あらすじ
人生の折り返し地点を過ぎ、将来に漠然とした不安を抱える久志は、天文学者になった同級生・慧子の帰郷の知らせを聞く。手作りで天文台を建てるという彼女の計画に、高校3年の夏、ともに巨大タペストリーを作ったメンバーが集まった。ここにいるはずだったあと1人をのぞいて――。仲間が抱えていた切ない秘密を知ったとき、止まっていた青春が再び動き出す。
喪失の痛みとともに明日への一歩を踏み出す、あたたかな再生の物語。
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高校最後の夏、みんなで作った巨大なオオルリの空き缶タペストリー。天文学者になった彗子(スイ子)が地元・秦野に帰ってきたのをきっかけに、45歳になったメンバーが再び集まる。
彼女が始めようとしていたのは、手作りの天文台づくり。「そんなの無理でしょう」と思いながらも、それぞれの理由を胸に秘めて手伝う同級生たち。
特に刺さったのが「四十五歳定年制」という考え方。若い頃に思い描いていた未来の自分と、今の自分。そのギャップに気づかないふりをして、なんとなくやり過ごしてしまう感覚に、すごく共感した。誰かと比べたり、周りの評価に影響されたりして、しあわせの基準も少しずつ変わっていってしまう。
一度区切りをつけてリスタートする、というのも悪くないのかもしれないなと思った。
終盤は涙腺がゆるみっぱなし。何歳になっても、夢を語っていい。そんな希望を、そっと渡してもらったような読後感だった。
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たまらなく良かった!1971年生まれのワタシなので、この歳で読むとグッと来る。加えて登場人物達もほぼ同年代なのが、さらに迫るものがある。オススメ!
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伊予原さんの作品を読むのは3冊目。良いペースで読み始めたものの、途中から「これはいつもの『優秀だけど不遇な科学者の冷静だけど思い切った行動に、周囲のもやもやとした感情を抱えた人たちが影響され、やがて喪失から回復し、一歩前に踏み出す物語』というやつか?」と、やや食傷気味に。
と思ったら、最後は胸が熱くなっていっぱいになった。謎がかっていた伏線の回収も見事で本当にやられた。
おそらく自分は、本作のような「理屈とか将来のためとか損得ではなく、目の前にある物事に一生懸命取り組む」というもの全てに感動してしまうのだと思うが、本作はそれに加えて「その姿を必ず誰かが見ていてくれている」という要素が加わっていて、ますます心を動かされた。
伊予原作品、まだまだ読んでみたい。
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初めて読んだ、伊与原さん。
最近、弱いなぁ、こういう中年の活躍もの。
ただ、ストーリー設定だけじゃないでしょ、この描写設定等々、描き方がうますぎる!
もっともっと、読んでみよう、伊与原さん。
途中まで、みんな頑張れ~って気持ちで読んでいたのに、最後の数ページで急に泣かせに来る。いきなりの感動ターンにびっくりした。45歳になっても昔の仲間と集まって何か1つのことに向けて頑張る。いつの間にか知らない人たちも巻き込んでみんなが一つになる。なんてことない日常にも感動が転がっていること、忘れずにいたい。
あと、星空をひたすら眺めたくなる本だった。
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高校の文化祭で仲間たちと必死になって準備した。あの頃の仲間とまた集まって何か一所懸命やってみたい。でもそういう気持ちはあってもなかなかそんなことはできない。多くの人が持っていそうな気持ちを掬い上げてくれるような大人の青春小説というところ。
この小説は実際にあった小型望遠鏡による観測と成果に感銘を受けてことがきっかけとなったとか。しかし学術的な展開だけになりすぎず、登場人物が様々な人生の悩みを抱えながらも前に進もうとする姿を描きながら、人間と科学の繋がりみたいなことも教えてくれる。こういうところがこの作家のいいところだなぁと思って、次の作品も読みたくなる。
地球惑星科学を専門としてきた作者が書くストーリーで天体観測にまつわる話はもちろん専門家の知識によって組み立てられているけど、コミュニティFMとか野鳥観察とか、少し毛色の異なる理科系話も面白いし、限られた人々の夢が地域の人たちの応援を集めていくような展開も楽しかった。実際にそうなっていなくてもそうあって欲しいと思わせる話だ。
この作品の翌年に宙わたる教室が書かれたが、こちらは序章とも言うべき作品なのかもしれない。
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大人の青春。悲しい思い出も、楽しい思い出も、45歳になってみんなで分かち合えるのが素敵。大人になっても、何かを目標にみんなで作り上げていくのは子どもの頃と楽しさは変わらないだろうな。大人になってもわくわくを忘れないでいたい。
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大人が青春を始めるのは難しい。
使える時間は限られ、気力体力の衰え、そして人との距離感にも慎重になる。
現実では特に人間関係がボトルネックとなりそうだが、作中のようにいざ気の置けない仲間が集まると、青春は若者も真っ青な速度で動き始めるのかもしれない。
金銭面の問題や制約にぶち当たっても、大人なら知識と経験で乗り越えられる。
課題を一つ一つクリアしていく描写が、あまりにも楽しそうでならなかった。
本作には過去の青春にまつわる謎もある。
