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あねおと
突然、姉と弟として暮らすことを余儀なくされた二人は、互いに悲しい過去を持つ者同士だった――。海辺の町に住む中学生、萌子の家庭は、ある事をきっかけにぎくしゃくした関係になって行く。そんな状況なのに(だから?)、父は知り合いの子を里子として引き取ることに。何も知らされていない萌子だが、浜辺でばったり弟となる喜一と出会い……。『中央線ドロップス』『熱病加速装置』の著者初、本格ストーリー! -
「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる!
映像も音楽も資料も使わず、マイク1本だけで年間300回の講演活動を続けている中村文昭さん。その魅力はズバリ「話し方」! これまで本人も意識してこなかった「話し方」の秘密を初めて解き明かしたのが本書です。文昭さんが大切にしている「聞き方」「話し方」「人間力」という3つのポイントとは何か? どのように語れば「また話が聞きたい!」と聴衆に思ってもらえるのか? 大勢の人の前で話がしてみたい人はもちろんのこと、会社や家庭でのコミュニケーションにも役立つ技と魅力が満載! 腹の底からグッとくる「文昭流」人の惹きつけ方を味わってください。 -
幸せはすぐそばにある
気づいていますか? あなたの目の前にある、とてつもなく大きな「宝物」に。 人が生きていくうえで必要な「知恵」と「エネルギー」が、 本書の中にたくさん詰まっています。 あなたの大切な人と一緒に読んでください。 きっと、あたたかい空気に包まれることでしょう。 仕事と家庭の幸せな両立と調和を実践するアメリカ在住のトップマーケッターが、カリフォルニアの明るい陽光とさわやかな風に乗せて贈る、家族みんなが幸せになれる知恵! 「本書は、従来の成功本とはかなり趣が異なります。ここで語られる成功法則や幸せになるための知恵は、私たちの日常生活の誰もが経験するようなシーンの中にあります。しかも、それらはフィクションではなく、すべて実話のエピソードです。そう、私たちの身の周り半径3メートル以内にある幸せの知恵です。(中略)本書を読めば、人生の知恵を学べるだけでなく、心の中にポッと明るい灯りがともることでしょう。そして、素直に「ありがとう」が言える氣持ちになることでしょう」(本書「まえがき」より) -
体の病気も心の病気も首で治る
この10年のあいだ、 ちょっとした体調不良に悩む人がとても増えています。 たとえば以下のような症状です。 頭痛 めまい 自律神経失調症 パニック障害 うつ症状 更年期障害 慢性疲労 ドライアイ 多汗症 胃の痛み ドライマウス 思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 しばしば「不定愁訴」と呼ばれる症状です。 がんや脳梗塞などのように 大きな病気ではないためついつい軽視しがちですが、 これらはすべて「原因不明」の病気です。 そのため、通院してもなかなか治せず、 何年も悩まされ、健康な毎日を過ごせない人が たくさんいるのです。 しかし、これらの病気の原因と治療法を、 30年もの研究によって「首」にあると発見したのが、 脳神経外科の権威・松井孝嘉先生です。 首には健康を左右する大切な神経が集中しています。 その首に疲労がたまると、筋肉が硬くなり、 「コリ」を生じます。 じつはこの「コリ」が大切な神経、 とくに自律神経を圧迫することで、 数々の不調を引き起こしていたのです。 では体調不良を改善するためにはどうすればいいのか? 答えは単純です。 首に疲労と「コリ」をためなければいいのです。 そもそも首が疲労してしまうのは、 私たちの生活が、携帯電話やパソコンの普及により、 「下向き」になっているからです。 下を向くことで首の後ろ側の筋肉に 負担がかかってしまい、「首コリ」が生じます。 ですから、「上向き生活」をするように心がける。 たったそれだけで、 首に疲労はたまらなくなり、 頭痛やめまい、冷えなどの体調不良に悩まされない、 一生健康な生活を送ることができるのです。 首にいい習慣と悪い習慣、首のストレッチ、 また、多く寄せられる悩みや改善ポイントを、 本書では丁寧に紹介しています。 この一冊だけで体調不良にならない体になる、 まさに「健康の入門書」といえる一冊です。 -
「また、必ず会おう」と誰もが言った。
主人公・秋月和也は熊本県内の高校に通う17歳。ひょんなことからついてしまった小さなウソが原因で、単身、ディズニーランドへと行く羽目になる。ところが、不運が重なったことから最終便の飛行機に乗り遅れてしまう和也。所持金は3400円。「どうやって熊本まで帰ればいいんだ……」。途方に暮れる彼に「おい! 若者」と声をかけたのは、空港内の土産物売場で働く1人のおばさんだった――。人生を考え始めた高校生に大人たちが語りかける、あたりまえだけどキラリと光った珠玉の言葉。誰の人生にも起こりうる出来事から物語をつむぐ名手、ベストセラー作家の喜多川泰がお届けする感動の物語。 -
