磁極反転の日(新潮文庫)

磁極反転の日(新潮文庫)

924円 (税込)

4pt

地球のN極とS極が反転し始めた。大規模地磁気嵐が発生し、東京上空にオーロラが出現。異様な寒冷化と降り注ぐ宇宙線に不安が広がる中、女性記者浅田柊の耳に奇妙な話が聞こえてくる。都内の病院から妊婦たちが次々と失踪しているというのだ……。謎の団体、脳科学の闇、不可解な妊婦の死。取材の果て、柊が突き止めた恐るべき真相とは。パニックSFの新たなる傑作。『磁極反転』改題。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

磁極反転の日(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太陽の黒点フレアが強まり、電波を使う機器が時々使用できなくなる日が多くなった世界。新宿でふと見上げると、空にはオーロラがかかっていた。地磁気が弱まってきていたのである。地球の地磁気がゼロになっていく世界で、宇宙天気を専門とするサイエンスライター浅田柊の周りでは、妊婦達が姿を消していった…。

    背表紙

    0
    2022年12月02日

    Posted by ブクログ

    『いい信念は合理的だから、手強い。ダメな信念は非合理的だから、やっぱり手強い』―『Phase Ⅱ 白と黒』

    地磁気の逆転について学んだのは何時の頃だったか。当時の高校地学で学んだ記憶はないが、学部移行して入った学科に古地磁気を研究している助教授が居たのでやはり大学に入ってからか。少々古臭い話だが、

    0
    2022年03月06日

    Posted by ブクログ

     地球物理学の本としてとても面白かった。多くの新知識を得られたのがうれしい、という小説読後の感想とはちょっと違う感じを持った。
     今まで全く興味のなかった分野で、なぜ本書を読もうと思ったのかは不明。しかし読んだらおもろかった。小説としてのストーリーの印象がかなり薄いくらいに、地磁気やらフレアだのと言

    0
    2018年06月23日

    Posted by ブクログ

    嘘でしょー!という災害級の展開と、ミステリー要素があって、かなり読み応えがあるのだけど、地磁気極が伊与原新さんの科学者時代の研究テーマだったと知って、恐ろしくなっている。

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    地球の磁極が反転するなんて、そんな馬鹿な!と思ったけど、数十万年に一回くらいは今までも何回もあったらしい。人類が誕生してからもあったらしい。地球から磁極のバリアが消えたら、太陽フレアとか起きたら、太陽からの放射線をモロに受けて被曝するらしい。初期の人類は生き残ったんだから、絶滅はしないようだが、電子

    0
    2024年08月23日

    Posted by ブクログ

    地球の磁極反転に端を発するSFパニック小説

    SF小説というよりは、実際に起こり得るif小説という方が適切だと思う
    磁極反転に関しては、小説の中だけの荒唐無稽なものではないし、その影響もちゃんと科学的見地に基づいている

    地磁気の減少が観測され、78万年ぶりに磁極反転する予測が出される
    地磁気の磁極

    0
    2022年12月08日

    Posted by ブクログ

    かなり面白かった。確かに人を選ぶかもしれないけど、研究者の発想をドラマ仕立てに書くと、まさにそう!ミステリと風刺とアカデミア、そのバラバラの話が一つにまとめられていて同時に楽しめた。

    0
    2022年02月06日

    Posted by ブクログ

     地球の磁極反転による人類の大混乱の様子にしては、迫力が足りない、なぞの宗教団体、失踪した妊婦たちの件は、この緊迫した状態を表現するには役不足である。そういうこと(なぞの宗教団体、失踪した妊婦たちの件)はあるかもしれないが、地球の終末の小説だとしたら、もっと過激である方が好みだった。

    0
    2017年10月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伊予原新を期待して読んだら、ちょっと残念だったが、これは過去作でしかも結構初期の小説なので、覚醒する前と考えれば妥当な出来かなぁと。

    パニックSF…というと、妙な方向に期待してしまう(マイケルクライトンとか)し、三体とか読んでしまっていると、地軸反転くらいなんぼのもんやねんと思ってしまうし、不利な

    0
    2022年10月30日

磁極反転の日(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

伊与原新 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す