蓋を開けるとあまりに壮絶な内容で、個人的に受け止め切れない部分もあったが、久志がポジティブに捉えているのは、そういう考え方もあるのかと目から鱗だった。
流星群観測シーンで、皆がそれぞれが何を考えていたのか。
本書を通して最高の夏を一緒に過ごしたメンバー達の今後について、想像が膨らむ。
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青春時代の思い出を心に抱きながら「普通」の大人になった5人の同級生。40代になった彼らが、天文台づくりを通して各々の人生を取り戻していく。
2019年に京都大学と国立天文台などの研究グループが比較的安価な小型望遠鏡を用いた観測で、エッジワース・カイパーベルトの極めて小さな天体を発見したという実際の出来事が基になっているようです。
読んでいて知的好奇心が刺激される、とても好きな作家さんの1人。
静かに心動かされる感覚が心地よい。
読み終わったあとにじんわり残る余韻があって、それが長く続く作品でした。
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自然や科学を題材にしながら、青春時代の思い出と45歳になった登場人物たちのリアルな現在が丁寧に描かれており、さらにミステリ要素も加わって最後まで一気に読み進めた。
物語の結末だけで終わるのではなく、その先も続いていくであろう現実との向き合い方まで描かれていたことが特に印象に残った。過去の出来事は変えられないが、その経験をどう受け止め、これからの人生に生かしていくかは自分次第なのだと感じた。どれだけ時間が過ぎても、人とのつながりや青春時代に得たものは決してなくならない。過去を大切にしながらも前を向いて生きることの意味を考えさせられる一冊だった。
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40代のままならない現実
少しミステリアスで成績優秀だった同級生が天文台を作るために故郷に帰ってきた。継いだ家業がイマイチな久志、それなりの現実を送っている千佳の二人をメインに限られた予算の中、DIYで天文台を作ることになる。
高校時代の空き缶タペストリー制作とシンクロして、それぞれが過去の自分と向き合うことにもなり、いまひとつ煌めいていない現実と折り合いをつけようともがいている。
やっぱり若いときになにかやっておくというのは大切だなぁと伊与原先生と同年代の私も思います、向き不向きはありますが。多少がんばっていたことはあったけど、多少不登校気味でもあったので人と力を合わせてなにかを成し遂げたことがほぼほぼないのです(汗
思い出があるって素晴らしいな。それは糧となっていつでも立ち上がることができる。
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高校最後の夏、大きなタペストリーを仕上げた仲間たちは、卒業とともに散り散りになった。二十数年後、天文学者になった同級生の「手作りで天文台を建てる」計画が、彼らを再び引き寄せる。
将来への漠然とした不安を抱えるミドルエイジクライシスの姿は誰もが通る道かもしれない。だからこそ、損得抜きで何かに没頭していく過程が眩しい。熱中する気持ちよさを久々に思い出させてくれる一冊。
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昔の青春を取り戻すように、45歳の元同級生が集まって天文台をつくる。目的はそれぞれ違う。けれど、目標は一致している。
「人間は誰しも、一つの星を見つめて歩いている。ある者にとってはそれが叶えたい夢かもしれないし、またある者にとっては到達すべき目標かもしれない」
人生には星が必要だと思う。星が道標になる。なければ、探すしかない。
「理屈だけで、生きていきたかった」
理屈だけで生きていけない。不条理な現実。ほとんどの人が直面する。この作品はいろんな人生の歩き方を見せてくれる。
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45歳、18歳の夏をもう一度。ありがちな設定を陳腐にならずに期待をどんどん膨らませてくれる。最後も期待を裏切らない。どんな関わり方でも仲間と関わっていくこと。自ら動いていこうとすることで助けてもらえるし、変わることもできる。人を助けよう。恩返しをしたい。それらがやがては自分の目標に近づくことになる。いつだって新しいスタートをすることができる。
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実話をもとにしたというのがまたいいですね。
青春時代の熱い気持ちが中年になって再燃するところや、知られてなかった物語等が話を分厚くさせてくれて素敵です。
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胸がグッと苦しくなるけどほわっとあったかくなる。
恵介がなせ死んじゃったのか、追求はされなかったけどだからこそ各々があの夏を思ったまま大人になって、もう一度青春を味わえたんだと思う。
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45歳になった主人公たちが人生の行き止まり感を感じ、諦めていたところに、高校時代の仲間と協力しあって個人的な天文台を作ることを通して、自分の人生に向き合って、前向きになっていく。
最後静かに胸が熱くなった。
あの青春をもう一度。
文化祭みたいな一つの目標に向かっていろんな課題をクリアしながらわいわいやる感じ、達成感、羨ましい。
大人になってからそんな青春味わってないなぁ。
天文台っていうのもロマンがあっていい!
