海を感じる時・水平線上にて

海を感じる時・水平線上にて

小説・文芸
1,760円 (税込)

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《海は暗く深い女たちの血にみちている。私は身体の一部として海を感じている。……》 年上の男子生徒とのセックスの体験を鋭利な感覚で捉えて、身体の芯が震える程の鮮烈な感銘を与えた秀作。作家の出発を告げた群像新人賞受賞「海を感じる時」と、大学生となった、その後の性意識と体験を描き深めた野間文芸新人賞「水平線上にて」。力作2篇収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文芸文庫
  • タイトル
    :
    海を感じる時・水平線上にて
  • タイトルID
    :
    134438
  • ページ数
    :
    390ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年11月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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海を感じる時・水平線上にて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    映画を観てから試しに読んでみたら、映画とは大きく違っていて原作がとても好き。
    映画のエロさを期待したら原作は物足りないかもしれない。

    映画は言葉は古いのに出で立ちは現代でちぐはぐだったしかもセックスのシーンばかり、主人公ふたりが暴力的な阿呆に見えたけれど原作だと優しさや苦悩や狂気がわかりやすくて面白かった。
    ただ終わりかたが突然で全体的に短く、すこし物足りない。

    しかしどうして原作の良さである繊細さを映画にしなかったんだろう〜なぜ官能的な映画にしたんだろうと悔やまれる。

    0
    2019年01月05日

    Posted by ブクログ

    「肉体的交情を伴わない恋愛」を「プラトニックラブ」というらしいけれど、その解釈は間違っているんじゃないかと思う。
    私の心は、私の体の中にあるのだから、
    体を介さなければ、心までは辿り着けないだろう。

    0
    2015年08月24日

    Posted by ブクログ

    疑問
    ①映画は恵美子と高野が同居する場面で終わるが、原作は同居することはない.なぜか
    ②気力がないのに女の子の体に興味があるの?
    ③女と男の身体の価値
    ④なぜ高野に執着するのか

    0
    2017年07月12日

    Posted by ブクログ

    映画を観た後原作を読みたくなって、絶版なので電子書籍で。
    そのせいかも知れないけど何とも読みにくい。というか展開自体が少ないから上滑りするようにふわふわとしか読めず。
    水平線上にての方が読みやすい。

    0
    2015年09月10日

    Posted by ブクログ

    機内はまた初物シリーズ、中沢けい。最近の人では無いが読んだこと無かった。最近映画化された「海を感じる時」と、「水平線上にて」の2作。どちらも自伝的小説に思えるぐらいテーマは酷似している。映画のキャッチは官能的だとか少女が女にだとかが目立ったが、文章からそう言うイメージは受けず、内面がこぼれるように著されていた。言葉の選び方が、暗いんだけど美しい。でも僕ももう、思春期の女の子の内面に共感を覚えられる歳では無いらしい。
    それより、出てくる舞台が関東出身者としては琴線に触れる。70年代後半から80年代の南房総、金沢八景、伊豆下田。どこも子供の頃の想い出に出てくる場所。主人公が男と出かける初めての旅先が笠岡というのも何の偶然か。東京で出てくるのも明大前、笹塚、駿河台と、何となく関わりの有った場所。主人公が駿河台からお茶の水橋を渡り、後楽園、本郷のあたりを歩いて茗荷谷の下宿に帰るくだりは、風景が思い出されるようである。その時代にそこに住んでいたわけでもないのに。

    0
    2015年01月28日

    Posted by ブクログ

    【感想】
    「海を感じる時」
    作者が18歳の時の作品とのことで、
    主人公の繊細な感受性がリアルに伝わってくる。
    心が空虚なとき、
    それを埋めるかのように、
    人の温もりが欲しくなる、という気持ちは分かる。
    そして、自分や母の中に「女」というものを見出した時の、同族嫌悪的な話も分かる。
    そのドロドロとした部分が「生理の血」で表現されているという、生臭さ。
    なんだか、言葉に出来ない自然さと不自然さ。

    自分に娘が出来た時、
    娘のために
    自分はそういった女性的な部分をどうコントロールしたらよいのか。
    一度、しっかり考えなければと思った。


    「水平線上にて」
    自分も理屈っぽいので、
    主人公の「性欲を純粋なもの」と捉え、
    行為を共有したものに対し
    その概念を共感して欲しい、
    という考え方は理解できるように思う。
    その感情が、恋愛とは異なるものである
    ということもよく分かる。
    ただ、全体的に纏まりと主張がない話だった。

    0
    2015年10月28日

    Posted by ブクログ

    群像新人賞受賞「海を感じる時」と、大学生となった、その後の性意識と体験を描き深めた野間文芸新人賞「水平線上にて」。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    これは友人の勧めで読みました。続き、「水平線にて」も近々読みたいと思います。
    作者18歳の時の作品ということで、私としては荒削りな面もある作品かなと思って読み始めたのですが、
    その内容(年上の男子生徒とのセックスの体験を鋭利な感覚で捉えて…(紹介文より抜粋))のせいだけでなく
    その全体としての雰囲気は重く、若い作家の作品としては異質な感じを受けました。表現は上手いです。

    そしてだいぶ前の作品ですが、その古さを感じません。人間関係の重さというもの、「血」というものが持つ
    後ろめたさというものはそう簡単に変化するものではないように感じました。
    私的に印象深かったのは、主人公がキスをしてから高野にした告白。心の底から好きで口から出た言葉では
    なく、“世間一般の常識からそうしたにすぎない”というものです。身体の関係に、恋愛感情という意味をつけると
    道徳性が増すということが不思議に思えました。

    (2003年12月6日)

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『海を感じる時』 一回目(2021/12/09)

    くだらないことをしたことがないからわからない
    という母の言葉は先に死んでしまった父への憎しみや愛が行く先がないがゆえに、証明ができないがゆえにどす黒いものになってしまった、そこから生まれた言葉に思えた。自分の言葉で自分を正し、証明し、守ろうとしているように捉えた。
    自分の純潔さは娘にも求めるものとなる。なんたってあの人と自分の子供であり、何より娘の不出来は自分にも影響があるから。

    父が死んでから起こった親族とのいざこざで父に対する生前の愛は濁ったのだと思う。恨んでも何処にも吐口がないならそれはその血を持つ娘に行くのだろう。
    もう死んでしまった人に対し愛情があったかも分からない。先に死にやがってって気持ちだって湧いてくる。自分で自分を守ることが正当にできない女ゆえの抵抗に苦しさを覚えた。強く、世間的に正しいとされるルートを辿るには難しいことが多い。
    固執し続けるのはとても気持ちが悪いが分からなくもないから痛々しく思う。

    0
    2021年12月09日

海を感じる時・水平線上にて の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文芸文庫
  • タイトル
    :
    海を感じる時・水平線上にて
  • タイトルID
    :
    134438
  • ページ数
    :
    390ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年11月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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