八月十五日の夜会

八月十五日の夜会

作者名 :
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作品内容

最後まで聴き終わったとき、僕は長い旅から戻ったような気がしていた……。大学生の秀二に渡された3本のテープ、生々しい肉声。一発の砲弾も撃ち込まれなかった「平穏な」伊是名島で、何が起きたのか。真夏の闇、敗残兵たちの影、島民のスパイ疑惑、無意味な死。「秘められた戦争」に迫り、人間の真実と生への励ましを伝える力作長編。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
ページ数
264ページ
電子版発売日
2011年10月21日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

八月十五日の夜会 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年07月15日

    好物のテーマのひとつである太平洋戦争・沖縄戦もの。
    大岡昇平『野火』を彷彿とさせるような、乾いてざらざらした死の感覚。裏切りと欺瞞の連鎖。
    サディスティックな描写の中に、生の根源に触れるような深みがある。
    読み進めるのが苦痛になる人もいるだろうな。「戦う相手を間違えてるんじゃないか」というコメントが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    祖父の遺灰を故郷の海に返すために、東江秀二は沖縄に向かいます。そこで、祖父の友人から預かったテープを聴くことになります。そこには語られなかった沖縄のもうひとつの真実がおさめられていました。場所は伊是名島。日本でありながら言葉の通じない人々に対する差別。語られることのないリンチや殺人。戦争の時代の暗黒...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月14日

    終戦間際の沖縄諸島での戦争の話。
    追い詰められた兵隊の人間模様と葛藤にドキドキしながら引き込まれる。
    本当にそうだったんだろうなぁと思える、理不尽な殺人行為。
    しかし、殺すことを命じる上官の心境も察することができる。
    同じ立場であったら、自分もそうしたかもしれない。
    とにかく戦争は人を狂わせている。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    主人公の秀二が、祖父の死をきっかけに出向いた沖縄で出くわす、太平洋戦争終結前後の沖縄のとある離島での出来事を吹き込んだテープが物語の大半を占める。
    戦争の悲惨さというステロタイプのことばでは表しきれない、凄惨さ、やりきれなさ、人間の業などが丹念に描かれる。
    こんな戦争の体験は、われわれにしっかり語り...続きを読む

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