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女医の滴が妊娠した。結婚十年目にして訪れた奇跡を夫と共に喜ぶが、やって来たのは幸運だけではなかった。滴がかつて患った乳がんが再発したのだ。子供をあきらめ治療に専念するか、がんの進行を早めることになっても子供を産むか……病を知り尽くした彼女が下した壮絶な決断とは? 女性の愛と覚悟を描き、生きることの意味をあなたに問いかける、感動長篇。
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Posted by ブクログ
CATVにて映画を見た。最初からみたつもりが、どうやら、がん治療を行わずに出産に向き合うことを一人で決めたというシーンあたりから見た模様。どうしても全てが知りたくて、BOOKOFFに走りGET。一気に読み切りました。映画で印象に残っていたシーン、せりふ。案外原作そのままだったんだ・・と思いました。余...続きを読む命1〜2年という予想を覆す年月を生きていたこともあり、何だかほっとした。滴本人の生き方に対してはいろいろ思いもあるが、映画でも脇を固めた「かとうかずこさん」「宮崎美子さん」などの温かい人柄に感動した一冊となりました。
自分もそうなったら治療しないんだろなと思ったけど、どれが正しいのかはよくわからない。 DVDも見た。涙が止まらなかった。
冒頭にある通り、「ある夫婦の物語である」だな。 闘病小説でも、出産小説でもない、ある夫婦がいかにして夫婦であり続けたか。 そ~ゆ~物語だ。 新たな命と、癌と。 二つを同時に自らの体内で育てた、妻と その妻を妻たらしめた夫。 究極だな~。究極。 夫の不在。妻の永遠の不在さえ、「夫婦の物語」を損なうこと...続きを読むがない。 こんな風に、全てを受け止めて、あるがままであることを許してくれる人が 側に居てくれること。 女性にとっては、永遠の憧れだ~。 またまたミルキーウェイ文庫♪ いつも、ありがとう♪
感動した。脳梗塞で私は二度倒れた。そのたびに家族に八つ当たりの毎日だった。滴の孤独に耐える姿に涙がこぼれた。小説で涙を拭うのは余命幾ばくもない私なのに、初めてだ。出産のシーン描写に、男に生まれてよかったと思うと同時に、そのエクスタシーも味わってみたい、とも思った
最初は映画化されることを知っても、あまり興味がなかったのです。で も、今ごろ、この本を読んだ人のレビューを見て、読みたくなりました。 外で読むものではありません。 何度も涙がこみあげてきて、その都度、そっと息をついて気持ちを落ち着かせながら読みました。フィクションなのに、途中から何度もノンフィクシ...続きを読むョンなのではという錯覚に陥ったのでした。 夫にも友人にも誰にも言わないという選択をした滴。 不安も絶望も自分の中に秘めて、誰にも何も話せない。 いつの間にか主語が滴じゃなくなっていることもしばしば。 いつかは誰もが迎えるものだけれど、日常でそれを意識し続けている人はきっと少ない。 そんな中で、自分のその日を意識せざるを得ない現実をたたきつけられてしまったら・・・ 多くを語らない、見せない。本当はどう思っているのだろう。 滴のように、自分ひとりの中で様々な思いを抱えて生活しているのだろうか。 何もできない、わからない。そんな自分の無力さをただただ思い耽ることしかできない私。 生きることへの執着。周りのやさしさと温かさ。 そんなことに胸を熱くして、一気に読み終えたのでした。
ようやく子どもを授かり、幸せの絶頂のはずだったのに同時に乳癌の発症を発見してしまう外科医の女性の話。 自分の命を削り、誰にも乳癌のことを話さないで子どもを産む彼女の姿に涙が止まりませんでした。
外科医・百田滴は、結婚十年目に妊娠した。喜びも束の間、彼女はがんの再発を知る。その事実を胸に秘め、売れないカメラマンを続ける夫に苛立ちをぶつけた。深夜に心の深淵を覗き込んでは身を強ばらせた。だが、滴は独りで生きてきたわけではなかった。暖かな愛情が、震える魂をそっと包んでくれた。ひとりの女性の愛と覚悟...続きを読むを描き、生きることの意味をあなたに問いかける、傑作長篇。 うーん 考えさせられます。 自分も子供を持って初めて感じる気持ちです。 自分なら・・・・・ どうする????
女医が乳癌の再発の中、出産を決意し、残された時間を強く生きぬく物語。全体を通して夫婦愛も強く太く描かれている。 「余命を知るのは、新しい時計をもつようなものだ」といった言葉にハッとする。 主人公のふるさと奄美大島の大きな海が物語全体を優しくしている。
気がついたらヒロイン滴になった気持ちで読みすすんでいた。 涙ぐむシーンが何ヶ所かあった。タイトルから予感ができるラストであるが周りの人からの助けや暖かい気持ちが伝わってきた。 あまり悲しいエンディングのストーリーは好まないけど読後は清々しい気持ちだった。 日常の有難さが思い知らされる。 映像化されて...続きを読むいるから松雪泰子と椎名桔平が頭によぎりながら読んだ。
タイトルからして重い内容だろうと覚悟の上でよんだけど、やっぱり心にずっしりきました。 妊娠発覚と同時にがんの再発。おなかの赤ちゃんが育っていく喜びとがん細胞にむしばまれていく恐怖を同時に味わうなんて想像を絶する。 自分だったら滴のように強くはいられないだろう。 胸に迫る内容で、読み応えのある一冊。
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