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泥のごとできそこないし豆腐投げ怒れる夜のまだ明けざらん――零細な家業の豆腐屋を継ぎ、病弱な身体を酷使する労働の日々、青春と呼ぶにはあまりに惨めな生活の中から噴き上げるように歌は生れた。そして稚ない恋の成就……60年代の青春の燦きを刻して世代を超えて読み継がれた感動のベスト・セラー!
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Posted by ブクログ
1965年刊の随筆。緒方拳主演でドラマ化もされたベストセラー。 作者は豆腐屋を父から継いで、生来虚弱な身体に鞭打ちながら働きつつ、作歌を重ねて朝日新聞に投稿する。その四季を綴る、それだけのお話。 豆腐屋としてと言うよりは、一労働者、一表現者としての思索・発言が目に付きます。「労働」を愛し、「人」を...続きを読む愛そう、「モノ」を愛そうと一生懸命詠む歌の数々。僕には良し悪しはわからねど、心に響くというか、身につまされます。奥さんを題材に詠む歌のなんと美しいこと。作者が愛するものが、人が、なんと美しく優しく感じられること。 とりあげられる歌には、朝日歌壇の選者による評もついているのでわかりやすいです。だから内容が濃い。とにかく濃い。 作者のエゴや、他を省みない頑固さに幻滅する場面もあります。そりゃそうです、読む人を喜ばせよう、楽しませようとして書いたものでは無いので。そういうのをひっくるめて綴られた青春の記録。 僕は涙無しには読めませんでした。
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豆腐屋の四季 ある青春の記録
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