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Posted by ブクログ 2017年08月26日
内田百閒-著者-宮脇俊三と鉄道についての偉大な作家3人が同じ時に日本に生きていたのが奇跡のようだ。特に宮脇氏が中央公論で著者の作品を編集していたなんて夢のよう。当時、鉄道が飛行機やバスよりも安くて便利な公共交通機関だったことも夢のよう。国鉄の黄金時代だったのだ。鉄道ファンとしては東京-大坂間を8時間...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月02日
海軍ものに手を出さず、本書や「南蛮阿房列車」に耽溺する読者というのは、阿川氏ではなく宮脇俊三氏のファンと相場が決まっています。まあ、かく言う自分もその通りなのですが。
鉄道紀行の大家と言えば、初代が内田百閒、跡を継いだのは阿川弘之、そして三代目は宮脇俊三。「こういう場合、二代目は大したことがない」...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月07日
新幹線もない。高速道路もない。航空便はあるけれど、まだ高根の花。
解説には、懐かしい時代と書かれているが、自分には想像のできない時代。
未来を予測した著者は、50年後の現代をどのように感じているのか。残念ながら著者による文庫版のあとがきはない。
北杜夫が亡くなった時も、阿川佐和子がコメント...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月19日
面白かった。
本書のように純文学系の作家が、筆休め?なのか、本気なのかはわからないが、本業の創作から離れてのびのびと「好きなもの」を語る。こういう本は本当に楽しい。
言わずと知れた『阿房列車』も、他の随筆も大好きだが、実は、百閒先生の小説作品などはわずかしか読んでいないのに対して、阿川さんは、まず他...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月31日
大分前に購入し、そのままにしていた本です。ようやく読み終わりました。
なんだか時代を感じさせる本だなあとしみじみ思いました。阿川氏も宮脇氏も百閒先生が生きている時に電車に乗って先生の本を読んでいたんだなあと思うと不思議な感じがします。そんな百閒先生も私が生まれる前に亡くなられ、宮脇氏ももう彼岸の方...続きを読む
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