステリシリーズ第20弾は果てなき大地へ…北海道編!
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4.4歌集としては異例のベストセラー。そして、映画化も決定! いじめ、非正規雇用……逆境に負けず それでも生きる希望を歌い続け 32歳という若さで命を絶った歌人・の萩原慎一郎の歌集がついに文庫化。 解説:又吉直樹 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * NHKニュースウオッチ9で「“非正規”歌人が残したもの」として紹介され、大反響。 10月16日放送、NHK「クローズアップ現代+」で特集、又吉直樹氏により大絶賛。 11月3日「朝日新聞」「売れてる本」、「日経新聞」書評欄「ベストセラーの裏側」掲載 11月20日「毎日新聞」特集ワイド掲載。 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2019」、第8位。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
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4.5フィンラード王国の若き侯爵ユリシスは、 冷酷にも見える美貌の持ち主。 そんな彼の悩みは妹のイザベラだ。 彼女は性格が悪く、婚約中の第一王子と不仲らしい。 しかも「イザベラは悪役令嬢となり、ユリシスをも巻き込んで破滅する」という予言を、 ユリシスは側近のイザークから聞く。 「悪役令嬢とは?」と思いつつ、 運命を変えるため動き始めるユリシス。 一方、彼に忍び寄る謎の男が……。 奇想天外「悪役令嬢の兄」ファンタジー!
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3.8だって、近道じゃありませんか。戦後まもない日本で、ブラジルまで直通の穴を掘る前代未聞の新事業が発案された。極秘事業の「広報係」となった鈴木一夫は、計画の前史を調べ、現在まで続く工事の進捗を記録していく。地球の裏の広報係との交流や、事業存続の危機を経て、ついに「穴」が開通したとの報告を受けるが……。奇想天外な発想力で多くの本読みたちを唸らせた、唯一無二のサラリーマン小説。第55回文藝賞受賞作。 この小説は、突拍子もないのに生真面目で、奇妙なのに誠実で、愛おしいけれど残酷な、私にとって忘れ難い物語でした。 村田沙耶香氏 作り込まれたリアリティーと荒唐無稽なファンタジーの狭間を行き来する異空間的小説。 ニシダ氏(ラランド)
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3.9戸川海運会長・戸川孝之助に依頼され、瀬戸内海に点在する塩飽諸島のうちのひとつ、 香川県丸亀市本島に向かった天才発掘師・西原無量。 ギャラは破格で羽振りのよさが窺えるその現場には、無量の他に 犬飼、鳥海、猿渡という3人の発掘師も呼ばれていた。 発掘調査が始まった日、無量の元に鬼を名乗る人物からの嘆願書が届く。 どうかお願いです。 桃太郎が鬼の宝を狙っています。 やつらを退治してください。私たちの宝を守ってください。 あなただけが頼みです。 「桃太郎伝説」の真実とは――。桃太郎とはいったい誰なのか――。 大人気文庫書き下ろし、シリーズ第11弾!
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4.4読書を愛する神崎瀬那(かんざき せな)は高校3年生。青年実業家として活躍中の少々過保護な兄と二人暮らし中で、富裕層の子女も通う進学校である一条院学園に通っている。 幼馴染で生徒会長の翔や、服飾ブランドメーカーのご令嬢兼モデルの親友・美玲など、学校の有名人に囲まれている影響か、瀬那も“神秘的な読書女子”として密かに注目を集めているのだが、ひとまずは平和な学園生活を送っていた。 そんな瀬那の通う学校にはひときわ有名な人物がいた。国の経済にも影響を与えるような大企業グループ、一条院の総帥の孫である一条院枢(いちじょういん かなめ)。 人並外れて優れた容姿を持ち、王者のごとき雰囲気をまとう彼とは全く接点がなかったものの、ふと気付くとたびたび視線がぶつかることがある気がしていた。 だが3年生で初めて同じクラスになり、瀬那は枢となぜか急接近することに。 でも同時に、彼をめぐる厄介なトラブルにも巻き込まれることにもなって――!? 『鬼の花嫁』『結界師の一輪華』のクレハが贈る、ときめきと少し不思議な学園青春ラブストーリー!
