偽葬家の一族

偽葬家の一族

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

幼い頃に家族バラバラになり、親代わりの祖母とも死に別れた天涯孤独の青年・出淵恭二は、生活に困窮し、山で穴を掘るだけで日当十万円というバイトに参加する。
だが、突風と共に現れた「ナニカ」によって、土中に生き埋めにされてしまう。
酸欠で意識も朦朧とし、死を意識したそのとき――穴の上から恭二を覗く、喪服姿の奇妙な若い男女に助けられる。
全く似ていないが兄妹らしき2人は、なぜか初対面のはずの恭二を「弟」と呼び、強引に彼ら“平阪家”の一族が住まう家へと連れていく。
そこには、恭二の「祖父母」と「父母」だという、全く見知らぬ怪しげな人々が待ち受けていた。

彼らは疑似家族の形をとり、由縁不明の怪異に、偽の由来や物語をつけて葬ることを生業とする集団――偽葬家だった。
恭二は生きるために仕方なく、平阪家の一員、次男として怪異に対峙し、偽葬を行っていくことに。
謎めいた平阪家の人々が抱える過去、そしてラストで明かされる驚愕の秘密とは。

大好評ホラーエンタメ「領怪神犯」シリーズの著者が満を持して贈る、新たな家族と兄弟の物語!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    偽葬家の一族
  • タイトルID
    :
    20126967
  • 電子版発売日
    :
    2025年04月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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偽葬家の一族 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公のキャラクターが良い。粗野な感じなのにめちゃめちゃ感受性が高いとかあざといにもほどがある。可愛すぎる。

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    天涯孤独の青年・恭二は、困窮の末闇バイトに手を出し、山で怪異に生き埋めにされてしまう。
    危ういところを、恭二を弟と呼ぶ男女に助けられるが、霊柩車に乗せられ連れて行かれた屋敷では、異様な喪服姿の集団が待ち受けていた。
    彼らは、正体不明の怪異を家族と物語によって払い弔う「偽葬」を行う者たち。才能を認められた恭二は、生きるために仕方なく彼らの家族の次男役として怪異に立ち向かうことに……。


    怪異を偽の葬儀で払い弔う「疑葬」を生業とする疑似家族を描いたホラーエンタメ小説です。

    怪異に物語をかぶせて出自を偽装し、弔うという設定が面白い。こういう、基本人間の力が及ばない神や怪異に対して知恵や工夫を凝らしてどうにかしようとする話好きなんですよね……。同じ作者さんの『領怪神犯』シリーズもとても好きでした。

    主人公も、ひねくれてはいても情に厚くて優しい子。
    木古おうみさんの作品は、まだ領怪神犯シリーズとこちらしか読んだことがないのですが、どの話も家族間や歳上が歳下に向ける温かくも不器用な愛情や庇護欲のような表現が心が温かくなって好きです。

    0
    2025年07月15日

    Posted by ブクログ

    続いて木古おうみさんですわ〜

    木古おうみさんの文体好きですわ〜
    不穏な感じがよく出てて、どっちがニラ玉だか違う鶏たまだかわからんけど、内容と文体がひっじょうにマッチしておる

    で、今度のお話は、人間を苦しめる正体不明の「怪異」に、その背景をでっち上げて信じ込ませ、葬式なりお祓いなりをして消滅させちまおうっていう『偽葬家の一族』っていう、とっても斬新な設定
    しかも本当の家族じゃなくて偽装してるっていうダブルミーニング
    もうこの設定だけで白飯三杯いけます
    ニラ玉もあるのでさらに二杯
    いやニラ玉はなかった

    そして怪異の方もちょっぴり古事記、ちょっぴり民俗学と、もしかしてピンポイントでわいに照準合わせてきたのか!(そんなわけない)ってくらい好みなので、それはもう★5ですよ

    終わり方も良かった!

    続編もありそうなにおいしかしないので、また楽しみが増えたで!

