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Posted by ブクログ 2023年05月16日
森見登美彦さんの作風は個性が出て好きです。
奇怪で面白いけども筋が通っていてかっこよさがあります。読みやすくいい意味で漫画を読んでる気分でした
山月記で好きな表現は、
・こうして溜め込んだおびただしい言葉にのうのうとあぐらをかいて、それで自分が本当に何事かを語ると信じていたのか。
・それらの言葉は...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月09日
これはおもしろい!
太宰治の走れメロスを読んでからこの作品を読んでみた。
現代の阿呆な大学生が痛快にメロスとなる。どのように話が転回していくのか…ここでこのセリフ来るのか!とか感じながらも太宰治の描いたメロスと同じように疾走していく物語!
その他の作品も世間で文豪と呼ばれる人達が書いた作品をもう一度...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月07日
中島敦『山月記』、芥川龍之介『藪の中』、太宰治『走れメロス』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、森鴎外『百物語』という名作文学5篇を下敷きに……「アレンジ」、「リライト」、「本歌取り」、「換骨奪胎」、「翻案」、「パロディ」……いろんな言い方があると思いますが、千野帽子氏が巻末の解説(これまた夏目漱石『夢...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月17日
古典文学を現代版森見登美彦風味にした物語。
原題を知らなくても面白く読めるけど、知っていれば尚面白い。
森見登美彦の遊び心というか、得意技というか、短編はすべて、おなじみ京都の某大学(詭弁論部も健在)が舞台で、登場人物たちも全てに共通して繋がっている。
なので、読み進めれば進めるほど、登場人物に深み...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月21日
「山月記」「走れメロス」など、有名な文学をオマージュした短編集。
走れメロス以外は知らないor覚えてない作品だったので、実際の話を調べて比較しながら読んだ。
しっかり森見登美彦節が効いているが、普段通りのくだらない内容の中に切なさが感じられてよかった。
最終話でみんな出てくるので、登場人物を覚え...続きを読む
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