斜陽

斜陽

363円 (税込)

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最後の貴婦人である母、破滅への衝動を持ちながらも“恋と革命のため”生きようとするかず子、麻薬中毒で破滅してゆく直治、戦後に生きる己れ自身を戯画化した流行作家上原。没落貴族の家庭を舞台に、真の革命のためにはもっと美しい滅亡が必要なのだという悲壮な心情を、四人四様の滅びの姿のうちに描く。昭和22年に発表され、“斜陽族”という言葉を生んだ太宰文学の代表作。

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斜陽 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    随分と古い本である。
    裏表紙を開くと昭和59年4月30日 79刷となっていた。
    いつ手に入れたのか?全く覚えていなかった。
    紙は変色し所々、角に折り目ついているページをめくりながら読み進めていった。

    がず子や弟の直治、そして母、或いは上原、4人4様の滅びが描かれている。
    クラッシックジャスを聴きな

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    言葉が美しくて、今までわたしが読んできた子供向けの物語とかけ離れた、これが『 小説』なんだと痛感しました。ヨルシカの曲の元になってるからと読み始めましたが、なんという淡く脆い作品なんだと心を打たれました。斜陽の意味が、難しいです。また大人になったら読みたい1冊でした

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    美しい退廃を挙げるなら、迷いなくこの作品を選ぶ。
    「沙羅双樹の花の色 盛者必衰のことわりをあらわす」とはまさにこのこと。必ず傾く陽の光をしなやかな色彩で描く傑作。痛みと切なさが入り混じった上質な余韻が残る。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    人間失格が面白かったので、斜陽も。
    冬に読むには重たい小説だった。
    もう少し暖かい季節に読まないと、気持ちが塞ぐ気がする。
    どんよりが好きな人におすすめ。

    救いがあるのか?なんとも言えないあたりが太宰だと思う。

    死にゆく人の描写が美しいなぁと思う。
    手を抜かない。

    一方、死ぬ人の遺した言葉は圧

    0
    2026年01月29日

    Posted by ブクログ

    華族制度が廃止になり、お母さまと、離縁した長女の「かず子」、戦争から帰ってきた長男「直治」の三人の生活が始まります。

    生まれてから貴族である教育と生活を軸に生きていた彼らにとって、自分達で生活することはできません。

    そうかと言って、かず子も再婚するつもりもなく、ひたすら現実逃避のような独りよがり

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    かず子の「人間は恋と革命のために生まれてきたの。」という言葉が印象的。
    愛より、恋をとる女の心情。もっと理解したい。

    直治の遺書に切ない思いがした。人間はみんな同じ生き物だ、って一括りにはできないのがよく分かる。立場、身分、状況、ステータス、すべてが人間に付き纏って、葛藤に繋がる。直治は周りにどう

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    読んだ治作品の中で1番好き!

    私はハッピー乙女脳所持者なので、

    「恋と革命」

    なんてワードは大好物です

    私だってそんな風に生きたい

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    10代の時に「人間失格」を読んでから苦手意識のあった太宰。やっと読む気になり20年近くぶりに。

    ある貴族の没落を描いた作品。
    前時代の象徴たる浮世離れした上品さを持つ母の死、それにより姉弟はどのように生きることを選択するのか。
    貴族であることを捨てきれず、時代に絶望する直治、恋と革命のために生きる

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    Audibleにて聴書。
    主人公にもその弟にも共感出来なかった。
    貴族じゃないからだろうか。
    主人公の叔父には共感できた。
    凡人だからだろうか。

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    蛇にピアスのような蜃気楼のように楽しむ感じの難しい話だった。育ちの良い透き通るような儚さから段々と太宰治の書きたい生々しい気持ちが滲み出てくる。
    この本に出てくる様々文章は、わざわざ、重い腰を上げてメモを取りたくなるほど、繊細で魅力的で核心をついた芸術の様なものばかりでした。

    【メモリスト】

    -

    0
    2025年09月02日

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