ユーザーレビュー 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも 光成沢美 娘の学校に福嶋さんの講演があったのを機に、メディアでしか知らなかった人が、ぐっと身近になった。女性の立場から、ご主人との関係に興味があって、読んでみた。 確かに、福島さんは窺い知れない孤独を抱えている。それを理解し、共に生きる奥さんもまた、立派な方であると思った。 Posted by ブクログ 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも 光成沢美 盲ろう者の夫との、出会いから結婚生活を綴った本。 読み進めていくうちに、著者が夫・福島氏に惹かれた理由がわかる気がしました。 障害者との結婚、家族が介助や介護をすることの難しさなど、興味深いエピソードがもりだくさんで読者を飽きさせません。 Posted by ブクログ 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも 光成沢美 障害者の妻としてでなく 一人の女として深くご主人を愛されているんだということや普通の主婦と同じような愚痴が 普通にこぼれていることに共感を覚えたりw楽しい素敵な一冊でした Posted by ブクログ 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも 光成沢美 TVのドキュメントをはじめて見た時に、すごく感動しました、 気づかせて頂く感性を福島先生に頂きました、日頃から、目に見えない世界とは感覚の世界、そこに障害的な立場から健常者である私たちが、得なければならないような事柄を教えて頂ける温かいッセイの一つです。 Posted by ブクログ 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも 光成沢美 著者の夫は盲聾の大学教授、福島智。 障害者のそばにいる人は自動的に介護人と見なされがちで、それは時にどちらにとっても失礼になる。 「母」や「妻」ならなおさら、献身的な介助者役を求められる。 手伝うのが嫌なんじゃなくて、介助者にされてしまうことに違和感がある。 そういう、「障害者のおくさん」のエッセイ...続きを読む。 ケンカしてムカついてるから本当は手も触りたくないんだけど、コミュニケーションツールが指だから手に触れながらケンカをする。 そこで触るのをやめて(障害を利用して)勝つのは人としてダメだから、それはぜったいにやらない。 もし私がそこで手を離す人だったら夫も私と結婚しなかったと思う。 というエピソードが好き。 Posted by ブクログ 光成沢美のレビューをもっと見る