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MURAKAMI 龍と春樹の時代
かつて“W村上”などという呼び方をされた時期もあったが、龍のファンは春樹が苦手で、春樹のファンは龍が嫌いだったりすることが多い。しかし、二人の作品を時代ごとに対比させると、両者とも「アメリカ」「戦争」「セックス」「バブル経済」「崩壊の予兆」「十四歳」など、根っこの部分で驚くほどテーマがつながっていることがわかる。両MURAKAMIの物語によってあぶりだされた私たち自身の時代を振り返る、今までにない鮮烈な試み! -
局アナ 安住紳一郎
TBSの看板アナウンサーである安住紳一郎アナの初エッセイ本。TBS社員として働くサラリーマンの悲哀や、華やかなテレビ業界の裏側を、ときに真面目に、ときに辛口に綴った痛快エッセイ。ちょっと疲れが溜まったとき、仕事がなんとなくイヤになってしまったとき、安住アナのひとことで、ちょっとだけ気持ちが軽くなるはずです。<『北の国から』を見て、東京に来てしまった僕><きみは見たか、致命的な私の失敗><アナウンサーたちの知られざる状況と動向><改編期のハローグッバイ><話題沸騰のあの分野に私も進出>などなど。日本一有名(?)なサラリーマンのホンネのつぶやきに、ホロリときて、くすりと笑える、カバンに必携のビタミン剤的1冊です。 -
緋色の研究【深町眞理子訳】
アフガニスタンへの従軍から病み衰えて帰国した元軍医のワトスン博士。ロンドンで下宿を探していたところ、偶然に同居人を探している男を紹介され、共同生活を送ることになった。下宿先はベイカー街221番地B、相手の名はシャーロック・ホームズ――。ホームズとワトスン、永遠の名コンビの誕生であった。ふたりが初めて手がけたのは、空き家でのアメリカ人旅行者の奇妙な殺人事件。いくつもの手がかりから、ホームズの精緻な推理によって浮かびあがった驚きの真相の背景には、長く哀しい物語があった……。名探偵ホームズ初登場の記念碑的長編!/解題=戸川安宣、解説=高山宏 -
火焔の凶器 天久鷹央の事件カルテ 完全版 4
謎の人体発火現象。 陰陽師の呪いに、挑め。 安倍晴明、蘆屋道満……そんな平安時代の陰陽師に連なる存在として、複数の大学が調査を行っていた呪詛師・蘆屋炎蔵。 だが、彼の墓を調べた研究者たちが相次いで体調を崩し、さらに翠明大学准教授が謎の焼死を遂げる。殺人か、呪いか。 皆が疑心暗鬼に陥る中で、鷹央は事件に潜む「病」を看破するが、それは新たな呪いの始まりでしかなかった……。 書き下ろし掌編「新しい相棒」収録。 出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。 -
幸福の一部である不幸を抱いて
好きになった人に“たまたま奥さんがいた” だけの、二人の女。杏子は「もうひとつの家」 に帰る彼を毎夜見送り、みずきは病身の妻を 養う彼の訪れを今日も待ちわびる。守られな い約束、聞き慣れた噓、会えない時間が増え 続けても二人はとても幸せで……。しかし、 たった一通のメール、ほんの一回の情事が、 〝恋濃き〟大人の女たちを狂わせる――。 -
追放令嬢、クラフトしながらキャンピングカーで異世界を旅します
工学部の大学生であり、ものづくりが好きだった古木沙織。 交通事故に遭い子爵令嬢エリーヌに転生するものの、 「アイテムを生産する魔法しか使えない無能だ」と実家から冷遇され、国外追放される。 だがエリーヌの【錬金魔法】は、前世の知識と組み合わせると無限の可能性を発揮する魔法だった! これからは自由気ままに生きると決意したエリーヌは、手始めにキャンピングカーを錬成。 移動も、生活も、ものづくりも、全て思うがまま――。 エリーヌを慕う武闘派メイドのアリスティと一緒に、悠々自適な冒険の旅が始まる。 美味しいものを食べたり、絶景を眺めたり、便利なものを創ったり。 キャンピングカーに乗って、優雅に異世界を堪能する旅物語。 ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
おっさん冒険者の遅れた英雄譚
不貞の子として異母兄に虐められていたガイ・グルヴェイグ。 ガイは山奥で暮らしている元冒険者の祖父に引き取られ、 心身の療養で「素振り」の鍛錬をすることに。 祖父が亡くなってからも、1日1万回素振りを続けていたガイはおっさんになっていた。 ある日、ガイは祖父から勧められた冒険者を目指して、街に出る。 だがガイだけは知らなかった――続けていた素振りのおかげで最強の剣士になっていたことを――! 剣聖のアルティナ、受付嬢のリリーナ、領主のセリス…… 親切心で助けた人々へガイの強さがどんどんバレていき――? 「一撃で災厄級のケルベロスを倒したの!? あたしを弟子にして!!」 「修行中の身で良ければ一緒に剣の道を歩んでいこう」 これは1日1万回の素振りで努力しすぎてしまったおっさん冒険者が、 鍛え抜いた剣で強者を打ち倒す遅れた無自覚無双譚である。 電子版にはさらに特典SS「セラノの冒険者ギルドにて」を収録! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
追い切り3頭併せ~馬のために走り出せ~
