光成沢美のレビュー一覧

  • 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも

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    娘の学校に福嶋さんの講演があったのを機に、メディアでしか知らなかった人が、ぐっと身近になった。女性の立場から、ご主人との関係に興味があって、読んでみた。
    確かに、福島さんは窺い知れない孤独を抱えている。それを理解し、共に生きる奥さんもまた、立派な方であると思った。

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    2010年03月29日
  • 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも

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    盲ろう者の夫との、出会いから結婚生活を綴った本。

    読み進めていくうちに、著者が夫・福島氏に惹かれた理由がわかる気がしました。

    障害者との結婚、家族が介助や介護をすることの難しさなど、興味深いエピソードがもりだくさんで読者を飽きさせません。

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    2009年10月07日
  • 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも

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    障害者の妻としてでなく 一人の女として深くご主人を愛されているんだということや普通の主婦と同じような愚痴が 普通にこぼれていることに共感を覚えたりw楽しい素敵な一冊でした

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    2009年10月04日
  • 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも

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    TVのドキュメントをはじめて見た時に、すごく感動しました、
    気づかせて頂く感性を福島先生に頂きました、日頃から、目に見えない世界とは感覚の世界、そこに障害的な立場から健常者である私たちが、得なければならないような事柄を教えて頂ける温かいッセイの一つです。

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    2009年10月04日
  • 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも

    Posted by ブクログ

    著者の夫は盲聾の大学教授、福島智。
    障害者のそばにいる人は自動的に介護人と見なされがちで、それは時にどちらにとっても失礼になる。
    「母」や「妻」ならなおさら、献身的な介助者役を求められる。
    手伝うのが嫌なんじゃなくて、介助者にされてしまうことに違和感がある。
    そういう、「障害者のおくさん」のエッセイ。

    ケンカしてムカついてるから本当は手も触りたくないんだけど、コミュニケーションツールが指だから手に触れながらケンカをする。
    そこで触るのをやめて(障害を利用して)勝つのは人としてダメだから、それはぜったいにやらない。
    もし私がそこで手を離す人だったら夫も私と結婚しなかったと思う。
    というエピソー

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    2016年11月13日
  • 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも

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    主人公の福島智さんは、9歳で視覚を失い、18歳で聴覚を失い、全盲聾になりました。
    このエッセイには、二人の出会い、結婚生活のエピソードが笑いを交えながら、深いメッセージと共に書かれています。
    福島さんは指点字というコミュニケーション方法を使っています。
    相手が話した事や見えるものを、その指点字で通訳する光成さんのエピソードで印象的なものを書きます。

    福島さんの講演会などで、通訳者が手配出来ない場合、光成さんが同行することもあるそうなのですが、その時主催者側から
    「妻が夫の介助をするのは当然」というように見られるのだそうです。
    もちろん家族である事に変わりはないけど、通訳者としての仕事を認めて

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    2009年10月04日