斜陽

斜陽

363円 (税込)

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最後の貴婦人である母、破滅への衝動を持ちながらも“恋と革命のため”生きようとするかず子、麻薬中毒で破滅してゆく直治、戦後に生きる己れ自身を戯画化した流行作家上原。没落貴族の家庭を舞台に、真の革命のためにはもっと美しい滅亡が必要なのだという悲壮な心情を、四人四様の滅びの姿のうちに描く。昭和22年に発表され、“斜陽族”という言葉を生んだ太宰文学の代表作。

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斜陽 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読むのが辛くて、読み飛ばしてしまいたくなるような気持ちになる物語でした。嫌な気持ちになる人もいるかもしれないのですが、自分は人間の悲哀とか欲望とか、負の感情が一見ぐちゃぐちゃなのに、自然の摂理に向かってめっちゃきれいにまとまっているストーリーに感銘を受けて、面白いと思いました。

    備忘録的に書くと…

    0
    2026年03月02日

    Posted by ブクログ

    何度も読み返してしまう。
    壁にぶつかったとき、自分がどうしようもなく嫌いになってしまった時、何もかも捨ててしまっていいやと思った時、救ってくれるのは太宰治の作品なんだよなあ。

    0
    2026年03月02日

    Posted by ブクログ

    随分と古い本である。
    裏表紙を開くと昭和59年4月30日 79刷となっていた。
    いつ手に入れたのか?全く覚えていなかった。
    紙は変色し所々、角に折り目ついているページをめくりながら読み進めていった。

    がず子や弟の直治、そして母、或いは上原、4人4様の滅びが描かれている。
    クラッシックジャスを聴きな

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    太宰が晩年、戦後の思想や社会を憂い、自己批判・内省を通して書いた作品、「斜陽」。初読の感想としては美しかったということである。戦後において貴族が、緩やかに滅亡へと足を運んでいく。しかし、その滅亡へのカウントダウンが始まっていくにあたり、不安や屈託のようなものは感じられず、どこかそれを1歩引いた冷めた

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    青空文庫にて。
    過渡期の犠牲者達として様々描かれる人物、しかしその人間達に等しく降り注ぐ「生きること」に対する慈しみの目線。恥ずかしながら太宰を読んだことがなかったのだが、(走れメロスは除く)するすると引き込まれるような文を書く。
    かの有名な「しくじった。惚れちゃった」というフレーズ、なんとなく女性

    0
    2026年03月09日

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら、初太宰。
    文体も読みやすく、どんどん読める。
    でも、理解したかと言われれば、我ながら懐疑的。
    太宰の、死や死に方に対する執着は、
    この一冊を読んだくらいではわからないと思うけど、
    もっと読みたいと思うきっかけにはなった。

    にしてもこの時代の人たちの知性はすごいな。
    文中に出てくる『

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    没落貴族という現代で忘れ去られた歴史を味わえる。そもそも貴族ってなんや。冒頭、今まで住んでいた家を棄てて別荘に行くときの葛藤がよく描かれている。資産を切り崩す優雅な生活から凋落するのはさぞ辛かろう。

    後半、カズ子の決断。決断はえらいのだけれど、少しずれているのも貴族ぽさを感じる。

    没落貴族という

    0
    2026年02月22日

    Posted by ブクログ

    戦後の没落貴族話
    儚くも強い、過渡期の犠牲者

    生涯温床育ちの優雅で世間知らずの母、それでも母としての健気さにまじで胸打たれて泣いた
    かずこちょっとやりすぎと思いつつ、アウトサイダーの自分がそんな涼しいこと思うのは無責任すぎるんじゃないか、とも

    貴族。持ってた側、というか持って生まれちゃった側の人

    0
    2026年02月20日

    Posted by ブクログ

    2022年放送のドラマ「雪女と蟹を喰う」で彩女さんが教会で読んでいた本。どのような内容が気になって、難しいかもしれないけど読んでみよう!と思い手に取りました。実際難しかったし全部理解はできていないけれど、人間の在り方を考えさせられました。2026年もういちど読んでみようかな。

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    戦後の没落貴族が破滅していく様子を描いた作品。でも、ただ破滅に向かうだけではなく、そこから見える親子愛、労働や金銭面の苦労、落ちぶれていくことの恐怖や葛藤、生きる意味や自身の存在意義など様々な要素が散りばめられていたように感じて、暖かさも苦しさも深さも全部つまった作品だった。

    主人公のかずこの、母

    0
    2026年02月11日

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