出星前夜
キノベス1位&大佛次郎賞受賞作! 大佛次郎賞+キノベス第1位の2冠に輝いた、歴史超大作! 寛永14年(1637)、突如として島原を襲った傷寒禍(伝染病)は、一帯の小児らの命を次々に奪い始めた。有家村の庄屋・鬼塚甚右衛門は旧知の医師・外崎恵舟を長崎から呼ぶが、代官所はあろうことかこの医師を追放。これに抗議して少年ら数十名が村外れの教会堂跡に立てこもった。 折しも代官所で火事が発生し、代官所はこれを少年らの仕業と決めつけ討伐に向かうが、逆に少年らの銃撃に遭って九人が死亡、四人が重傷を負った。 松倉家入封以来20年、いっさいの抵抗をしてこなかった旧キリシタンの土地で起こった、それは初めての武装蜂起だった‥‥。 結局は幕藩体制そのものに抗うことになる海民・土豪らの絶望的な戦いがここから始まる。向かう先は破滅にほかならなかったが、それでも彼らが戦うことを選んだのはなぜだったのか? 原稿枚数1200枚! 大部ながら一気に読ませる本作もやはり「飯嶋和一にハズレなし!」である。 -
今日は、心をみつめる日。
ほんとうの幸せを手に入れるためには、いったいどのような生き方をすればいいのか――。誰もが思い悩む究極の問いに応えるのは、日本一顧問企業数の多い心理カウンセラーとして活躍する衛藤信之氏。全国で開催されている心理学教室でもキャンセル待ちが起こるほど人気の高い著者です。心を落ち着けながら、穏やかな気持ちでお読みいただきたい、待望の一冊です。 (目次より) ◎「足りない」ことが幸福の種子になる ◎幸せと不幸は双子の兄弟である ◎不完全であることを肯定しよう ◎幸福とは「いま」を深く生きること ◎コップ一杯の水にもストーリーを感じよう ◎自分の歩幅で歩く人が、いちばん遠くまで歩く ◎「愛さなければ愛されない」という不変の法則 ◎誰もが固有の役割をもって生まれている ◎死から目をそむけるとき生が希薄になる ◎「借りのいのち」ならこの世で使いきってしまおう ほか -
仕事は5年でやめなさい。
タリーズコーヒーをたったひとりで日本に根付かせたあの伝説の経営者が、仕事術を初公開。「食を通じて文化の架け橋となる」という人生の「目的」を抱く松田氏。2007年にタリーズコーヒージャパン社長を退任。次はアジア環太平洋、そしてその他の国々へ、タリーズコーヒーを広めるべく、新たな挑戦の舞台に立ちました。 そんな、さらなる発展の渦中にある氏が、すべてのビジネスマンへ自身の仕事術を伝授。 ・「やめる」と決めれば、成長は加速する ・リアルな「未来自分史」で残り時間を目に焼きつける ・目標は年3回「1月、4月、12月」のハットトリック手帳 など、創業からこれまでの多くのエピソードから導かれた興味深い見出しが並びます。 5年単位で期間を設定し、成長速度を上げている松田氏の「仕事は5年でやめなさい。」の真意は、多くのビジネスマンにとってのヒントとなるはずです。 -
中国人との「関係」のつくりかた
なぜ、日本製品は中国で大人気なのに、日本企業は十分に成功していないのか? なぜ、中国ではコネがまかり通るのか? なぜ、中国では契約や法律が当てにならないのか? 日本人の義理と中国人の義理はどこが同じでどこが違うか? ビジネス等で中国人と交流を持つ人々で、「いったい全体、なぜそうなるんだ?」「どうして、そうなんだ?」と、相手の考え方や行動に理解不能なものを感じる人は多いだろう。 戦後、奇跡的な復興を遂げ、1980年には競争力ランキングで世界一に躍り出た日本経済は、欧米にとって摩訶不思議な存在であり、当時の米国経営学会は、徹底的にその競争力源泉とメカニズムの解明にあたった。その結果生まれた「ケイレツ」「カイゼン」という語は、世界中で日本経済を説明する学術用語として定着している。 それから30年。中国のGDPは日本を超えた。今度は中国経済の鍵を解明する動きが活発化し、「ケイレツ」に匹敵するものとして注目を浴びているのが華人社会の「グワンシ」という概念なのだ。 中国人のなかに自然に根付いている二つの行動原理がある。一つが、孫子の兵法。もう一つが「グワンシ」だ。漢字で書けば「関係」。文字通り、中国人の人間関係のつくり方の原理なのである。兵法は相手を突き放すベクトル、グワンシは相手を内側へ取り込もうとするベクトルだといえる。この二つの行動原理が、相手によって使い分けられる。兵法は「外人」と呼ばれるアウトサイダー、部外者に対するときの行動原理で、グワンシのほうは「自己人」と呼ばれるインサイダー、つまり内輪・身内に対するときの行動原理なのだ。 組織を重んじる日本的ビジネス形態とその背後の価値観からは、「グワンシ」は理解しがたい概念だが、かつて「ケイレツ」は米国にとって理解しがたい概念だった。自由、公正、平等を標榜する欧米型市場主義社会にとって、このような排他的関係性社会は容認できるものではなかったからだ。そして、その「排他的関係性社会」がいま台頭する中国にもある。それが「グワンシ」なのだ。 日本では関係性が組織を軸に構築されるが、中国では個人を軸に構築される。違いはそれだけだ。排他的なのは共通なのだ。「グワンシ」は、視点を変えれば日本人には理解できない概念ではない。ここに気づけば、難しいと思われる中国ビジネスも楽になるのではないだろうか。 -