みんな表面上は大人になって難なく生きてるように見えても、うちには色々抱えてる。完璧な人間なんていない。相手のことを知ろうとしてなかっただけ。
歳をとることも悪くないと思えれば最高だな。
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伊予原新さんの小説を読むのは3冊目になります。
やっぱり、サイエンスの部分がすごく専門的に書かれていて、読書だけでなく勉強にもなります。全部理解できているかは微妙だけど、、。
何かに夢中になって誰かと協力して何かを作り上げることって良いですね!この歳になるとなかなか無い…ジグソーパズルくらい??
登場人物については、なんだか誰も好きにはなれなかったかも…。みんなちょっと僻み嫉みみたいな人間臭い部分が見えていた。あえてそういうふうに書いていたのかも?しれないですね。
でも、楽しかったので他の作品も読みたい!
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高校時代など感じた熱意、青春。
歳を経るにつれ、諦めも多くなった。本の登場人物に自身を重ね、もう一度一生懸命物事に取り組んでみたくなる一著。中年の青春、最高
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高3の文化祭に向けて空き缶で巨大タペストリーを作る⋯多くの生徒が受験勉強に向かう中、夏休みを空き缶制作に費やす主人公たち。
45歳になった彼らが、高3の夏休みや自分の過去を振り返りつつ、新たに人生に向き合っていく第2の青春ストーリー。そして大人になれなかった1人の秘密とは?
思い描いていた通りの夢を叶えて人生を歩んでいる人もそうでない人も、またそう見えるだけの人も、それぞれ葛藤を抱えつつ新たに生き直していく。
同年代にこそ刺さる話。
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大人の青春
かつての仲間たちと良い歳の大人になってからた "天文台を作る"という1つの目標に向かっていくのは読んでる方も胸が熱くなった。
若い時にはない大人ならではの悩みで葛藤したり
逆に若い時に悩んだことを"天文台作り"を通して解決していったのが過去と今を交差しながら前へ進んでいくような感じがしてとてもよかった。
最後の天体観測の場面でも過去のわたがまりが解けてその後の夜空や流れ星はとても美しく感じた。
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実家の薬局を継いだものの四十五歳を過ぎ 漠然とした不安を抱えて日々を送っていた久志。
東京の制作会社を辞め 司法試験に向けて勉強をしている修。
なんとなく教員を続けている千佳。
高3の文化祭で巨大空き缶タペストリーを作ったメンバーだ。
ある日 メンバーの一人でブレーンでもあった慧子が国立天文台を辞めて地元に帰ってきた。個人で天文台を建てるといい その計画に久志たち三人は協力を申し出る。
久し振りに集まるが その場にいない
メンバー、恵介と梅ちゃんのことが彼らの間に影を落とす──。
本来 研究とは孤独な作業だと思う。
でも 私が読んだ伊予原さんの作品は、ひとつの研究テーマがあって それに携わる独りの研究者がいて その研究者が仲間を得て その仲間からまた外側に段々と波及していき、最後に大勢の人の感動を生む。
といった内容が多い。
研究という 一見、人の感情とはかけ離れたものが 感動に繋がっていくという作りが面白い。正直、若干 パターン化されてるなぁ とも思うのだけれど、読後の爽やかさと文章のうまさで ついつい読んでしまう。
今回は高校三年生の濃密な一時を共に過ごした 今は四十五歳の男女たちの話。 あの時知り得なかったことが時を経て明らかになっていく……。
梅ちゃんという存在が良かった。
迷いのない人間なんていない。
後悔を知らない人間なんていない。
そう思った。
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途中いい大人達がグズグズ昔の思い出ばかり浸って何やってんだろ、と思ってしまったのは自分が灰色の高校生活だったからか??
