ヴィヨンの妻

ヴィヨンの妻

407円 (税込)

2pt

酒と女に明け暮れる無頼派の作家。26歳のその妻は夫の尻ぬぐいに奔走するが……。古い価値感が失われ新しい価値観が生まれようとしている戦後の混乱の中、必死に生き抜こうともがく男と女の愛のかたちを繊細に描いた表題作。その他太宰晩年の好短編を多数収録。

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ヴィヨンの妻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もしかして太宰治本人のことを書いているのでは、自叙伝なのではと思わせるほどの文章力。

    虚無の情熱に衝撃を受けた。誰かに評価されたいと言う自分の悩みは気取った苦悩である。
    トカトントンから逃れるには勇気が必要だ。

    炉端の幸福が怖くてならない。
    分かる気がする、自分が求めているのはこれじゃない。結局

    0
    2024年11月07日

    Posted by ブクログ

    時代とか関係なく純粋に楽しめた。
    なかでも家庭の幸福がお好み。
    太宰と飲みに行きたいって言う又吉の気持ちがよく分かった。
    ただ、バックボーンがあるからこそ感じられる死の予感やリアリティはそれはそれで面白く読める要素だけど純粋に面白がれたとは言えないのかも。

    0
    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    今回もよかった、、確信した、太宰治の文章めっちゃ好き。なんだろう、ただ読むんじゃなくて、文章を深く味わえるっていうか、自分なりの解釈を考えながら読めるのが好き。特に「父」がよかったな。地獄だと思いながらそこにはまり込もうとする姿が共感できる。勉強しなきゃいけないことは分かってるのにスマホばっか見てる

    0
    2024年04月19日

    Posted by ブクログ

    この本自体にはヴィヨンの妻にとどまらず、7つの短編も収録されている。
    その中でも私は親友交歓が大好きだった。
    あの男の態度や言動、最後のセリフ全てが魅力的に思える。
    加えあの雰囲気は、私の好きなサウンドノベル「学校であった怖い話」の風間望によく似ている。
    読んでいる中で彼がよくちらつき、ニヤニヤして

    0
    2024年03月29日

    Posted by ブクログ

    この強かな妻の生命力はどこからくるのだろうと思った。
    夫に対する絶対的な信頼なのか、はたまた冷ややかな侮蔑なのか。
    あっけらかんと日々を過ごすことで自分を保っているのか?しかしその中にも、今すぐにでも壊れてしまいそうな危うさを感じた。
    どんなことを思って酒を飲んでいたのだろう。

    0
    2024年02月08日

    Posted by ブクログ

    文豪と呼ばれる作家の書いた作品で初めて読んだものがこの太宰治のヴィヨンの妻だったと思う。最後に読んだのは数年前だけれど、凄く心に残っている、また読み返したいな。

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    映画化もされたこちらの作品。
    人間失格より暗めで重め、、やはり終戦後の日本の庶民の暮らしを何となくに反映してる感じと主人公に太宰自身を反映してるなと思いました。

    0
    2024年11月18日

    Posted by ブクログ

    赤裸々な文章で、太宰治の胸に抱えているものがつまった作品です。暗く、重い内容だけど、、どれも太宰治が社会や家族に訴えているようで、その文章に惹き込まれます。当時、女性にモテていたことがわかるなあなんて、思いました。

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    「トカトントン」と「おさん」は読んだことがあった。
    自分が親になった時に読み返したいと思ったし、父に「父」を読んでほしいとも思った。
    新潮文庫のは「晩年」と「人間失格」を持っているけど、そのどちらとも違う暗さ、悩みが伝わって、太宰の抱えていたものが明確になった気がする。

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

    初太宰治。
    幸せが人を傷つける。
    私にとって新しい考え方だった。

    一口に幸せと言っても、家庭の幸せ、心の幸せ、周りの人たちの幸せ、個人の幸せ、いろいろあるが、全てを選び取ることはできないんだなと。

    そして、こういう男性の考えがよく分かった。
    正直、こんな旦那は嫌だ。
    そして、こんな妻にも、私はな

    0
    2024年06月29日

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