宇仁田ゆみの作品一覧
「宇仁田ゆみ」の「うさぎドロップ」「新装版 うさぎドロップ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宇仁田ゆみ」の「うさぎドロップ」「新装版 うさぎドロップ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1998年『VOICE』でデビュー。代表作『うさぎドロップ』はアニメ化、映画化されている。他に『青みゆく雪』、『よっけ家族』など多くの作品を手がける。
匿名
5巻から、高校生編スタート
ここからは、高校生になった主人公のりんが、いろいろな経験を通して、母親とは、ダイキチとはなんなのだろうと考え始めていきます。
当時初めて読んだ時は、5巻からいきなり雰囲気の違う別のまんがになったように感じ、かなり戸惑いました。たぶん、多くの人がそうだったのではないでしょうか(笑)
今回、久しぶりに読み返してみて、後半もずっとテーマが一貫していたことに気づきました。
りんが大人になっていくことは、つまり、いままで愛情をそそがれていた子どもの立場から、子どもたちへと愛情をそそぐ立場へと移行していくことなわけです。
そこでりんが考えたり悩んだりすることは、りんのように特殊な生育環境でなければなか
離婚して実家に帰る…という状況を自分に置き換えて想像すると結構怖いですが、この主人公みたいに子供たちと、お兄ちゃんとお母さんがいて、もう一度家族をこんな形で立て直していくというのは素敵だなと思えました。