変な人の書いた世の中のしくみ
ベストセラー『微差力』『眼力』につづく斎藤一人さんの書き下ろしシリーズ。今回は、一人さんが書いた伝説の処女作『変な人の書いた成功法則』を超えるべく、原点に帰る気持ちで執筆された最新刊です。ご本人曰く「私が今、伝えたいことは全部書きました」。 「この本では、人生のしくみについて私なりの考えを書いてみました。もちろん、世の中にはいろんな組織があり、そこには独特なしくみがあると思います。でも、この本に書いてあることを知っていれば、だいたいのことはうまくいくと思います。あとは実践すること。そして、慣れること。飽きずにやっていれば、誰でもうまくなるんです。人間というのは、本当に“慣れ”の生き物なんですよね」(本文より) -
夜間飛行
「わたしは作者にたいして、わたしにとってかなりの心理学的重要性を有するつぎの逆説的真理を明らかにしてくれたことをとくに感謝している。それは、人間の幸福は自由のなかにではなく、義務の受諾のなかにあるということだ。この書物の登場人物のひとりひとりは、おのれがなすべきこと、その危険な任務に、情熱的かつ全面的に身を捧げ、それを遂行したあとにはじめて、幸福の安らぎを見出す……」(アンドレ・ジッド 序文より)冷厳な態度で郵便飛行事業の完成をめざす支配人リヴィエールと、パタゴニアのサイクロンと格闘する飛行士ファビアン、それぞれの一夜を追いながら、緊迫した雰囲気のなかで夜間の郵便飛行開拓時代の叙事詩的神話を描いた本書は『星の王子さま』とならんで、サン=テグジュペリの名を世界中に知らしめた代表作である。南米ブエノス・アイレスの地に、主人公と同様、郵便飛行の支配人として赴任していた時期に執筆され、1931年度のフェミナ賞に輝いた。特別付録 ディディエ・ドーラ「『夜間飛行』に着想を与えた人物から見た」 -
国税局直轄トクチョウの事件簿
トクチョウ(特別調査部門)とは、別名「ピンク担当」と呼ばれる、国税局直轄の調査チームのこと。税務署の案内表示板を見ても、その名前が表示されておらず、その人事配置は国税局が直接指定する。調査能力に長けた優秀な調査官が集められ、マルサ(査察部)やリョウチョウ(資料調査課)を経験した統括官が調査の指揮を取る。まさに、国税局直轄の花形調査部門である。個人課税のトクチョウの主任務は、特定繁華街の掌握。繁華街の風俗店、飲食店の中から、大口の申告漏れが見つかりそうな店を監視し、調査に入るタイミングを伺っている。その他、一般調査部門には荷が重い、弁護士、医師、歯科医師といった士業者も、その調査対象である。磨き抜かれた調査のカンが、わずかな違和感を見逃さずに脱税摘発の端緒をつかむ。長期の張り込みや、潜入調査も厭わずに、徐々に脱税者を追いつめていく。脱税者には一歩も引かないという覚悟と、その調査力には「税務署の調査でもここまでやるのか!」と唸らされる。マルサの内偵部門に17年間在籍し、トクチョウの統括官を務めた元国税調査官が、自身の経験を元にトクチョウの実力を余すところなく描く。 -
伝える本。
言葉は伝える技術である。言葉の送り手が言葉の受け手を、自分の望む方向に動かすための技術である。それを叶える方法は、送り手が受け手の言って欲しいことを言ってあげることだ。すべてを決めるのは受け手だからである。では、受け手を上手に動かすために、何と何と何をやればよいのか。広告コミュニケーションの第一人者がその答えを明快に示す。 -
「あの世」と「この世」をつなぐお別れの作法
「死は終わりでない。新しい生命への旅立ちである。旅立つ魂を見送る臨床医の温かいまなざしの書。」『置かれた場所で咲きなさい』の著者、ノートルダム清心学園理事長渡辺和子先生推薦!「死後の生」があるからこそ、逝く人にも、送る人にも、なすべき大事なことがあります。医師として大勢の死に逝く場面に立ち会い、時に他界(あの世)の存在をかいま見て理解した生と死の意義。誰にも必ずいつか訪れるその日を、どう迎えるか。あなた自身が死を意識するようになった時、あるいは、あなたの大切な人の死を、意識せざるを得なくなった時、そして、大切な人を亡くしてしまったあなたにも、知っておいてほしいことがあります。30年以上、医師として常に死と向き合う現場に身を置き、常識を超える幾多の現実を体験して理解した、魂や「あの世」の存在の可能性と、それを理解したからこその、「お別れ」に関する逝く側、送る側それぞれの、なすべき大事なことを紹介します。人に「死後の生」が存在することが理解できると、あなたの生きる、今、この瞬間の捉え方が変わります。お別れは、亡くなった方を弔う儀式であると同時に、あの世への感謝の気持ちを表現する場であり、さらには生きている私たちが新しい明日を始めるための区切りなのだと感じます。 -
