プロフィール

  • 作者名:中沢けい(ナカザワケイ)

公式X

作品一覧

  • 女ともだち
    値引きあり
    -
    1巻499円 (税込)
    二十歳前後の3人の女性たちが織りなす日常の風景――大学夜間部に通う主人公と、二人の女ともだち。私は、10代で書いた小説で賞を受け、嘘のような生活をしていたが、そこに高校の後輩・隆子が転がりこむ。若い女性たちの生々とした光と影を見事に描ききり、「海を感じる時」で衝撃的なデビューを飾った著者の豊かな感性が弾けた中篇小説。短篇「アジアンタム」も収録。
  • 野ぶどうを摘む
    -
    1巻660円 (税込)
    20歳の愛と性を結晶させた独自の文学世界。愛の不安といらだち。少女から女へ変わる時、その愛も微妙に揺れはじめる! ――あなたにしてもらいたいことがあるのに、何なのか解らない。寝入ってしまった男の傍で、彼女は冷えた乳房を掌で暖める。闇に目を見開いたまま……。愛と反撥といわれのないいらだちの間で揺れ動く、女性の心理を鮮やかにとらえる、20歳のみずみずしい感性。話題作「海を感じる時」につづく3短編を収録。
  • ひとりでいるよ 一羽の鳥が
    -
    1巻660円 (税込)
    本当に愛することの困難になった若者……現代の若い女性のあやうい愛を描いた短篇集――亡くなった父への憧憬、同性としての母との確執、望まない形での妊娠、男友だちとの別れ……。大人への入り口にさしかかった若い女性の初々しくもあやうい愛の姿と、きらきらと輝く夏の光にも似た青春の内省の世界を、みずみずしい感性と研ぎすまされた文体で描く、著者2冊めの短編集。表題作ほか4編を収録。
  • うさぎとトランペット
    3.7
    1巻869円 (税込)
    宇佐子は、転校生のミキちゃんを仲間はずれにするクラスの雰囲気に傷ついて、学校へ行けなくなった。微熱が続く夜明け、宇佐子は公園から響いてくるトランペットの音色に心惹かれる。ミキちゃんに誘われて町のウィンド・オーケストラでトランペットを習うことになった宇佐子は、きらめく音、ブラスの楽しさ、演奏する喜びを知る。音楽に解き放たれて、伸びやかな心が育っていく……。
  • 動物園の王子
    3.4
    1巻1,232円 (税込)
    高校時代からの女ともだち三人も、堂々たる五十代。若い頃と同じではないけれど、元気でアクティブ。――夫に恋人? ふーん。娘は彼氏と旅行! あらま――動物園へ繰り出して語り合う、それぞれの人生。ほのかな恋にときめく心、孫の誕生がもたらす喜び……思いがけない感情を発見しながら生きる日々を、軽やかに綴る長編小説。
  • 麹町二婆二娘孫一人
    3.5
    1巻2,024円 (税込)
    東京麹町の古い屋敷に暮らす女ばかりの五人。昭和初め生まれのお嬢さん気質の抜けない家付き娘・富子さんも、ロリータファッションの孫娘・真由に振り回される平成の現在。富子さんと長年ともに暮らしてきた大正生まれのおきくさんが高齢出産で得た娘の紀美ちゃんもいて――世代様々、微妙な関係。変わりゆくもの、変わらないもの、それぞれの人生を温かくみつめる長編。
  • 楽隊のうさぎ
    -
    1巻693円 (税込)
    「君、吹奏楽部に入らないか?」「エ、スイソウガク!?」――学校にいる時間をなるべく短くしたい、引っ込み思案の中学生・克久は、入学後、ブラスバンドに入部する。先輩や友人、教師に囲まれ、全国大会を目指す毎日。少年期の多感な時期に、戸惑いながらも音楽に夢中になる克久。やがて大会の日を迎え……。忘れてませんか、伸び盛りの輝きを。親と子へエールを送る感動の物語。

    試し読み

    フォロー
  • 海を感じる時・水平線上にて
    値引きあり
    3.3
    1巻499円 (税込)
    《海は暗く深い女たちの血にみちている。私は身体の一部として海を感じている。……》 年上の男子生徒とのセックスの体験を鋭利な感覚で捉えて、身体の芯が震える程の鮮烈な感銘を与えた秀作。作家の出発を告げた群像新人賞受賞「海を感じる時」と、大学生となった、その後の性意識と体験を描き深めた野間文芸新人賞「水平線上にて」。力作2篇収録。

ユーザーレビュー

  • うさぎとトランペット

    Posted by ブクログ

    素直でかわいい、宇佐子ちゃんの心の揺れを、中学時代の吹奏楽部の思い出と共に感情移入しながら読みました。合奏場面をここまで言葉でリアルに描けるのは、素晴らしいと思います。

    いじめに関わる場面では、子供の頃感じた友達関係の難しさを思い出しました。

    読み終えて、とてもすがすがしい気分になりました。

    0
    2023年02月17日
  • 海を感じる時・水平線上にて

    Posted by ブクログ

    映画を観てから試しに読んでみたら、映画とは大きく違っていて原作がとても好き。
    映画のエロさを期待したら原作は物足りないかもしれない。

    映画は言葉は古いのに出で立ちは現代でちぐはぐだったしかもセックスのシーンばかり、主人公ふたりが暴力的な阿呆に見えたけれど原作だと優しさや苦悩や狂気がわかりやすくて面白かった。
    ただ終わりかたが突然で全体的に短く、すこし物足りない。

    しかしどうして原作の良さである繊細さを映画にしなかったんだろう〜なぜ官能的な映画にしたんだろうと悔やまれる。

    0
    2019年01月05日
  • うさぎとトランペット

    Posted by ブクログ

     「楽隊のうさぎ」の続編…、とまでは言えませんが、登場人物がそこそこ重なっています。
     主人公は小学校五年生の女の子。
     その子の五年生の一年間が書かれています。

     はっきり言って、この本。何一つ結論がでないまま終わっています。
     それでも、良い感じで終わっています。
     これから先、色々と大変だろうけど、人生ってそんなもんよね? って感じ(笑)、とまでは言いませんが、何か劇的なことが起こったわけでもなく、色々な日常の積み重ねなんですが、そこに一石投じられると、波紋が広がる。
     それは、良いことなのか、悪いことなのか、成長するために必要なことなのか。
     まあ、そんなことはともかく、この人の文章

    0
    2009年10月04日
  • うさぎとトランペット

    Posted by ブクログ

    楽隊と比べるともう一つ集中出来なかったが、小学生の女の子の世界というのが理解に難しかった。吹奏楽もオーケストラも、アンサンブルだって本当に魔法。演奏は楽しくやりたいですよね。

    0
    2025年12月07日
  • 麹町二婆二娘孫一人

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ作家さん。
    表紙の装丁に魅かれて手に取った。
    麹町のお屋敷に住む亥年生まれの5人の女たち。
    猪が三代揃うと、その家は栄える、という言い伝えがあるようだが…5人集まると…⁉︎

    母娘の関係と、そうでない関係、年代も中学生から最年長は昭和10年生まれ。それぞれの間柄を整理するのに、初め少し手こずったが、読み進めるとのめり込んだ。
    ストーリーは静かに進行し、5人はそれぞれに抱えるものがあり、それぞれの人生を生きている。

    ちょうど東日本大震災が起きる頃までが描かれていて。
    麹町、普段自分が暮らしていて、通過するばかりで、立ち寄ることがほとんどない街。
    一度、この街を自分の足で歩きたいと強

    0
    2024年07月07日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET