斜陽

斜陽

363円 (税込)

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最後の貴婦人である母、破滅への衝動を持ちながらも“恋と革命のため”生きようとするかず子、麻薬中毒で破滅してゆく直治、戦後に生きる己れ自身を戯画化した流行作家上原。没落貴族の家庭を舞台に、真の革命のためにはもっと美しい滅亡が必要なのだという悲壮な心情を、四人四様の滅びの姿のうちに描く。昭和22年に発表され、“斜陽族”という言葉を生んだ太宰文学の代表作。

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斜陽 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    言葉が美しくて、今までわたしが読んできた子供向けの物語とかけ離れた、これが『 小説』なんだと痛感しました。ヨルシカの曲の元になってるからと読み始めましたが、なんという淡く脆い作品なんだと心を打たれました。斜陽の意味が、難しいです。また大人になったら読みたい1冊でした

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    美しい退廃を挙げるなら、迷いなくこの作品を選ぶ。
    「沙羅双樹の花の色 盛者必衰のことわりをあらわす」とはまさにこのこと。必ず傾く陽の光をしなやかな色彩で描く傑作。痛みと切なさが入り混じった上質な余韻が残る。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    時代的な背景も相まって、登場人物の切実さに胸が打たれる小説だった。それでいて所々でハッとするような名文が出てくるのだから夢中にならないはずがない。

    0
    2025年06月30日

    Posted by ブクログ

    4.5/5.0

    「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ」
    自らの人生に退屈し疲弊したかず子がそう思い至り、破滅への憧れを抱く様にも確かに共感したが、自分がそれ以上に大いに共感したのは、弟の直治の方だった。
    「人間は、いや、男は(おれはすぐれている)(おれにはいいところがあるんだ)などと思わずに、

    0
    2025年05月24日

    Posted by ブクログ

    読んだ治作品の中で1番好き!

    私はハッピー乙女脳所持者なので、

    「恋と革命」

    なんてワードは大好物です

    私だってそんな風に生きたい

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    10代の時に「人間失格」を読んでから苦手意識のあった太宰。やっと読む気になり20年近くぶりに。

    ある貴族の没落を描いた作品。
    前時代の象徴たる浮世離れした上品さを持つ母の死、それにより姉弟はどのように生きることを選択するのか。
    貴族であることを捨てきれず、時代に絶望する直治、恋と革命のために生きる

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    Audibleにて聴書。
    主人公にもその弟にも共感出来なかった。
    貴族じゃないからだろうか。
    主人公の叔父には共感できた。
    凡人だからだろうか。

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    蛇にピアスのような蜃気楼のように楽しむ感じの難しい話だった。育ちの良い透き通るような儚さから段々と太宰治の書きたい生々しい気持ちが滲み出てくる。
    この本に出てくる様々文章は、わざわざ、重い腰を上げてメモを取りたくなるほど、繊細で魅力的で核心をついた芸術の様なものばかりでした。

    【メモリスト】

    -

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    時代背景によって元貴族が堕ちていく様子に斜陽という題名が付いていることに深く納得した

    25.8.28

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    「しくじった。惚れちゃった。」
    を観測したくて読んでみた作品だけど、想像とは全然違う場面で出てきた。
    全ての瞬間が刹那的な作品。

    0
    2025年07月29日

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