僕は人生の宿題を果たす旅に出た
誰もが抱えている心残りや後悔。失ってしまった昔の人間関係を取り戻す勇気をくれる奇跡の実話。出しそびれた手紙、失ってしまった大事な人との絆、果たせなかった約束――。日々の生活に追われる中で取りこぼしてきてしまったことはもう修復不可能なのか。 雑誌の編集長として仕事一筋の生活を続けていた著者(リー・クラビッツ)は、ある日突然リストラにあう。自身の来し方を振り返るなかで気付いたのは、忙しさにかまけて自分がこれまでいかに大切な人との関係にいい加減だったかだ。職探しをする代わりに1年かけてその不義理を償い、関係を修復しよう。そう決めた著者は30年来の借金を返済し、言えなかったお悔やみの言葉を伝え、消息不明の叔母を見つけ、守れなかった約束を果たす。10の「やり残した人生の宿題」を果たすなかで彼が気付いたものはとは……。本書は、誰もが抱えている心残りや後悔、失ってしまった昔の人間関係を取り戻す力を与えてくれる実話です。最初は1通のメール、1本の電話をかけるのも躊躇することでしょう。本書の著者もそうでした。 でも、気まずさを捨て、勇気を出せば奇跡は起こります。長年の肩の荷を今こそ下ろして、人生で一番大切なものを取り戻しましょう! -
臨床瑣談
「〈臨床瑣談〉とは、臨床経験で味わったちょっとした物語というほどの意味である。今のところ、主に精神科以外のことを書こうとしている」本書は、精神科医としての長年の経験をとおして、専門非専門にかかわりなく、日本の医学や病院やその周辺について「これだけは伝えておきたい」という姿勢で書かれている。多方向からの視線ではあるが、病名を告知された患者側ができる有効なことは何かに主眼がある。「現代は容赦なく病名を告知する時代である。告知の時代には、告知しただけの医師の覚悟も必要であり、また、告知された患者も茫然たる傍観者ではなく、積極的に何かを行ないたいだろう。患者もその家族、知己も、いつまでも手をつくねてドアの外で待つだけの存在では済むまい」院内感染を防ぐには患者側はどうすればよいか。脳梗塞の昏睡患者を前にして家族にできることとは。さらにガンを持つ人の日々の過ごし方について、「丸山ワクチン」について――。その実用的な助言は、現代医療批判でもあり、自然回復力の大切さと有限性も視野に入れながら、医学の可能性と限界をくっきりと映しだしている。 -
傍観者からの手紙――FROM LONDON 2003-2005
「他人の言葉に対する寛容は時に、自分が言葉に重きを置かない人の怠慢の証です。怒りを忘れない人は、言葉で戦っている人は、日本に住むあなたの周りにいるでしょうか」「ロンドンの事件の前後にも切れ目なく、イスラエルやイラクからは自爆テロや戦闘による死傷の報道が流れています。昨日もまた、イラクでタンクローリーを使った自爆テロが起き、70人以上が亡くなりました。9・11事件後、世界中を覆い始めた社会の砂漠化が、とうとうロンドンにまで来てしまった。残念ですが、それが実感です」2003年3月、イラク戦争前夜。朝日新聞ヨーロッパ総局長としてロンドンにデスクを構えていた著者から、一通の手紙の形式で原稿が送られてきた。「この手紙が届くのは一カ月後です。瞬時に地球の裏側に電子メールが届くいま、なぜそんな悠長なことを、と思われるかもしれません。ただ私は、そんな時代にこそ一月遅れの手紙が新しい意味をもつような気がします。」以来、2005年7月のロンドン同時多発テロ事件まで55通。歴史や文学作品というフィルターを通しながら、現場の取材と困難な時局の分析を記した本書は、ひとつの時代のかたちを定着させようとする試みでもある。 -
特殊清掃 死体と向き合った男の20年の記録
