遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶

遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶

792円 (税込)

3pt

4.0

師匠の鍛冶に誘われて、青森県新郷村にある発掘現場に向かった天才発掘師・無量たち。
東戸来遺跡と名付けられたその縄文遺跡の環状列石の下から、国宝級の赤い大型土偶が掘り出された。
だがそれを見た瞬間、現場作業員のいろはが「すぐに埋め戻して! じゃないとひとが大勢死ぬ!」と叫ぶ。なんと死んだ祖父が、イタコの口寄せで予言したというのだ。
さらにベテラン作業員の手倉森も、「きりすと土偶はやはり存在した、奥戸来文書は正しかった!」と異様な興奮を見せる。
一方、仙台のシンポジウムに出席していた忍は、偶然無量の父・藤枝教授と再会する。
無量とは犬猿の仲のはずなのに、藤枝は「その古文書の真偽を暴いてやる」と、忍と一緒に青森に行くと言い出して……!?
大人気発掘ミステリ、青森編!

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遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    都合の良いことだけを信じたくなる歴史改変勢とのたたかい、久しぶりに通り一辺倒以上の面白さだった。
    最近会津戦争もの(というか新選組)舞台を観たところだったので、斗南藩の話も個人的にタイムリーで、各地に歴史があるし歴史は繋がっているのを感じた。

    0
    2025年01月14日

    Posted by ブクログ

    西原無量シリーズ、18作目。

    青森が舞台と言えば、かの有名な偽書事件「東日流外三郡誌」。それを彷彿とさせるような謎の古文書・奥戸来文書が登場する。
    今作は何といっても、無量と無量の父・藤枝教授が力を合わせて(?)偽書疑惑に挑んでいくのが見どころ。いや、本当に今作で藤枝教授に対する見方がガラッと変わ

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

      積読こと2ヵ月、旅行のお供にして、ようやく読んだ。

     うん、面白い。というか、持って行った本が、これと中公新書の『椿井文書』。偽書の話、2冊。
     椿井文書の方は、きちんとした学者さんが書いている、椿井政隆という人が作った偽書や偽の家系図などの資料をについての考察。ここに、『東日流外三郡誌(つが

    0
    2024年01月12日

    Posted by ブクログ

    キャラがぶれてきたような、捉え方変えたら新しい側面が見えてきた、と言うべきか。
    毎回誰か攫われる、閉じ込められる笑
    となると、ネタ切れになるのも当然なのだが忍の今回の脱出劇はだいぶと無理があったなぁ。

    2024.8.12
    119

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    東北地方でよく見られる十字形板状土偶。
    確かに十字架っぽい。
    板状にしているのには、意味があるはずなんだけどね。
    青森県埋蔵文化財調査センターのHP見ました。
    「地元の縄文再発見」は面白かった。
    遺跡発掘師は笑わない18作目のキリストの土偶。
    無量と父藤枝教授との関係は、今後どうなっていくのかな。

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    無量が鬼の手で何かヤバいものを掘り当てて、それが盗み出されて、追いかけていたら脅されて、気づけば誰かが拘束されて……といういつものお約束の展開にはならなかった今回。
    脅しと拘束はあったけど(そして、そのことに慣れきっている某キャラ)
    今回の最初のキーアイテムを掘り当てたのは無量ではなかったし、全く盗

    0
    2024年08月08日

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