星家なこの作品一覧
「星家なこ」の「妹が魔女で困ってます。」「蒼月のイリス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「星家なこ」の「妹が魔女で困ってます。」「蒼月のイリス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
『ヒトカケラ』(イラスト:藤原々々)で第3回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作を受賞。『ヒメカミ』(イラスト:やすゆき)、『妹が魔女で困ってます。』(イラスト:なちゅらるとん)などの作品を手がける。
ラノベ
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Posted by ブクログ
高校2年生でオカルト研究会の部長を務める神崎輝幸(かんざき・てるゆき)は、憧れの同級生の蓬莱(ほうらい)ありすから、なくしてしまったあるものをいっしょに探してほしいと依頼されます。ありすがなくしたものとは、彼女の「かけら」でした。
ありすは、自分の正体は人間ではなく、地球人を滅ぼす兵器なのだと輝幸に語ります。兵器の起動を止めるには、ありすが一人の人間を愛し、その人とキスをしなければなりません。彼女にとって人間が、心から愛することのできるほど信頼に足るものであれば、兵器は起動せず、人類は救われることになります。しかし、兵器であるありすは、人間とキスをした瞬間に消えてしまうことになっています。ありすの依頼を受けた輝幸は、地球の運命を背負い、彼女と4日間行動をともにします。
ここまでが前半のストーリーで、後半では、同じストーリーが輝幸の後輩の真央塚杏(まおづか・あん)の視点からたどられます。杏とその兄の真央塚正樹(まおづか・まさき)は、宇宙を漂う生命意思で、命を失った真央塚杏という少女の身体に入り込み、そのまま地球人として生活を送っています。そんな彼女が、超能力の持ち主である君島麗華(きみしま・れいか)とともに4日間をすごしながら、輝幸とありすを見守ります。
物語の大筋は、ベタなセカイ系ですが、本編ストーリーとその種明かしを、完全に分けてしまっているところが特徴といえば特徴です。ただ、それほどうまい仕掛けかと問われるとどうでしょうか。やはり単線的なストーリー・ラインの上で謎が解決される構成のほうが、読み終えたときに充足感を味わえたのではないかという気がします。