「特殊清掃」とは、遺体痕処理から不用品撤去・遺品処理・ゴミ部屋清掃・消臭・消毒・害虫駆除まで行う作業のこと。通常の清掃業者では対応できない特殊な清掃業務をメインに活動している。 孤立死や自殺が増え続ける、この時代。その凄惨な現場の後始末をするなかで著者が見た「死」と、その向こう側に見えてくる「生」のさまざまな形は、読者を不思議な感動に誘う。 「特殊清掃」 今はいろいろなところで使われている言葉だが、もとは私の会社がつくった造語。そして、当社は、この特殊清掃の先駆企業である。 仕事の内容は、人間遺体・動物死骸・糞尿・山積ゴミなどに関係する特殊な汚染汚損を処理するというもの。 凄惨な現場に遭遇することや過酷な作業を強いられることも多く、陽の目をみることが少ない汚仕事である。 「特掃隊長」 この呼称は、本書のもとになったブログの運営管理を担っている管理人(同僚)が命名したもの。 会社組織上の肩書でも、実社会でのニックネームでもなく、あくまで、ブログ上での呼称。 そんな特掃隊長は、自分が喜んでいるほど善い人間ではないだろうけれど、自分が悲しんでいるほど悪い人間でもないかもしれない。また、自分がうぬぼれているほど賢くはないだろうけれど、人が思っているほどバカではないかもしれない。 内向的、悲観的、神経質、臆病、怠け癖、泣虫、ネクラなどなど、その性格に多くの問題を抱えるくたびれた中年男である。 私は、今まで、幾人もの死を体感し、幾人もの生を垣間見てきた。 目に見えるものを片付けるなかで、目に見えないものをたくさん目の当たりにしてきた。 すべての儚さを思い知らされつつも、死痕を消して生跡を刻み、死を生に転化させてきた。 命とは、生とは、死とは何であるか、それを探求したがる本性に心を揺さぶられてきた。 そして、自問自答を繰り返しながら、浅慮も省みず、それらを本にして出版することにしてみた。 読み手の一人ひとりが、ここから何を読み取るか、何を受け取るか、そして、自分の価値観にどう響かせ、生き方にどう反映させていくのか、私にはわからない。 そもそも、そんな何かが本書にあるのかどうかもわからない。 ただ、せっかく手に取ってもらったのだから、読んだ後、その心に少しでもよいものが残れば幸いである。 -
知恵の悲しみの時代
「昭和の戦争の時代を、「知恵の悲しみの時代」として、その時代に遺された本を通して書くこと。この本に取りあげたのは、戦争の時代を語る大きな物語ではとりあげられることのない本がほとんどですが、気もちの素となったのは、昭和の敗戦後すぐにでた世界古典文庫版で読んだ、グリボエードフの死に同時代人としてプーシキンが寄せた言葉――「すぐれた人々は跡形もなくわれわれの許から消えてゆく。われわれは怠惰で無関心である」――でした。この本に書きとどめたのは、戦争の時代の奔流、増水、氾濫の記録ではなく、戦争の時代の見えない伏流水の記録です。この小さな本の試みが、「われわれの怠惰と無関心」の先に、すでに「跡形もなくわれわれの許から消えて」ゆこうとしている一つの時代の遺した言葉と記憶を、いくらかでも鮮明によびもどすことができれば、望外です。」(本書「あとがき」より)月刊「みすず」好評連載を再編集加筆のうえ一本に。『私の二十世紀書店』の著者ならでは書けぬ名著がここに生まれた。 -
水の音楽――オンディーヌとメリザンド
ラヴェルの『夜のガスパール』から第一曲「オンディーヌ」を弾き終わったとたんに、先生から「もっと濃艶に歌って弾くように」と注意された。でも、この曲を高踏的に、人に媚びず、自身の美しさで聴くひとを惹きつけずにはおかないように弾いてみたい。あたかもドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』のヒロインのように。「この世にことさら男を誘う女と誘わない女の二種類がいるとすれば、明らかにオンディーヌは前者であり、メリザンドは後者である。(…)水の精とはどういうものなのか、オンディーヌはその中でどの部類に属するのか、音楽は彼女たちとどうかかわっているのか、ドラマ『ペレアスとメリザンド』は水の精の物語とどのようなつながりがあるのか。」(プロローグより)この主題をめぐる逍遥はギリシャから中世をへて19世紀末にいたる。水のイメージと「ファム・ファタル(宿命の女)」の観念が結びついたとき、絵画、文学、音楽で続々とあらわれるヒロインたち。それを語る著者の筆致は颯爽として才気あふれる。 -
ログ・ホライズン
老舗オンラインRPG<エルダー・テイル>。推定3万人の日本人プレイヤーが、ゲームだったはずの<エルダー・テイル> の世界に閉じ込められてしまった。誰もが絶望に明け暮れ、無法地帯となったゲームの世界で、“腹ぐろ眼鏡”シロエは親友とともに歩き出す……! 橙乃ままれ氏の人気ノベルを、書籍版の公式イラストレーターであるハラカズヒロ氏みずからがコミック化!! -
花畑と別れ話
仲の良い幼なじみ3人組のたくや、ゆいじ、あき。たくやはあきに密かに恋をしていたが、あきに彼氏ができたことであっけなく失恋する。ショックを隠せず、泣いてしまったたくやにゆいじが告白してきて……。 -
鋼殻のレギオス MISSING MAIL
進路を見失った少年・レイフォンは、故郷を遠く離れた学園都市ツェルニで新たなる道を見出せるのか?学園生活と異形の怪物・汚染獣との生死を賭けた戦いが隣り合う世界で繰り広げられる恋と戦いと自分探しの物語!! -
移植病棟24時 赤ちゃんを救え!
