ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「この先にね、月に一番近い場所があるんですよ」。死に場所を探す男とタクシー運転手の、一夜のドラマを描く表題作。食事会の別れ際、「クリスマスまで持っていて」と渡された黒い傘。不意の出来事に、閉じた心が揺れる「星六花」。真面目な主婦が、一眼レフを手に家出した理由とは(「山を刻む」)等、ままならない人生を、月や雪が温かく照らしだす感涙の傑作六編。新田次郎文学賞他受賞。(対談・逢坂剛)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
短編小説であったが、全ての章において余韻をもたせてくれている。読み手の想像力に委ねるということだと思われる。そして、理系的要素を余す事なくストーリーに当てはめてくれている。理系的知識も得られる等、至れり尽くせりな小説だと感じた。
伊与原新の短編6編+1編。 問題を抱えたり行き詰まったりの主人公たちが、様々な分野に詳しい人と出会って… ・天体に詳しいタクシー運転手 ・雪の結晶を集める気象台の職員 ・博物館の元館長 ・温暖化を研究している兄 ・定食を食べに来る研究者 ・火山を研究する教員と学生 科学って、理路整然としたクール...続きを読むなイメージがあるのですが、逆にそこに「心情や境遇に左右されない揺るぎない安心」みたいなものも感じるのかなぁと思ったり… どれも「この後いい方向に向かうといいな…」とじんわり感じられるラスト。雰囲気と読後感が好きです。
静かな人間ドラマの短編集です。 物語の奥にある“理系出身の作者ならではのエッセンス”が、じわりと効いてきます。 これがね、作品全体の透明感と説得力を底から支えていると思います。 登場人物たちは、特別な能力を持っているわけでもないし、劇的な事件が起こるわけでもない。むしろ、誰もが日常の中で抱えてい...続きを読むる小さな痛みや、言葉にしづらい後悔、そしてほんのわずかな希望を抱えて生きている。 伊予原さんは、その“人の心の揺れ”を、丁寧に拾い上げています。 だから詠み手は、気づけば登場人物の感情の軌道を、まるで自分のことのように追いかけてしまう。 特に印象的なのは、物語の構造そのものが“理系的な美しさ”を持っていること。 無駄がなく、過剰に飾らず、それでいて必要な温度だけは確実に残す。 まるで、余計なノイズを取り除いた後に残る純粋な信号みたいに、物語の核心だけが静かに胸に届くの。 そして短編それぞれが独立していながら、読後には不思議とひとつの大きなテーマに収束していく。 派手さはない。 だけど、静かに深く沁みてくる。 読んだあと、ふっと息をつきたくなるような余韻が残る。 そういう作品を探している人には、迷わずすすめたい一冊です。 (今回は、りき入った、 でもこれじゃ、なゲぇーわ)
難しいのかなとおもったけど、短編だから読んでみようと思った。 エイリアンの食堂と山を刻むが特に好きだった。 小説でありながら、学びにもなって一冊でたくさんのことが得られる本だった。
すごく読みやすくて箸休め的に読める。短編集なのも気軽で良い。出てくる話がどれもありそうな現実感があり、主人公の心理描写も細かくてわかりやすい。最後に付いている対談を読んで食堂と山にそういう要素あったんだ…という読解力の無さを感じて泣いた。
それぞれの話がちょっと明るめの方へ向かい始めてる感じで終わっているのが良いなあと思いました! 「八月の銀の雪」を読んだ時もですが、読みながら気になってしまい調べたりしましたし、実際に見たりしてみたいなぁと思いながら読んでました! また、これからの日常の中で自然を楽しみたくなります!
NHKのドラマ「宙わたる教室」を観て著者に興味を持ち、書籍も読んでみようと思い購入。 読み始めは今まで読んだことのない作風(理系出身の著者ならではの専門的な表現が多く出てくる)で戸惑ったが決して小難しくなく、読み終わるころには気にならなくなった。 また全編、登場人物がどこにでもいる人たちで、最後には...続きを読む希望とともに清々しい気持ちになった。 次は「宙わたる教室」も読んでみたい。
やっぱり伊予原さんのの作品は好き。 山を刻むが一番今の自分に響いた。 エイリアンの食堂も好き。読んでる最中恋愛小説かな?って思ったけど、巻末の対談で逢坂剛さんが同じこと話してらしてやっぱそう感じるよねって嬉しかった。 とにかくどのお話も頑張ろうって思わせる素敵なお話だった。
宇宙という広い世界を知っているからこそ、人の心の機微をこのように優しく、あたたかく描写できるのだろうか。
初めての伊予原作品。 理系学者の先生らしい緻密な構成で、安心して読める。 心が凪ぐ。 優しい物語だ。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
月まで三キロ(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
伊与原新
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
八月の銀の雪(新潮文庫)
藍を継ぐ海
青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)
お台場アイランドベイビー
コンタミ 科学汚染
磁極反転の日(新潮文庫)
翠雨の人
コズミック・ガール 宙わたる教室
「伊与原新」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲月まで三キロ(新潮文庫) ページトップヘ