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Posted by ブクログ
最初は映画化されることを知っても、あまり興味がなかったのです。で
も、今ごろ、この本を読んだ人のレビューを見て、読みたくなりました。
外で読むものではありません。
何度も涙がこみあげてきて、その都度、そっと息をついて気持ちを落ち着かせながら読みました。フィクションなのに、途中から何度もノンフィクションなのではという錯覚に陥ったのでした。
夫にも友人にも誰にも言わないという選択をした滴。
不安も絶望も自分の中に秘めて、誰にも何も話せない。
いつの間にか主語が滴じゃなくなっていることもしばしば。
いつかは誰もが迎えるものだけれど、日常でそれを意識し続けている人はきっと少ない。
そんな中で、自分のその日を意識せざるを得ない現実をたたきつけられてしまったら・・・
多くを語らない、見せない。本当はどう思っているのだろう。
滴のように、自分ひとりの中で様々な思いを抱えて生活しているのだろうか。
何もできない、わからない。そんな自分の無力さをただただ思い耽ることしかできない私。
生きることへの執着。周りのやさしさと温かさ。
そんなことに胸を熱くして、一気に読み終えたのでした。
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