スペインの宇宙食

スペインの宇宙食

小説・文芸
715円 (税込)

3pt

カリスマ音楽家衝撃のデビュー作が電子化!

21世紀のカリスマ音楽家=文筆家、菊地成孔の快進撃はここから始まった。うつろな美少女の微笑、リストカット縫合の痕、中年ストリッパーのあえぎ、喧嘩に負けた男の悲鳴、全裸での恋人とのダンス、元同級生との夜のドライヴ、ダンスフロアの戦争衝動…。妄想的な時代観察者による、音楽・料理・セックス・精神分析・暴力・戦争・映画・文学・ダンス・絶望そして希望の、華麗にして饒舌なアマルガム。単行本未収録作品「やっと体力が戻ったら、もう女の子の話や食べ物の話ばかり」「宝石求む」の2編を追加。

他のなにものも、私を癒すことはなかった。しかし、この本だけが私に力をくれたのだった。――よしもとばなな

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スペインの宇宙食 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本で屈指のグルメな美文家ミュージシャン、菊地成孔さんの初エッセイ集。

    人生は官能と甘美というエッセンスが仕上げる悲しくも美しい一時の連なり、どこを読んでも芳しく濃艶なデギュスタシオンを召し上がれ。

    0
    2013年12月04日

    Posted by ブクログ

    友人からの紹介で読んだので、菊地成孔という人間を全く知らない状態で読み始めましたが、それでも面白い。というか、美味しそう。
    ああ、この方はミュージシャンなのか、と気付いて音源を漁り、インタビューを漁り、としていたら菊地氏のあのセクシーな声で再生されるようになって困っています。
    文章に色気があって、(苦笑)が多くて、半勃起的な菊地氏が可愛くて仕方ないです。

    0
    2010年10月19日

    Posted by ブクログ

    絶賛しているイタイ子になるつもりはないので、あまり深く書かないが、好きだ。どーでも良くて、どーでも良くないことが書いてある。ある意味フルコース!また食べたい。

    0
    2011年01月30日

    Posted by ブクログ

    とても清潔な育ちで薄っぺらい僕がこれを読んで世間知らずの憧憬に浸ってるのが恥ずかしいけどでも好きだ。

    0
    2011年08月13日

    Posted by ブクログ

    新宿歌舞伎町のコントめいた話やあっけらかんと性的雰囲気に身を任せるラジオを聴いて、
    面白い人だなぁと思ったので、読んでみた。

    読みながらDCPRGやスパンクハッピーの音楽も聞いたが……
    音楽面で好き! といえるのは、「Vendome,la sick KAISEKI」くらい。
    あの曲は歌詞も雰囲気も歌っている姿も、すべてが衝撃だった。
    (チャイナドレスの瞳ちゃんとスケベな中年親父のセクシュアルなデュエット。)

    さてこの本は、上機嫌と饒舌とビザールと悪趣味と趣味とグルメとファッションと人形のような女の子があふれた、優れたエッセイ集だ。

    決して文章が練られているわけではない。
    ともすれば講談調、ともすれば文意も伝わりづらい。
    しかしこの人、貯め込んだ知識と語彙力がすごいので、読ませる。
    なんでも楽しんでやろうという貪欲さが、いい塩梅に決まっているためだろう。

    0
    2016年07月13日

    Posted by ブクログ

    菊地成孔に惹かれる理由の一つは、彼のように真っ向から受容し格闘しつつ生きることができなかった自分自身の"あの時代”への郷愁と悔恨のせいだ。わけのわからない憂鬱と焦燥に覆い尽くされたアドレセンス。わずかな救いは遅れて生まれてきたことを嘆きつつ前時代への憧憬に浸ることで、ジャズ喫茶と映画館がシェルターだった。したがって菊地のダブ・セクステット=マイルスの60年代、DCPRG=70年代という符牒が21世紀の妄迷にジャスト・ミートしてしまったのだろう。欲求不満の地点への退行、固着だ。
    80年代のマイルスは不思議な機械装置のようだった。その裏返しがウイントンで、どちらにも興味が持てず古いR&Bばかり聴いていた。新宿公演にも行く気すら起きなかった。
    菊地という存在を知ったのは廃刊になった『エスカイヤ』という雑誌のラテン音楽特集号だった。『南米のエリザベス・テーラー』がリリースされた直後で、菊地とアート・リンゼイのミニCDが付録に付いていた。
    自分なりには音楽遍歴に筋道はあるつもりでいるのだがなかなか身近な仲間にも理解されにくく音楽の宇宙の拡大に反比例してどんどん自閉が加速されてゆく。まるでペルソナとゼーレの関係のように。菊地は深い無意識の底から現れ出た元型なのかもしれない。

    0
    2011年12月23日

    Posted by ブクログ

    私の知らない分野の話がいっぱいかいてあって面白かった。落ち込んでいた時期だったので読んで癒された。有り難い

    0
    2011年05月30日

    Posted by ブクログ

    数度となく読み返しているが、食に関する文章が素晴らしい。明日のアラン・デュカスのレストランでのランチに備えて読み返したが、やはり上手い。

    0
    2011年04月24日

    Posted by ブクログ

    最後のよしもとばななさんの解説の通りだ!
    としか言えなくて、
    頭の中に映像が浮かぶ文章だった。

    読んでて苦しくなる部分もあったけど、おもしろくてhappyになれる要素もいっぱいで、特に岩澤瞳さんが出てくる文章が和んで好きでした。

    0
    2010年06月18日

    Posted by ブクログ

    「気取ってる方が良い。出来る限り気取り腐っていたい。」
    このコトバにつきる。これぞ菊池成孔。

    ぶっ飛んでてインテリでセクシーで変態でかっこよくて気取ってて。
    独特の世界観と文章。惚れちゃう。



    展望レストラン「光峰」がお気に入り。

    0
    2010年02月13日

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