藍を継ぐ海

藍を継ぐ海

小説・文芸
1,760円 (税込)

8pt

なんとかウミガメの卵を孵化させ、自力で育てようとする徳島の中学生の女の子。老いた父親のために隕石を拾った場所を偽る北海道の身重の女性。山口の島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男――。人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。きらめく全五篇。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    藍を継ぐ海
  • タイトルID
    :
    1650025
  • 電子版発売日
    :
    2024年09月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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藍を継ぐ海 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    直木賞受賞作。
    日本の田舎のことや歴史などもっと知りたくなるお話。5つのストーリーはそれぞれ独立していて科学的知識が深まり心も温かくなる。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    2024年下半期の直木賞受賞作。「夢化けの島」「狼犬ダイアリー」「祈りの破片」「星隕つ駅逓」「藍を継ぐ海」の5編を収める。どれも巧妙な構成と大きなテーマで心に残る。著者の伊与原新は東京大学大学院理学研究科で地球惑星科学を専攻したという経歴を持つ。科学的な知見と人間の心を深く見つめる視線が稀有な物語を生み出している。

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに装丁に惹かれた本。地方を舞台に科学のエッセンスを加えた、心が温まる短編集。
    感動して落涙するというよりは、人の想いに触れてじんわりと涙が滲む。
    5つの場所に住んで、そこに暮らす人と交流して、自分の現在に戻ってきた感じ。
    これからちょっとだけ頑張ろうと前向きになれた。

    特に印象的だったのは「星隕つ駅逓」
    字面からロマンチックなのと、歴史・文化・科学・想いのバランスがとても良かったと感じる。
    実際に平成の合併で地図から名前が消えた地元に重ねて読んでいた。

    伊与原さんの他の本も読んでみたい。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    収録された5編、どれも展開の運びが見事だった。地質や隕石、絶滅種といった硬質な題材から入りながら、いつのまにか人の営みの話へと滑らかに移り変わっていく。派手な仕掛けはないのに先が気になって仕方なく、一編ごとに違う土地・違う人生を歩いた読後感がある。捨て回がひとつもない短編集は貴重だ。全編を通して、その土地に積もった時間の厚みが静かに残る。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    感動させてやろうとか、温かい気持ちにさせてやろうという下心がない物語で、気持ちが凪いでいく。
    登場人物を通して、こんな小さなところまで見つめる視点が温かい。
    と思えば目の前のちっぽけなことではなく、広い視野で物事を見せてくれる。
    日本なのに、知らないことばかり。
    今日も知らない物語がどこかで紡がれているんだろうな。

    0
    2026年07月16日

    Posted by ブクログ

    5つの短編からなるお話でした。どの話も人の営み、先人の知恵、世界の広さを伝えてくれるもので、心が温まる物語に仕上げられていたと思います。希望を感じられる終わり方になっているのも良かったです。特に『祈りの破片』は涙が止まらなくなるくらい感動する物語に仕上げられていたと思います。良い読書時間でした。

    0
    2026年07月15日

    Posted by ブクログ

    全国各地の心温まる5作でした。
    自分的には北海道の隕石の話と徳島のウミガメの話がとってもよかった。自分もこの先の人生どうしようか何も決まっていないけど、気に入った場所で自分のしたいことをしようと思えた。

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    伊与原さんの作品は自然科学と人の感情が交錯する描写が綺麗なところが好きです。ティムの言う「ハイダ族の考え方」は自分が考える理想の生き方でもあり、共感しかないです。

    0
    2026年07月04日

    QM

    購入済み

    ふぁぁぁ、なんて綺麗なお話なんだろう。いつも読んでる本よりは専門性がちょっと深くて、素人にはいまいちピンとこない部分もあったりしたけど、専門家やその道のプロやそれを愛する人たちの真っすぐな気持ち、熱意がよく伝わってきて胸が震える。たとえ利益などにならなくても、ずっと心の中にあって夢中になれて、時に自分を支えてくれたり突き動かしてくれる原動力になったり、そんなものがあるってすごく幸せだなあ。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    夢化けの島、狼犬ダイアリー、祈りの破片、星隕つ駅逓、藍を継ぐ海の5編からなる短編集。
    この人の作品は美しいと思う。それは単なる情景描写だけでなく、主要な登場人物の心情、行為行動が美しいと感じられるからだと思う。そしてそれは、登場人物たちの育ち、生き様から生じる寂しさや悲しさが優しさとなり、背景などと相まって美しい心情、行為になるのではないだろうか。
    とにかく、この5編に描かれている情景は美しく、悲しい。そしてこの5編の主人公も回りの人たちも寂しく優しい。と感じた。
    特に「藍を継ぐ海」は壮大な風景を想像させ、ウミガメの壮絶な生き様は主人公のこれからの人生を連想させてくれる。本当に美しい小説だと思った。

    0
    2026年09月25日

藍を継ぐ海 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    藍を継ぐ海
  • タイトルID
    :
    1650025
  • 電子版発売日
    :
    2024年09月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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