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4.0「こんにちは。僕は死神です」 高校2年生の青柳康介の前に現れたのは、サチヤと名乗る死神だった。死神界の制度が変わり、対象者の大切な人にだけ告知することになったと言われる。また、自分が死ぬか、変わりの命を差し出せば、その大切な人は救えるともサチヤに教えられる。別れる予定だった彼女の未波が今日から数えて13日後に死ぬことを知った康介は、同情して付き合い続けることに。未波の願いをかなえる13日間を満喫する内に、自分にとっていかに大切な存在だったかを再認識していく。今まで知らなかった未波の過去や優しさに気づいた康介は、自分の命と引き換えに未波を救おうとするが……。お互いの大切さに気づいていく中で、全てがすれ違っていく切なすぎる純愛青春小説。
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4.0心に潜む、異常を暴け。 新人女性刑事・桔梗×「歩く殺人百科」平瀬 異色バディがプロファイリングで犯人に迫る。 映画化『クリーピー』の著者が放つ、新・警察小説! 武蔵野署の新人刑事・桔梗里見が初めて臨場した殺人現場は、女子大生が絞殺され、臍をえぐり取られるという凄惨なものだった。 桔梗がコンビを組まされたのは、プロファイリングの専門家で「歩く殺人百科」の異名を持つ変人刑事・平瀬 。 容疑者は浮かぶも捜査は難航、連続絞殺事件にマスコミは“東京絞殺魔、現る”と騒ぎ出す。 はたして「東京絞殺魔」は誰なのか――。 異常者だらけの現実に孤高の女性刑事が立ち向かう!
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3.8榛名山の噴火で埋もれた災害遺構から出土した千両箱が行方不明に。 独自に調査していた萌絵は「強心隊」と名乗る集団に行きつくが、なんと根城に軟禁されてしまう。 彼らの目的は一体――? 一方〈鬼の手〉を失った無量は、遺物の声を聞くこともできず、無力さを噛みしめていた。 さくらとミゲル、建設会社棟方組の面々も揃って千両箱の捜索にあたるが、「高屋敷」という男をリーダーとする謎の集団に阻まれてしまう。 頼りの忍も、千両箱盗難の参考人として警察に連行されてしまい……。 天才発掘師は、このピンチをどう切り抜ける? 「開ければ山が噴火する」という千両箱を奪取せよ! 神の眠る火山をめぐる、壮大な歴史大河ミステリ。 イラスト/睦月ムンク
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4.0「天才発掘師」の噂を聞きつけた地権者から依頼を受け、和歌山へ赴いた無量。平家の落人伝説が残る、風光明媚な町だ。 しかし、意気込んで向かった発掘現場で、無量の身に立て続けに不穏なことが起こる。 聞こえるはずのない声が聞こえたり、誰かに腕を掴まれたような気がしたりするのだ……。 不穏な気配を感じながら発掘作業を進めると、現場からは経筒(きょうづつ)が出土した。経巻を保護するための筒形容器だ。 経筒から出てきたのはなんと、人形の頭(かしら)。 それを知った発掘現場の同僚で元舞台俳優の佐分利亮平は、無量を家に招く。 佐分利家には、「道成寺雛」という内裏雛が代々伝わっていた。 その雛人形を見た無量はぞっとする。女雛には頭がなかったのだ……。 経筒の中に入っていた頭はその女雛のものなのでは、と疑う亮平に、 カメケンチームは結託して、この内裏雛の謎を解こうとするが、そんな最中に亮平が事故に遭う。 背後には「安珍清姫」伝説や、佐分利家に伝わる「三体月の呪い」の言い伝えも絡んでいそうで……?