重篤な先天的な疾患とともに生まれてきた彩花ちゃんの両親に希望を与えたのは、多臓器移植でいのちをとりとめた、同じような病を持つ1歳児・大橋陽佑ちゃんのニュースだった。両親は、縋るような気持ちで執刀医の加藤医師にメールを送る……。前例がほとんどなかった、乳幼児の多臓器移植の現実と、手術を受けた子ども達のその後を、克明に綴る「いのちの現場」からのリアルレポート。 -
愛を拒まないで
ファルコン・ハウス――まるで城のように巨大な屋敷!親友モリーの招きで彼女の兄サムの家を初めて訪れたとき、クリスは茫然として言葉を失った。出迎えに現れたサムはひどく無愛想で気難しそうな男性だった。モリーが到着するまで、こんな人と二人きりで過ごさなければならないなんて……。サムは自分についてなに一つ話そうとしなかった。なぜ隠遁者のような生活を送っているのか見当もつかない。あまりにも謎めいている。クリスはその謎を解き明かしたくなっている自分に気づいた。■ハーレクイン・イマージュの代表的作家キャロル・モーティマーは、これまで100作以上を執筆しているロマンス小説の大家です。世界中にファンを持つ彼女の作品をどうぞご堪能ください。 -
架空の楽園
シエナは父親と故郷の村に暮らしていたが、父が亡くなると、ロンドンに出て、兄の友人であるジリアンのもとでフリーの派遣秘書として働き始めた。ある日、オフィスを訪ねてきた男性をひと目見て、シエナは周囲のものがすっと遠のくほど魅せられた。気がつくと、その男性とジリアンがじっとこちらを見ている。「シエナ、ミスター・ステファニデスは秘書がおいり用なのよ……」即座に、シエナは彼のもとで働くことに決まった。彼が綿密な復讐計画を抱いて自分に接近してきたとは思いもよらず、シエナは期待に大きく胸をふくらませた。■傲慢なギリシア人大富豪と秘書の愛憎を描いた名作を、たくさんの熱いリクエストにお応えして再版いたします。 -
嵐の夜に奪って
伯爵家の血をひくバイオリニスト、エラは“氷のプリンセス”と呼ばれ、楽団の男性から敬遠されていた。パリ公演後のレセプションで危険な香りのロシア人大富豪バディムに誘惑されるが、彼は有名なプレイボーイ。父親と同じように女性を大切にしない男だ。近づいてはいけないとわかっていながらも嵐の夜、欲望に燃える彼の熱い胸に身をまかせてしまう。しかし、無垢だと気がついた彼に「純潔の見返りに心を求められるのはごめんだ」と冷たい瞳でつきはなされ…!? -
恋と屈辱の地中海【あとがき付き】〈【スピンオフ】華麗なるバルフォア家〉
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大富豪の娘として何不自由なく暮らすカットは、父から勧められた地中海クルーズの旅に出かけようと豪華な船に乗りこんだ。ところが彼女を待っていたのは、従業員用の小さな船室と、乗組員の食事の世話や掃除という労働。しかも船のオーナーは、慈善舞踏会の夜に出会い、彼女を軽蔑とともに拒絶した男性――実業家で元闘牛士のカルロスだった! そのうえこの旅は、娘の自立を願う父のさしがねだという。カルロスにこき使われ、再び屈辱を味わわされるなんて……。 -
日露戦争・あの人の「その後」
日露戦争開戦100年にあたる今年。日露戦争は、小説の世界だけではなく、テレビや雑誌など、様々なメディアで取り上げられ、ちょっとしたブームになっている。その中で、必ず取り上げられるのが英雄たちの軌跡。東郷平八郎の決断、児玉源太郎の鬼謀、秋山真之の洞察力など、大国ロシアを相手に一歩も譲らず、日本に勝利をもたらした男たちの活躍は、現代に生きる私たちに大いなる勇気と感動を与えてくれる。ところが「その後、彼らは一体どうなったの?」と聞かれると、意外と答えに困る人も多いはず。本書は、だれでも知っている名将から外交交渉を行った外交官まで、英雄たちの「その後」を大紹介。「秋山真之は宗教にはまった?」「旅順要塞司令官のステッセルは、茶の行商人になった?」など、英雄たちがたどった意外なエピソードが目白押し。「えーっ? この人こうなったの!?」と思わず唸ってしまう話が満載の歴史雑学読本。 -
