新編 単独行

新編 単独行

628円 (税込)

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3.8

1930年代前半、国内高峰の冬期登山が一般的ではなかった時代に、たったひとりで厳寒の北アルプスを駆け抜け、「不死身の加藤」との異名をとった加藤文太郎。 風雪の槍ヶ岳・北鎌尾根に消えたその生涯は、新田次郎の小説『孤高の人』(新潮社)でも知られ、谷甲州の『単独行者』(山と溪谷社)にも描かれているが、彼の真実は残された著作にある。 加藤の遺稿集『単独行』を新たな視点で編集し直し、時代背景などの詳細な解説を加え、ヤマケイ・クラシックスシリーズとして生まれ変わった『新編・単独行』の文庫版を電子化しました。

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新編 単独行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    そろそろ100年前にもなろうという20世紀初めに、厳冬の北アルプスなどを単独で縦横無尽に駆け巡った登山家、加藤文太郎。
    もちろん通信機器などなく、装備品の質も今とは比べるべくもない当時のこと、これだけで常人には及びもつかない離れ業であり、さらに記録によると、その速度たるやまた尋常ではない。
    さしずめ

    0
    2022年08月28日

    Posted by ブクログ

    単独登山者「加藤文太郎」の遺稿集

    決して 面白い本じゃないです
    でも 登山が好きな人 特に日本アルプスを登った人は 文太郎が登ったところが目に浮かんでくると思うので 面白く読めるのではないでしょうか?
    (自分は登ったことがないので まったく分かりませんでした ^_^;)

    ただ 文章が古いので 多

    0
    2019年02月05日

    Posted by ブクログ

    生まれながらの単独登山者と言われる加藤文太郎氏の遺稿集。冬期の山行記録と登山に関する所感・論考。超人的な実績の裏には、周到な準備、着実な経験の積み重ねがあることを知る。

    0
    2017年01月29日

    Posted by ブクログ

    大正から昭和にかけて山に魅せられた加藤文太郎氏の山への取り組みが初心者から上級者へとステップアップしていく様が描かれている。本人は人と接するのが上手い方ではなく誤解されたところもかなりある。日本アルプスを中心に冬山(一番苦労する)を単独で踏破していく。決して無理はしない。心構えは非常に参考になる。

    0
    2012年07月16日

    Posted by ブクログ

    『孤高の人』のイメージとは、だいぶ違っていた。

    もう少したくさんの山に登ってから、また読みたいと思う。

    0
    2011年09月18日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎の小説「孤高の人」などで知られる戦前の登山家加藤文太郎による遺稿集のヤマケイ文庫による新編。意外だったのは彼が会社員であり、あくまでも休暇を利用した登山家であったこと、スキーやクライミングの技術が劣っていたこと(それ故単独行をせざるを得なかったと述べている)、偏屈でストイックな人物ではなく、

    0
    2011年02月13日

    Posted by ブクログ

    孤高の登山家 加藤文太郎の山行記、遺稿集。

    おそらく、山をやる方が読むと、よりリアルに内容が伝わってくるのだと思うが、あいにく私は山をやらない。

    しかし、昭和の初めに、こんなにもガッツリと山に取り組んでいた登山家がいたということは伝わってきた。

    0
    2023年03月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    孤高の人や、アラインゲンガーを読んだ後だが、加藤文太郎本人の記述したものを読んでみようと読んでみた。着実にステップアップしていって冬山を短時間に巡るようになるところはまじめで研究熱心な面がよくわかる。やっぱり経験積まないとダメだな。と感じます。

    0
    2013年09月29日

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