翠雨の人

翠雨の人

1,980円 (税込)

9pt

「雨は、なぜ降るのだろう」。少女時代に雨の原理に素朴な疑問を抱いて、戦前、女性が理系の教育を受ける機会に恵まれない時代から、科学の道を志した猿橋勝子。戦後、アメリカのビキニ水爆実験で降った「死の灰」による放射能汚染の測定にたずさわり、後年、核実験の抑止に影響を与える研究成果をあげた。その生涯にわたる科学への情熱をよみがえらせる長篇小説。

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翠雨の人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すばらしい物語。高市さんにも読んでほしい。
    ガラスの天井というのはこれだ。
    戦争、社会、男性社会など様々な逆行に晒されながらも、生き抜く生き様。また、その時々の主人公を助ける周囲の人が素晴らしい。程度は違えどまだまだ現代にも残る問題はある。歴史は繋がり続いている。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    宙わたる教室、藍を継ぐ海の直木賞作家の作品。
    最初は小説家と思っていたが、
    猿橋勝子さん、
    実在の人物、地球科学者。
    1920-2007
    杉並の馬橋で研究をし、
    ビキニ環礁、福竜丸の放射性物質を分析し、
    平塚頼てうの推薦で世界会議で講演し、
    物質の危険性、水爆実験の愚かさを訴え、
    ついにはアメリカに

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    派手さも華やさもない、勝子の静かな情熱が、丁寧に語られていた。

    前半、読むのをやめなくてよかった。
    途中から熱に当てたれて、一気に読んだ。

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに小説を読んだ。
    読んでて怖くなった。
    戦前から戦後へと
    原爆、水爆実験という現実に
    果敢に、地道に、けれどぶれることなく
    挑む科学者の姿勢に心から尊敬の念を持った。
    そして彼らを取り巻く戦前の社会情勢は
    まさに、今と同じなのである。

    ただ単に素晴らしい女性科学者賛辞では
    終わってはいけな

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    戦前から化学研究に情熱を注ぎ、世界に名を知られてからも、女性科学者たちのために、道を切り拓き続け、猿渡賞を創設された猿渡勝子さんの生涯を初めて知った。
    女性というだけで蔑視される時代に、さらに日本人という蔑みを受けつつも、ただやるべきことを丁寧に決して手を抜くことなくやり続けて、日本の科学の力を示し

    0
    2026年01月22日

    Posted by ブクログ

    猿橋賞という言葉すら知らなかったが、原爆や放射能のことについて知れてよかった。今の平和は先人のおかげ。

    0
    2026年01月13日

    Posted by ブクログ

    研究者である著者でしか書けないであろう(言い過ぎ)、研究に向かう科学者たちの思考や姿勢が反映された描写は、同じ理系の者として深く理解できた。(工学部の森さんも同様のテイストを醸し出しているので、唯一無二とは言えないのが残念だが)。猿橋賞の名前だけは知っていたが、その設立に結びつく猿橋さんの話にはぐい

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    猿橋賞で知られる猿橋勝子さんの、真っ直ぐな生き方を描く。
    とても面白かった。
    1人の人生を通して、戦争、敗戦、核を巡る世界の動きが浮かび上がる。女性活躍が議論されるいま、示唆するところは多い。

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    猿橋勝子さんのことを、この本を読んで初めて知った。

    戦前・戦中・戦後を科学者として力強く駆け抜けていった、このような日本人女性がいたことに、大変誇らしく思った。

    中高生の時にこの本を読んでいれば、私の生きる目標になっていたんだろうな。

    伊予原新さんが実験や科学についての記述も大変勉強になった。

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

     女性科学者に与えられる「猿橋賞」は知っていた。しかし、猿橋勝子さんの業績等はよく知らなかった。

     1920年生まれで、第六高等女学校を経て、帝国女子理学専門学校(現東邦大学理学部)の第1期生として入学した。在学中より中央気象台(現気象庁)研究部の三宅泰雄氏の指導を受け、卒業はそこに就職した。もと

    0
    2025年12月18日

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