本当に、やさしい。
衝動で同棲相手を手にかけてしまった悟は、“ゆう”と名乗る不思議な青年と出会う。初めは身体の関係を強要した悟だったが、“ゆう”の純粋な好意に胸の痛みを覚えるようになっていく。だが──。江戸時代もの、執事ものなど、様々な愛の形を編んだ作品集。表題作ほか6編収録。 -
地上より永遠へ
見知らぬ男をボディガードにしてしまうなんて。高校教師のアニーは思いもよらない自分のきまぐれに驚いていた。いくら男子生徒にいやがらせを受けているところを助けられたとはいえ、男はハーレーで各地を巡っている放浪者だった。それでもゲイブと名乗るその男は、彼女を教室まで来て守ってくれた。アニーが最後の授業を終え、教師を辞めて故郷に向かう日まで。彼女は最近激しい頭痛に悩まされ、田舎で静養しようと決めていたのだ。アニーはいつもそばにいてくれるゲイブの頼もしさがうれしかった。やがてゲイブはアニーを心配して、故郷に帰る彼女についてきてくれた。だがアニーがすぐに頭痛で倒れ、ゲイブは彼女を病院に運び込んだ。そして彼は医師から意外な事実を知らされる……。★ハーレクイン・プレリュードから久々のシャロン・サラの作品をお届けします。難病に苦しむアニーを、ひたむきに守ろうとするゲイブの姿が強く胸に迫ります。 -
戦国合戦・15のウラ物語
真の“戦国最強”を見極める「ウラ読み戦国史」戦国最強の謙信を破った謎の軍師。己の信仰のために大軍を相手にした孤高の名将。一族郎党を見殺しにした自己チュー男……。抜きん出た個性を放ちながら闇に消えた知将・愚将。モグラ作戦、干殺し作戦、渇殺し作戦……。よくぞ思いついたと驚きを禁じえない奇手奇策。戦の勝敗を決定づけたのは華々しい刃の交わりではなく、陰で飛び散った智謀の火花だった。関ヶ原への遅参を逆手にとった見事な言い訳とは? 豊臣家再興をもくろむ無謀な計画とは?戦国合戦のイメージが覆る15のマル秘エピソード。【内容紹介】小早川隆景<厳島の奇襲を演出した知将>、白井入道<謙信を破った謎の軍師>、前田利長<関ヶ原合戦生き残り術>、石田三成<満天下にさらした戦下手>、志賀親次<孤塁を守り抜いた知られざる名将>、毛利輝元<大坂の陣の謀反計画>、九鬼嘉隆・守隆<父子の茶番劇> etc. -
フェア・ゲーム
元FBI特別捜査官で現在は大学で歴史を教えるエリオットの元に、失踪した学生の捜索依頼が持ち込まれた。捜査協力にあたる担当捜査官を前にしたエリオットは動揺を隠せなかった。そこには一番会いたくない、けれど決して忘れられない男、タッカーの姿があった。タッカーはかつてのエリオットの同僚で恋人。17ヵ月前、膝を砕かれ失意の底に沈んでいたエリオットに、冷たく背を向けた男――。シアトルの大学を舞台に繰り広げられる、甘く激しい男たちのミステリー・ロマンス。男たちの熱く狂おしい恋愛を描くモノクローム・ロマンス、第一弾!! 解説:三浦しをん -
オリンポスの咎人 ストライダー
最強の種族に生まれたカイアは大胆不敵な女だと思われているが、秀でた姉や可憐な双子の妹に比べられて育ち、自分に自信を持てずにいる。そんな彼女が惹かれているのは暗黒の戦士ストライダー。カイアは強気な振る舞いで傷つきやすい心をひた隠し、ゴージャスでセクシーな彼を一途に想い続けてきた。だがストライダーは“征服”の魔物を宿し、どんな勝負でも負ければ激痛に苦しめられるため、戦士たちよりも強い彼女に見向きもしない。ついには拒絶の言葉を告げられ、カイアは涙をこらえた。彼のためならなんだってするのに……。 -
えびてん 公立海老栖川高校天悶部
天文部への入部を希望する野矢一樹クン。だけど彼が入部したのは「天悶部」だった! ふじょしな面々が楽しく過ごす天悶部今日は何が起こるのか? -
ゴーストママ捜査線 新装版
小学1年生の少年・原平トンボは、母親を亡くして以来、泣いてばかり。そんなある日、死んだ母親のメガネを掛けてみてビックリ!なんと母親の幽霊が見えるのだ!しかしそれは、ほかの幽霊も見えるってことで…!? -
