斜陽

斜陽

363円 (税込)

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最後の貴婦人である母、破滅への衝動を持ちながらも“恋と革命のため”生きようとするかず子、麻薬中毒で破滅してゆく直治、戦後に生きる己れ自身を戯画化した流行作家上原。没落貴族の家庭を舞台に、真の革命のためにはもっと美しい滅亡が必要なのだという悲壮な心情を、四人四様の滅びの姿のうちに描く。昭和22年に発表され、“斜陽族”という言葉を生んだ太宰文学の代表作。

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斜陽 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太宰治の作品は、男より女性が主人公の方がしっくりくるので好き。ゆったりした気持ちで読んでいると、落ち着く。
    よく理解して読めていたのに、最後の最後で、主人公かず子の思いの解釈が難しい。

    0
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    太宰治の代表作は人間失格だか
    斜陽は同じ人生没落のストーリーでも
    万人受けする物語である
    太宰治を読み始めるのなら
    斜陽を読むのをおすすめする

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    いくつかの言葉が刺さってくる。

    「他の生きものになくて、人間がもっているもの
    それは秘め事」

    秘め事があるから、世の中は成り立っている
    そう思いたい。

    「不良でない人間があろうか.不良とは優しさのこと」
    弱さを見せるためには、優しさがなければ
    見せることは出来ない

    「人間は恋と革命のために生

    0
    2024年04月05日

    Posted by ブクログ

    気持ち悪い気もするが読後感は悪くない。むしろ良い。しっかり全てを提示してもらっているので、あとはどう受け取るか、受けとめるか、だけ。いい作品を読んだ、という感じ。
    上原は貴族の清さを嫌っている。かずこと関係を持つが妻の純真さを愛している。非常に気持ち悪い。人間失格の主人公に共通するものを感じた。

    0
    2024年04月03日

    Posted by ブクログ

    再読。太宰を読むたびに思う。現代の生き辛さが度々話題になるが、いつの時代も人間は生きにくいもの、そしてその原因となるものも本質的にはいつの時代も変わらない。登場人物たちが苦しみ悲しみささやかな幸せを感じ、そして崩壊していく描写がとても人間らしく美しい。

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに。
    やはり文章がとても読みやすいとおもう。

    それとラストがすごくいい。
    いろんなものは失われていくけれど、生き残ったかず子だけは女という一つの立場を手に入れて、子を宿して生きていく。
    直治の秘密をどのように受け取ったのかが示唆される"お願い“が、とても嫌味ったらしくて好きだ。

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    すらすら読めてしまう。
    おもしろすぎる。
    ダメ男のはずなのに女性を次々と虜にしてしまう主人公の魅力がすごい。
    これが実話なのも興味深い。
    彼は天才だ!

    0
    2023年09月07日

    Posted by ブクログ

    斜陽というタイトルに、衰退する暗さをイメージしていると、気持ちよく裏切られる。そこがいい。
    陰鬱な雰囲気をかもし出す太宰作品の中でも、けな気に明るく生きていこうとする、かず子というヒロインに不思議な力強さを感じる。かず子は太宰が託した‘希望の星’なのではないか。
    最後の貴族である母親を亡くし、悲嘆に

    0
    2023年10月14日

    Posted by ブクログ

    『斜陽』戦後に日本国憲法ができて華族制度のという特権階級を保持するしくみが廃止され、その後没落していく貴族の話
    なんか国から”あなたたちは華族です”とされて、それがアイデンティティだったものが国によって”今日からあなたたちは華族ではななくなります”とされて、もちろん平等という点からすれば特権階級がな

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    太宰デビュー。非常に味わい深い文章。貴族だった家族が没落していき、母、姉、弟それぞれの人生が描かれていく。母は最後まで貴族として、姉は貴族から庶民となり力強く、弟は庶民になろうとしながらも成りきれずに、だけども懸命に。
    1週目は難しくて終わった後に考察サイトを見たが、その上でもう一回、ゆっくりと、じ

    0
    2024年08月26日

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