人間失格

人間失格

小説・文芸
308円 (税込)

1pt

「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです」東北の大金持ちの息子であり、廃人同様のモルヒネ中毒患者だった大庭葉蔵の手記を借りて、自己の生涯を極限まで作品に昇華させた太宰文学の代表作品。「いまは自分には、幸福も不幸もありません。ただ、一さいは過ぎて行きます」ほかに、家族の幸福を願いながら、自らの手で崩壊させる苦悩を描いた「桜桃」も収録。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    人間失格
  • タイトルID
    :
    135226
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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人間失格 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    おどおどしている人を見ると、なぜだろうこれが無性の愛と言うのだろうか、生まれた時からあなたを知っているようなそんな気持ちになる。
    こんな感じの文にとても共感できました。
    私はコミュニティに馴染めてない人や空回りしている人を見るとなんだか愛らしいような、何かしてあげたい気持ちになります。こう言うと上から目線で傲慢に写ってしまうからうまく伝えれないと閉じ込めてた気持ちだったのですが、太宰治が無償の愛と表現していてこれだ!と嬉しくなりました。

    0
    2026年06月17日

    Posted by ブクログ

    太宰治の文章なのか、主人公の葉ちゃんの言葉なのか、慣れるまで時間がかかったが、途中からのめり込んでいく感覚になった。
    そして、密かに、人間失格であろう葉ちゃんに恋をしてしまっているような気分にもなる。
    自分を作り上げ、人間を演じ、人間を怖がり、
    色々な人たちと出会い、それでも、やはり人間失格な葉ちゃん、に、会ってみたいとも思えた。
    太宰治自身と葉ちゃんの手記の混ぜ混ぜしたこの物語に、戸惑いつつ、最後にどう持っていくのか、すごく興味を持ち続けて読み終わりました。
    わたしは、好きな本です。

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    2026 11冊目
    なんか、自分と重なるところもあったり、昭和初期から自分のような人間がいたかと思うと感慨深く、
    文章の構成等入りずらいところもあったが、主観的に物語に入り込めスラスラ読めた。

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    本当に大好きな本です。
    初めて読んだ時、これ私が書いた?と思ってしまう程、共感の嵐でしたᴗ̥̥ .̼ ᴗ̥
    同じ死生観の方が沢山いるとわかって安心させてくれた本です。

    罪のアントニムの場面は私も一緒にその場で考えている様でとっても楽しかった(⸝⸝ɞ̴̶̷ ·̮ ɞ̴̶̷⸝⸝)

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの再読で、人間失格とJOKERってむちゃくちゃ色んなものが通底するんやなと思った

    世間と個人
    喜劇と悲劇
    他人の評価
    道化という仮面

    一方で、演じる道化に対する他人からの評価の違いで、葉蔵とアーサーのその後どう振る舞うのかは異なっていく。自らを破滅させるか社会を敵対視するか。

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    作品字体だけでなく、太宰治自身についても掲載されている興味深い資料となる一冊 旧字体で綴られた日本文学を読みやすく新字体に改められた版なので、非常に読みやすい。また古屋氏のマンガを読んでからというのもあるため、ストーリーがすっと入って来やすかった。実際、古屋氏のマンガの展開とその原材となった太宰治の作品とでは内容や結末が異なることを知っていて読んでいたので、どのような展開になるか楽しみながら読めた。
    また桜桃、という作品も合わせて掲載されているので、人間失格以外の太宰作品を読めるのも嬉しい。
    最後に寄稿されている解説は、実際の太宰治そして作品に対しての解説および太宰自身の年表も掲載されており、これがまた太宰をより知る上で貴重な情報となっている。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    人間関係の欺瞞を自分の当然としないことが人間失格なのか考えさせられた。葉蔵こそ自分に正直であり、だからこそ人間関係の欺瞞に合わせようと道化し続け、自分を欺きつづけ、壊れてしまった。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    中学生に読んで以来で、久々に読みました。
    中学の時は、人間失格も、桜桃も、正直あまりわかっていなかったように感じます。けれど成人してから読み直すと、やはり全然感じるものが違うのを実感しました。
    ご興味のある方は是非呼んでください。文学作品ですので、ライトノベルや最近の作品に比べると、耳慣れない言葉もいくつかありますが、文体としては比較的読みやすいかと思います。文学作品デビューしたい方にもオススメです。


    ※以下、ネタバレありの感想です。

    【人間失格について】
     葉蔵という男の人生を通して、太宰の人生の一部を見られる作品。私がこの話を読んで一番最初に感じたのは、葉蔵への哀れみであり、同情でした。作品に描かれた葉蔵の心はとても生々しくて、私にとっても、身に覚えのあるものが多かったからです。
     葉蔵が幼い頃から抱えていた、人間に対する恐怖は、理解できないものへの恐れであり、もしかしたら同じような人間になりたくない、世間という色に染まりたくないという反発心のようなものでもあったのかもしれないと感じます。葉蔵が周りの人間や世間に感じていた薄気味悪さというのは、現代日本にもまだ色濃く残っているものもあり、誰しもが一度は感じたことのあるもののはずです。
     しかし多くの人は、本人の前では「大成功」と笑い、後から「つまらなかった」と愚痴を言う人たちを見て不快に感じても、だからと言って自分にはどうしようもないのだとすぐに諦めて、忘れてしまうのだと思います。そして周りにそういう人が多ければ、徐々に染まっていく。染まらなくても徐々に慣れて、そういう人への不快感に鈍くなっていく。そういう日本の社会・世間の闇を、葉蔵は受け入れられ流すことができず、恐れ、道化に走った。葉蔵はそういう意味で、幼い頃からとても鋭く、敏感で、繊細な人物だったのだろうなと思います。


    【桜桃について】
     人間失格同様に、こちらもとても生々しく、夢などひとつもないリアルな人間関係の闇を感じる作品でした。家族というのは、幸せばかりではなく、喧嘩をしない夫婦だからと言って、不幸も悩みもない訳では無いのだということを眼前に突きつけられたような気持ちになりました。
     子供のために尽くすことで、自分のことが疎かになっていき、子供を愛し大切にしたいという気持ちの裏で、自分ですら無意識に、自分の願望を潰し、妻の願望が潰れる音を聞き、しかしどうしようもなく、ぶつける先もなく、薄氷の上の平穏を守り続ける。
     現代においても、存外ありふれている現実的な夫婦の姿なのではないかと感じます。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

     昔、若い頃に読んだ時、あまりにも退廃的で自虐的な描写に、太宰治を敬遠するほどになってしまった作品。
     歳を重ねて、今読み返してみると妙に共感できる部分が増えていることに気づいた。

     自分の中の恐怖や不安、陰鬱な心を繕うように表ではおどけてみせる。
    そしてそんな姿を俯瞰して見ている自分もいる。
     いろいろな方向から、いろいろな自分が押し寄せて、やがて自分自身が崩壊していく様は、けっして他人事とは思えない姿だった。
     人間が、人間としてバランスを崩さないように、上手に生きていく術を見つけることが、人間としての平和に繋がるのかもしれない。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    一気に読んで寝たが、読んだ直後よりも寝て起きた次の日になんとも言えないモヤモヤ感に襲われた。全体を通して、主人公のの感情、何を怖がっているのかを言語化するのが上手いと思った。

    0
    2026年08月03日

人間失格 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    人間失格
  • タイトルID
    :
    135226
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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