ウマが合う人、合わない人
いくら嫌いな相手でも、グッとこらえて愛想笑い……職場や日常生活で厄介な人間関係に悩まされている人は多い。いったいなぜ「あの人が苦手」なのだろうか? 本書は、心理トリック研究の第一人者である著者が、性格と相性のメカニズムを心理学的に分析。苦手なタイプの性格と思考パターンを明らかにし、上手なつきあい方を具体的にアドバイス。 会った回数と好感度は比例する/不安なときにやさしくされると好きになる/並んで座れば親密に/髪をいじるのは好意の表れ/自尊心を守るために嫌いになる/卑屈な人は誰にも心を開かないetc.人間を支配する「好き」と「嫌い」の心理法則を紹介。「口うるさい人には強気な意見が効果的」「自慢好きの人はおだてて利用」「自分勝手な人には集団で対抗」など人間関係をスムーズにして、ストレスをスッキリ解消する方法が満載! ガンコな上司、イヤミな同僚、生意気な部下、ワガママな恋人に手を焼いている人の必読書! -
少年
短篇の名手の楽しいエピソードが詰まった贈り物をお届けします。自転車を乗りこなそうと夢見た頃、菓子屋での“ネズミ事件”、ノルウェイでの夏休み、姉の恋人にした大胆ないたずら、そして、手ごわい上級生や教師たちとの寄宿学校での日々・・・・・・子供時代が懐かしくなるすてきな自伝。 -
罪深き娘
「エメラルドが欲しいなら、私と結婚して」レイチェルの言葉にヴィートは衝撃を受けた。レイチェルの母はヴィートの父親の愛人だった。その手に渡ったファルネステ家の家宝のエメラルドを何がなんでも取り戻したいヴィートだが、「愛人の娘」と蔑んできたレイチェルが、美しく成長しこんな取引きを仕掛けてくるとは! だが、かつて彼に簡単に誘惑され、純潔を奪われ捨てられたレイチェルには、どうしても彼の花嫁にならなくてはならない秘密があった――。 -
千と一つの夜を超えて【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】砂漠の国アル・ジャニーンに仕事で来た女医アレックス。しかし、異教徒嫌いの国王アザムに敵意を向けられ、宮殿を追い出されてしまう。幼い頃から憧れていたアラビアンナイトの世界でこんな目にあうなんて。帰国途中、内乱に巻きこまれた彼女はアザムとともに山村に取り残される。よそ者は安全なテントに入ることはできない。すると彼は突然アレックスに魔法のようなキスをして言った。「この窮地を乗りきる方法はひとつだけ。私と今すぐ結婚するんだ」 -
悲しみの先に
「ときどきめずらしいものを食べてみたくなる」―――ギリシアの大富豪クリストスは、女神のように美しい女運転手ベッツィに興味を抱いた。自信家のクリストスが車中でベッツィに誘いをかけていると、突然、暴漢たちが現れ、ふたりは無人島に監禁されてしまう。恋愛に免疫のないベッツィは、セクシーで魅力的な男とふたりきりになって動揺していた。彼とは身分違い、好きになってはだめ! けれどエスカレートする彼からの甘すぎる誘惑に、ベッツィは抗えず…!? -
ラバーズドール
慎が手に入れた人形(命名・しめじ)は、あまりに美しく……動いて喋って大きくなるいわくつきのブラディ・ドールだった!? ちっちゃい時は可愛くて、おっきい時はカッコいいオレ様で無邪気なしめじ。初めて貰った名前・涙・嫉妬、そして『好き』の気持ち…。慎が教えてくれる甘い生活は…しかし!? 本物の永遠の愛、ここにあり! -
不条理な契約
両親に愛されず負け犬のように生きてきた浦辺拓也は、父親が裏カジノで作った借金のかたに、やくざのもとへ愛人として売られることになってしまう。その相手とはかつて拓也に恋情と官能を植えつけた、高校時代の同級生・立仙真継だった。傲慢さの増した立仙の鋭い視線と激しい愛撫に否応無く翻弄されながら、拓也の心は彼から離れられなくなって!? 冷酷な「契約」に隠された、熱い想いがすれ違う、サディスティック・ラブ!!
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