今東光の作品一覧

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作品一覧

2021/09/10更新

ユーザーレビュー

  • 化身

    婆子焼庵

    タイトルをそのままとらえれば、仏が衆生を済度するために様々な形態で出現する時の姿を、登場人物に仮託していると思われる。出家しても俗なものから抜け出せないのは、男女ともに若い設定であるので、さもありなんと思わせられる。
    通俗小説として切り捨てるには、作品の後半に出てくる婆子焼庵という言葉が意味深長に響...続きを読む
  • 奥州藤原四代(3)

    基衡、秀衡

    奥州藤原氏は清衡、基衡、秀衡と平泉、中尊寺の三代のミイラしか知らなかったのですがビジュアライズしてくれてよかった。だがふりがなに間違いがあったりして印刷する前に誰か通してよまなかったのかなあ。平治の乱で源義朝にやられる藤原信西を「ふじわらのぶにし」とか信じられないな。
  • 奥州藤原四代(1)

    奥州藤原氏

    前九年、後三年の役と奥州藤原氏の興亡は興味があるところなんですが安倍貞任が自分達のことを蝦夷と言っているのは変です。蝦夷、俘囚という呼び名は中央の朝廷が力の及んでいない地域に住む部族を蔑んでつけただけなのに話を分かりやすくするとはいえ余りに不自然な描き方は止めて欲しいな。
  • お吟さま
    タイトルの『お吟さま』ではなく、共に収められている『弱法師』が、大夫坊覚明の話。
    源平という時代に翻弄された覚明の生涯を力強い筆致で描いている。長編としてもっとたっぷり書いて欲しかった。
  • 奥州藤原四代(1)

    なかなか

    むずかしいないようでした。
    奥州三代藤原の話は中尊寺金色堂に関係していたので聞いたことはありましたが、それ以前の話はなかなか目にすることがないので大変興味がありました。勉強になる内容でしたので、よかったです。

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