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4.1作家・瀬尾まいこのもう一つの顔。それは中学校の「せんせい」でした。 本屋大賞ノミネート作家、瀬尾まいこのデビュー直後から3年半の日常をつづるほのぼのエッセイ。 給食で苦手な料理と格闘したり、生徒たちからの厳しいおしゃれチェックをなんとか切り抜けたと思えば、生徒会のやる気に感化されたり、合唱コンクールで胸がいっぱいになったり……。 奮闘する瀬尾せんせいと生徒たちのあたたかくてにぎやかな日常の合間に見える、それぞれの成長。「ありがとう」と「さようなら」がめまぐるしく襲ってくる学校という場所で過ごす日々は、瀬尾さんの作品世界すべてにつながる愛にあふれていた。 解説/北村浩子
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3.5北海道・網走に住む小説家の加納豪は、かわいい妹の彩を溺愛していたが、彩が商社に就職して夕張でひとり暮らしを始め、やがて同期の奥津と結婚することになり悲嘆に暮れる。しかし婚約者・奥津の浮気が発覚し、彩はショックで飛び降り自殺してしまう。奥津への復讐を誓った兄は、奥津を網走に誘い出し殺害する。奥津の遺体を車に隠しアリバイを構築するために夕張に向かう途中、加納は交通事故を起こしてしまう――。 ここから物語はふたつに分岐していく⇒ A:交通事故で人身事故を起こし、殺人が露呈した場合 B:交通事故を起こしたものの事なきを得て、殺人が露呈しない場合 ……果たして加納の運命やいかに。 ふたつのパラレルワールドがひとつに結びつくとき、衝撃の事実が明らかになる。
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4.2幼い頃に家族バラバラになり、親代わりの祖母とも死に別れた天涯孤独の青年・出淵恭二は、生活に困窮し、山で穴を掘るだけで日当十万円というバイトに参加する。 だが、突風と共に現れた「ナニカ」によって、土中に生き埋めにされてしまう。 酸欠で意識も朦朧とし、死を意識したそのとき――穴の上から恭二を覗く、喪服姿の奇妙な若い男女に助けられる。 全く似ていないが兄妹らしき2人は、なぜか初対面のはずの恭二を「弟」と呼び、強引に彼ら“平阪家”の一族が住まう家へと連れていく。 そこには、恭二の「祖父母」と「父母」だという、全く見知らぬ怪しげな人々が待ち受けていた。 彼らは疑似家族の形をとり、由縁不明の怪異に、偽の由来や物語をつけて葬ることを生業とする集団――偽葬家だった。 恭二は生きるために仕方なく、平阪家の一員、次男として怪異に対峙し、偽葬を行っていくことに。 謎めいた平阪家の人々が抱える過去、そしてラストで明かされる驚愕の秘密とは。 大好評ホラーエンタメ「領怪神犯」シリーズの著者が満を持して贈る、新たな家族と兄弟の物語!
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-世界初の小型電卓の開発で驚異的な成長をとげたOAメーカー〈ルコー〉は白藤三兄弟を中心とする同族によって経営されていたが、今日の繁栄をもたらした最大の功労者である天才的研究家・末弟の起人の不可解な死の後、次々と惨劇に襲われる。社長・隆太の自ら操縦する軽飛行機が墜落、死亡。その葬儀の席で、起人のかつての愛人で最近は隆太と親しかった常務の弥栄子が変死――。不吉な予感のなか、一族につながる女子大生・透子は起人の息子・秋人との出会いに運命的なものを感じ、急速に傾斜してゆく――。“死後の完全犯罪”の謎と悲劇的な愛が交錯する、会心のロマンティック・ミステリー。
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4.1小説家を志して実家を飛び出し、生駒山麓のアパートに籠もっていた「私」は寺の参道で謎めいた女性に出会う。その女性は万巻の書物に囲まれて暮らしていたが、厳しい読み手でもあった。私は彼女に認められたい一心で小説を書き続けるが……(表題作)。斑鳩の里に現れたひとりの青年、ベトナム戦争からの帰還兵ランボーは、己を戦場へ押しやった蘇我氏への復讐を胸に秘めていた(「ランボー怒りの改新」)。奈良を舞台に繰り広げられるロマンと奇想に満ちた4篇。本書を発表したのち沈黙を続ける鬼才の唯一の著作。仁木英之による解説、森見登美彦との対談を収録。(『ランボー怒りの改新』改題)
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3.8宮内庁職員の降旗から、海外で新たに起ち上げる発掘派遣事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。 学術調査が目的だが、依頼人は無量の〈鬼の手〉に期待し、わざわざ指名してきたのだという。 発掘現場である、榛名山の噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し、大騒ぎに。 なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも取材に押し寄せる。 しかし無量は、宝を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚えていた。 これほどのものが埋まっているというのに、右手は全く熱くならなかったのだ。 能力を失った自分は、いったい何者なのか――。 しかも無量を狙う民間軍事会社GRMの動きも怪しく……!? 日本中を発掘する大人気ミステリ、待望の第15弾!
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3.5※本作品は、2012年発売の単行本版「母がしんどい」を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。 「親と一緒に居るのが息苦しい。でも決別するには罪悪感がある」 そんなあなたにこそ読んでもらいたい、元祖毒親コミックエッセイ! ・些細なことで突然キレて暴れ始める ・ブラジャーを買ってくれない ・アルバイトも学校行事も邪魔をされる ・喧嘩をしたら職場に抗議の電話 ――これらはほんの序の口。 何もかも支配され続ける生活に限界を感じた永子は、母親と縁を切ろうと決意するが……!? テレビ・新聞・雑誌で話題沸騰! しんどい母から自立し、自分なりの幸せを掴むまでを描いた感動のコミックエッセイ、待望の文庫化! 【電子特典:描き下ろしマンガ付き『母がしんどいから8年』】
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