しかしみんなで協力して何か作るってのはいいもんだよな。
それがロマンの塊の天文台なおさら。
流星のエコー音、聞いてみたいもんだ。
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すいこの対応で、何か違う未来があったんじゃないかとどうしても思ってしまうけど。友達でも知らないことはたくさんあって、あの時にどうして変わってしまったのか問い詰めてでも聞いたらよかったんだよね。できそうでできないだろうな…
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人が抱える悩みや後悔を地球科学と結びつけ希望を見い出していく、著者にしか描けない、大人の青春、そして再生の物語。
高校の文化祭で空き缶でできた大きなオオルリのタペストリーを作り上げた5人は、あれからすでに28年が経っていた。
久志は父親から継いだ店で薬剤師を、修は会社を辞め弁護士を目指し、千佳は中学校の理科教師を、和也は心の病で自宅から出られないでいる。
それぞれに家庭や仕事、今後の人生に悩みを抱えている。
ある日、タペストリー仲間で、現在は国立天文台で働いているはずの彗子が帰郷してきた。この町にとても大きなものを作るために28年ぶりに帰ってきたのだ。
そこから彼らのあの時のような青春が再び始まります。そして5人に今もなお暗い影を落としている出来事の真相も明らかになっていきます。
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高校3年の夏休みに空き缶タペストリーを作ったかつての仲間。薬剤師の久志、教師の千佳、司法試験にチャレンジ中の修。彼らにはそれぞれ抱えるものがある。
天文台作りは、国立天文台を辞めた後に帰郷し、自らの手で天文台を作ろうとした彗子に協力する形で始まる。その活動は彗子が求めたからではない。天文台に何の関わりもなく、それまでは興味もなかったはずの彼らは、やりたいと言うだけの理由で天文台作りに取り組む。何かに打ち込むことの楽しさは、高校生の時と何も変わらない。
彗子が地元に戻った理由、いたはずのもう一人。若さ故と言ってしまうにはシビア過ぎる過去が明らかになり、彼らの関係に波紋を投げかけつつも、作業は続く。完成に近づく頃には、新たなメンバーが加わって一緒に作業したり、引きこもりの梅ちゃんが別の形で参加したりと、胸が熱くなる。
天文台って作れるもの?とまずは思ったが、小型望遠鏡を用いた観測の成果が報告されていることが、今作のきっかけであると知って、さらにワクワクした。
あとはオオルリが天文台にやってきてくれることかな。そして天文台カフェに天文好きが集まるようになるといいな(それで生計が立てられるとも思えないが、慧子の経済基盤がちょっと不安ではある)
NHKドラマ「いつか無重力の宙で」がすごく好きで、そのイメージと重ねながら読んでいた。
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宇宙つながりで評価が良かったので買った本。「空をこえて〜」とはテイストが違う。昔と今の青春が入ってて内容は壮大で前向きなのにどこか仲間内の閉塞感があり、救いがあるのか疑問。現実的。読んだあとにスッキリしない。疲れた感じ。
カイパーベルトが知れたのは良かった。
Posted by ブクログ
残り1/3まであまり面白くなかった。
途中、重い話がありただ悲しくて涙が出た。
最後はすごく感動した。
天文の話の部分が深く書かれていて良かった!
天文が好きなのもありますが読んでいて楽しかった。
Posted by ブクログ
同世代だが、自分は中高生時代の事をそんなに覚えていないタイプなので、主人公達に感情移入できない部分が多かった。
彗子と恵介との出来事を知って、加奈子が彗子を責めるシーン、18歳の頃の失敗を28年たってそんなに責める?と疑問に思ったし、恵介が受験をするきっかけや亡くなった理由も、何かちょっと浅い気がしてしまった。
とはいえ、引きこもりの梅ちゃんを皆んなで気にかけたり、天文台作りに協力しあう部分は感動したし、羨ましくも感じた。小さな望遠鏡での宇宙研究は実際のものだったとのことで、リアルで面白かった。