翠雨の人

翠雨の人

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

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「雨は、なぜ降るのだろう」。少女時代に雨の原理に素朴な疑問を抱いて、戦前、女性が理系の教育を受ける機会に恵まれない時代から、科学の道を志した猿橋勝子。戦後、アメリカのビキニ水爆実験で降った「死の灰」による放射能汚染の測定にたずさわり、後年、核実験の抑止に影響を与える研究成果をあげた。その生涯にわたる科学への情熱をよみがえらせる長篇小説。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • タイトル
    翠雨の人
  • タイトルID
    1901926
  • 電子版発売日
    2025年07月30日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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翠雨の人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とてもとてもよかった。
    途中の藤原先生が渦の研究をしていた…のあたりでやっと史実がベースになっていることに気づいた。なるほど、藤原の効果の藤原先生か。
    あの時代に学業を志す強さ、葛藤、40歳を超えての不安や寂しさと責任、単身送り出された異国での絶望は想像し難い。平成の、男女が同じように学ぶことが当た

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    戦中戦後にこんなに素敵な研究者がいたとは。
    猿橋賞のことも猿橋勝子さんのことも一切知らなかった私ですが、すっかり勝子さんのファンになりました。
    「なぜ雨は降るのだろう」という素朴な疑問を持ち続け、研究を重ねてこられた姿はとてもかっこよかったです。
    単身でアメリカに渡られて、ただ1人で自分のやるべき研

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

    猿橋賞、の猿橋勝子さんの物語。
    賞の名は聞いたことがあるけれど、猿橋勝子さんのフルネームも人生も何も知らなかった。読み終えた今、何故今まで何も知らなかったのかと不思議になるほど偉大なことを成し遂げた化学者である。

    ただ目の前の仕事に苦労を厭わずひたむきに取り組む姿は、ある意味、世界の中のひとつの歯

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    猿橋勝子という方を初めて知った。女性である事が、障害となる中、科学分野で戦中も一心不乱に邁進。そして戦後に花開く。素晴らしきかな。この物語を知る事が出来、幸せ。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    伊与原新さんの猿橋勝子さんの評伝小説ですね。
    評伝としたのは、フィクションでありながら、猿橋勝子博士の史実に基づいて書かれているからです。
     何より、日本の女性科学者として、初の博士となり、「日本婦人科学者の会」の創立者の一人として、女性科学者の地位と育成に尽力された足跡を描かれた素晴らしい小説です

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    女性化学者、猿橋勝子の一生。1980年に女性で初めて日本学術会議会員に選ばれた。
    受賞歴として、エイボン女性大賞、日本地球化学協会から第13回三宅賞。日本海水学会から田中賞(功労賞)。

    最初は物理学を学んだが、帝国女子理学専門学校在学中に気象庁の三宅につけられ、研究を始める。卒業後は気象庁研究所で

    0
    2026年06月13日

    Posted by ブクログ

    自分を信じ、自分のやるべき事をやる。
    ましてや1人の女性、科学者として簡単に認められなかった時代にやり通すことの出来る素敵な人。
    簡単な道のりではなかったはず。
    戦争に負け、全てにおいてアメリカに負けていたかもしれない時に単身アメリカに「道場破り」に行き、世界的権威の男性科学者に、1人の女性科学者と

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    読んでよかった!伊与原さんの新作ということで読んだが、珍しいノンフィクションに近い伝記。お恥ずかしながら猿橋勝子という研究者のことも知らなかったし原水爆実験の裏にこんな日米の戦いがあったということも、女性研究者のために先駆けとなった女性がいたことも知らなかった。

    朝の連ドラにはしてもらえないんだろ

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    読書備忘録1012号。
    ★★★★。

    日本を代表する女性地球科学者猿橋勝子さんの伝記フィクションストーリー。
    すごい人です。ほんとに凄い。
    なので★4つ。3.5でもイイかも。最終的に奈良岡さん効果で4つ。
    だってストーリーは基本、事実に即した伝記ですから盛り上がりという意味ではね・・・。
    勝子さんの

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    【科学の暴走と、命を守った科学の物語】

    小手鞠るい  『わたしが戦場にいる』
    村田喜代子  『新古事記』
    平井美津子  『原爆孤児』
    そして本書を読み継いで点と点が線で結ばれたように改めて歴史は地続きで繋がっているのだと感じた。

    『新古事記』でオッペンハイマー率いる錚々たる科学者たちによるマンハ

    0
    2026年08月12日

翠雨の人 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • タイトル
    翠雨の人
  • タイトルID
    1901926
  • 電子版発売日
    2025年07月30日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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