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人生の折り返し地点を過ぎ、将来に漠然とした不安を抱える久志は、天文学者になった同級生・慧子の帰郷の知らせを聞く。手作りで天文台を建てるという彼女の計画に、高校3年の夏、ともに巨大タペストリーを作ったメンバーが集まった。ここにいるはずだったあと1人をのぞいて――。仲間が抱えていた切ない秘密を知ったとき、止まっていた青春が再び動き出す。 喪失の痛みとともに明日への一歩を踏み出す、あたたかな再生の物語。
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Posted by ブクログ
青春の一コマ 誰もが持っている思い出 それは大きなことばかりでなく ほんの些細なことかもしれない 主人公たちの心の中に燻っているものが また、動き出す物語 45歳という、なんとも中途半端な年齢 生活に疲れ、すべてがうまくいかない ただ惰性で流されているのかもしれない日々 あるきっかけから何かが変...続きを読む化した やり残したことがあった 聞きたいことがあった 今なら、今だからできることがある 一念発起というほどのことでもなく なんとなくできることをしてみる 気持ちがスッキリと晴れやかになる そんな、素敵な、心が軽くなる 読書体験となった 「45歳になった今の自分たちは『星食』のときを生きているようなものなのかもしれない。それを頼りに歩いていけばいいと思っていた星が、突然光を失い、どこにあるかわからなくなってしまった。その星と自分たちとの間を、別の天体が横切っているのだ。 けれど『星食』は、いずれ終わる。その時は、見失った星をまた探してもいいし、別の星を見つけて生きていってもいい」 今夜晴れていたら星空を眺めてみたい。 なにかが変わるかもしれない
ワクワクした。そして切なくて涙が出た。 彗子と恵介、完璧にみえた2人でも、やはり19歳では幼すぎたのだろう。 「無知だと、常識にしばられるしかない。若い頃は、研究者として生きるには大学なり研究機関なりに所属しなきゃならないって、当たり前のように思い込んでた。今は、物事にはいろんなやり方があるってこと...続きを読むを知ってる。」 彗子の思いが感じ取れる1言。きっと、後悔で押しつぶされそうになるんだろうなと。 天文台が完成したことで、みんなの一歩になったらいいな。 切ないけど、前向きになれる本でした。
終章のラジオパーソナリティの声に合わせ、松任谷由実さんの「ジャコビニ彗星の日」を聴いてみた。歌詞の一つ一つと、これまでの物語がリンクして、終章の締めくくりまで、ずーんと熱いものがくる。 ミドルエイジ・クライシスな心理状態にも共感できるミドルエイジな私。中年青春群像劇的な部分にもやられて、すっかり心...続きを読むつかまれました。 伊与原新さんの作品は、初めてでしたが、他のもぜひ読みたいです。
最後のあたりからは涙がとまりませんでした。 誰かの行動がいずれ全く知らないひとたちにも繋がり拡がっていく。それとともに自分の気持ちも前向きになる。何歳になってもいつでも、それはできる、叶うもの。
この作品の中心人物たちは、45歳になって人生の折り返し地点に立ち、家族のことや自分のことに関する迷い、これまでの人生を振り返っての後悔など、それぞれが心の中にあるものを同級生の仲間との交流を通して再構築していくお話でした。 「天体観測」というテーマを通していて、ロマンチックに描かれていたと思います...続きを読む。 それぞれが前を向いて生きていくためのかけがえのない時間。 ラストシーンでは涙が出ました。
いつだって、誰だって、何歳からだって青春できる。 見返りを求めず、自分のため仲間のためにみんなで一つのことに向かう姿は、学生であろうと大人であろうとやっぱり輝いていますね。僕はこんな話が好きなんだなと改めて感じた作品でした。 ぜひ多くの方に読んでほしいなと思います。
高校の同級生が、20年の時を経て、ひとつの目標に向かって走り抜ける。人生の豊かさとか幸せは、自分で作っていくものなんだなと考えさせられた。 物語のなかに、青春、ミステリー、仕事と色々な要素が詰め込まれていて、最初から最後まで大切に読みたくなる物語だった。 自分が主人公の年齢になる頃にもう一度読みたい...続きを読む。
途中まで、みんな頑張れ~って気持ちで読んでいたのに、最後の数ページで急に泣かせに来る。いきなりの感動ターンにびっくりした。45歳になっても昔の仲間と集まって何か1つのことに向けて頑張る。いつの間にか知らない人たちも巻き込んでみんなが一つになる。なんてことない日常にも感動が転がっていること、忘れずにい...続きを読むたい。 あと、星空をひたすら眺めたくなる本だった。
いいお話。中年になってもう輝かないと思っていた人生も、何かを見つけることはできるみたいな。 しかし人の一生なんて短いのに、後悔は消せないってもどかしいなって思います。精一杯生きるのが大事なんだなって。 ところで千佳の旦那さんどこいった?
一気に読んだ。伊与原氏の小説は2冊目だが、科学も本格的ながら人の心の機微も描かれていてとても面白い。天文台に行きたくなった。
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