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    血の繋がりはなくても(物語として読む分にはだが)家族的な集団というのが好きなので、かなりよかった。恭二と柊一の関係性は言わずもがな最高に癖にぶっ刺さるのだが、個人的には恭二と四朗の関係性が徐々に変化していくところがかなりよかった。あと飯の描写がめちゃめちゃよい。やはり怪異に立ち向かうには飯を食うしかない、、、シリーズものになるらしいので今後も楽しみ。

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    木古さんといえば異型の神々や怪異と共存する人間たちの物語を描くことが多く、本作でも気味の悪い怪異を偽葬することでやりこなす不思議な設定が魅力になっている。柊一を基本としつつも家族が代わる代わるバディとなって怪異と対峙する構図は珍しく様々な組み合わせの関係性が楽しめる。また、他の一族も出てくるあたりがまだまだ世界観を広げる余地となり、シリーズ化もできる流れになっているのもニクい。『領怪神犯』のように前提をひっくり返すような驚きには至らないものの、登場人物達の会話のやりとり含め、十分に楽しめた。

    0
    2026年07月21日

    Posted by ブクログ

    出淵恭二にいたのは死んだ祖母と幼い頃に自分を迎えに来ると言ったきりの兄。ひとりぼっちの恭二は怪しさしかないバイトに手を出し、生き埋めにされる。そんな恭二を助けたのは身に覚えのない兄と姉だった。
    つねに余裕があり豪快な祖父・六郎、微笑を浮かべる中国籍の祖母・七子、四角四面な元警官の父・四朗、冷たく厳しく冷たい母・五樹、顔色が悪く謎めいた長男・柊一、上から目線で偉そうな長女・三沙、イキがってて反抗的な言動の次男・恭二。最初の平坂家の印象だ。
    物語が進み、偽葬というものが分かってくるにつれ、家族の印象は徐々に変わってくる。この性格なのにはこんな背景があるんだと読み手も想像しやすい。1冊目なので1話1話がそんなに深くないが、軽いかんじで読め、ちょいホラーテイストで読みやすかった。

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    怪しいバイトで生き埋めにされかけたところを助けられ、偽葬を行いながら怪異を沈める偽りの家族の一員になった恭二。自分に与えられた弟の役割を果たしながら、いくつかの怪異の解決に挑む。そこで明かされる脅威の存在。無事に生き残ることは出来るのか。そして生き別れた兄と出会えるのか。

    偽りの兄や偽りの家族の存在と、偽りの葬儀。偽りだらけの中で見つけた真実は、わりと序盤でそうかな?と予想していても、心打たれる。

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    領怪神犯よりキャラエンタメに振った感じ。さっぱり読めるし展開もわかりやすい。期待した分ちょっと軽すぎというかうまくいきすぎというか物足りなさはあったけど、まあ面白かった。シリーズにはならなさそう。

    0
    2025年07月15日

    Posted by ブクログ

    よくあるタイプの魔を祓う短編集。
    通勤電車でちょっと一息物語を楽しむのにちょうどよい長さ。
    よくあるタイプではあるが、魔の祓い方には新しい偽の家族が偽の葬儀を行なって魔を祓うという工夫もちゃんと楽しめるようになっている。

    0
    2025年06月19日

    Posted by ブクログ

    システム上4にしてますが、気持ちは4.5です。

    面白い設定だなと思い読み始めた本でした。
    ほんっとうに面白かった…。最後の一文まで面白かったです。
    平阪一族だけでも結構な人数がいるのにキャラ被りがなく一人一人特徴的で、すぐに人物を覚えることができました。みさちゃん可愛かった。
    夜に読むこともちらほらあったのですが、怪異の表現が怖く、夜の静寂がいつも以上に恐ろしく感じました。
    とにかく面白かったです。
    怪異に結びつけるお話も素敵でした。
    シリーズ続いてくれることを祈ってます!!!

    0
    2025年05月17日

偽葬家の一族 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    偽葬家の一族
  • タイトルID
    :
    20126967
  • 電子版発売日
    :
    2025年04月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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