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Posted by ブクログ 2024年04月19日
今回もよかった、、確信した、太宰治の文章めっちゃ好き。なんだろう、ただ読むんじゃなくて、文章を深く味わえるっていうか、自分なりの解釈を考えながら読めるのが好き。特に「父」がよかったな。地獄だと思いながらそこにはまり込もうとする姿が共感できる。勉強しなきゃいけないことは分かってるのにスマホばっか見てる...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月29日
この本自体にはヴィヨンの妻にとどまらず、7つの短編も収録されている。
その中でも私は親友交歓が大好きだった。
あの男の態度や言動、最後のセリフ全てが魅力的に思える。
加えあの雰囲気は、私の好きなサウンドノベル「学校であった怖い話」の風間望によく似ている。
読んでいる中で彼がよくちらつき、ニヤニヤして...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月06日
「親友交歓」「トカトントン」「父」「母」「ヴィヨンの妻」「おさん」「家庭の幸福」「桜桃」全8編。
「親友交歓」のイライラに共感、心を掴まれて読み始める。「トカトントン」のギリギリの狂気。
「父」の、これでもかという自虐。最高に上手い。自分に向かって「死ね!」に、多分笑ってはいけないのかもだけどいつも...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月12日
1.おすすめする人
→日本文学に興味がある、太宰治を知りたい
2.内容
→太宰治が死を目前にして書いた話の短編集。
どうにもやりきれない家庭の話や
友人であろう人との諍いだったり、、、
時折太宰本人を登場人物として描いているが、
空想に長けていた太宰治のことだから、
本当のことかどうか...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月24日
女のひたむきさを利用し、弱さを向け、甘えられる場所は私しかいないと錯覚させる夫の卑怯さ。
それでも女というものは、尽くす喜びに負けてしまう。
痛いほどわかる。
愛してくれないあなたが私を愛するとき、卑屈な私を愛したわけがない。
そう思ってひたむきに尽くす。そんな自分でいるときが1番女としての性を全う...続きを読む
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