競馬学校を卒業した新人厩務員(安住真治)を通して競走馬の最前線美浦トレーニングセンターの仕事をリアルに描いた競馬漫画。 この漫画でしかわからない競馬の裏側や厩舎スタッフの苦労を知れる貴重な物語。 競走馬とそれを取り巻く人間模様も魅力の漫画。 原案・元JRA調教助手リーファ (Twitter @rihuakeiba) 画・高草木こぶ -
欺瞞の殺意
昭和41年。地方の資産家楡家の当主がゴルフ中に心筋梗塞64才で逝去。親族しかいない法要が屋敷で執り行われるがそこで殺人事件が起こる。長女と孫(早死にした長男の子)がヒ素で死んだのだ。調査を進めると、殺された長女の婿養子の弁護士のポケットから、ヒ素をいれたチョコレートの紙片が発見された。 「わたしは犯人ではありません。あなたはそれを知っているはずです――。」 無実にもかかわらず「自白」して無期懲役となったその弁護士は、事件関係者と「往復書簡」を交わすことに。「毒入りチョコレート」の真犯人をめぐる推理合戦は往復書簡の中で繰り広げられ――、やがて思わぬ方向へ「真相」が導いていく――。「このミステリーがすごい!」2021年版 国内編(宝島社)と「2021年本格ミステリベスト10」国内ランキング(原書房)で堂々7位のW受賞作品。A.バークリーの『毒入りチョコレート事件』をオマージュとした本格ミステリ長編。 -
閻魔堂沙羅の推理奇譚
☆☆【2020年秋】NHK総合よるドラにて、TVドラマ化!☆☆ 謎を解けば、あなたは生き返る ――どこからでも読める珠玉のミステリシリーズ! ☆☆☆ 第55回メフィスト賞、受賞作!! 「犯人がわからない? あなたは地獄行きね」 死者復活を賭けた推理ゲーム! 俺を殺した犯人は誰だ? 現世に未練を残した人間の前に現われる閻魔大王の娘――沙羅。赤いマントをまとった美少女は、生き返りたいという人間の願いに応じて、あるゲームを持ちかける。自分の命を奪った殺人犯を推理することができれば蘇り、わからなければ地獄行き。犯人特定の鍵は、死ぬ直前の僅かな記憶と己の頭脳のみ。生と死を賭けた霊界の推理ゲームが幕を開ける――。 -
藤崎竜短編集
突然の交通事故に遭ってしまった平凡な高校生。目を覚ますとそこは、人も景色も全て似ているが、犯罪ばかりの荒れた平行世界(パラレルワールド)だった。元の平和な世界は夢だったのか…。過酷な現実と夢、少年はどちらの世界を選ぶ? 表題作「WORLDS」他、デビュー作「ハメルンの笛吹き」「TIGHT ROPE」「SHADOW DISEASE」「SOUL of KNIGHT」の全5作品を収録! -
ヤマケイ文庫 旅に出る日
紀行作家で旅行雑誌「旅」の元編集長の岡田喜秋さんの旅と山を描いたエッセイ集。 『思索の旅路』の姉妹編で、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」は登山者必読です。 ひたすら旅ひとすじに生きてきた著者が、現代人にとっての旅を探る。 「犬が飼い主を迎えに行くのとはちがう行為。それが旅の原形ではないか」 「旅は、書物よりも教師の教えよりも、実感と説得力のある心の改造を果たしてくれる」 などといった言葉が随所にちりばめられたエッセイを中心に、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」、松本清張の推理小説「点と線」の核となる話を提供した思い出等、さまざまな角度から人と旅との接点を語り尽くす。 -
バブル獄中記
焼け野原となった戦後の東京で裸一貫から貸金業を立ち上げ、一代で銀行を築くが、バブルに?まれ経営破綻。見せかけ増資の疑いで逮捕、百十日間にわたって勾留される。欲望と打算が渦巻き魑魅魍魎が跋扈する世界を生きた男が、東京拘置所の狭い房で人生を振り返る。無学・無一文から成り上がった金融界の風雲児、不屈の精神をここに記す。 -
旦那様は終末兵器
―――400年前、人類に仇をなした兵器ロイド達によって「終末戦争」が勃発し一度崩壊してしまった世界。生き残った人々は当時の遺物を発掘・修復しながら復興の道を辿って行く。フォルス王国・国防ロイド研究機関に所属するヨシュアはある日、ロイド発掘の為に現場へ向かうが途中で事故に遭遇し、意識を失ってしまう。目を覚ましたヨシュアの前に現れたのは見たことのない戦艦級の兵器ロイドで―――!?最強の兵器男子×主人(マスター)になった恋愛未経験女子が織りなす主従ラブコメディ♡ -
謎を買うならコンビニで
コンビニバイトは街の隠れた名探偵! あなたの謎、私が買いましょう。 ――お金を払ってでも、あなたの悩みを解きたいんです。 メフィスト賞作家が放つ青春ミステリ! 優れた頭脳を持つも女性への気遣いが苦手な高校生・春紅が、とあるコンビニにバイトで入店した。彼の正体は2ヵ月前に店のトイレで起きた店員の不審死を潜入調査する探偵だ。警察に自殺と断定された事件だが、春紅は遺体に残された傷の形から周辺で連続する猟奇的な強盗殺人との繋がりを疑った。容疑者は7人、当時店内にいた店員と客。コンビニの知識を駆使して殺人鬼の正体を暴く。 -
野村ノート
楽天を変えた「勝利の兵法書」待望の文庫版を電子化。 創立5年目にして、楽天球団をクライマックスシリーズへと導き、その指導力をあらためて証明してみせた野村克也。 選手・監督として50年にわたる球界生活で得た原理原則を綴った伝説のメモ。そこにあったのは、「配球の原点」 「スコアラーからのデータ利用法」「役目を確認させる打撃指導」「弱者の戦法」といった知将ならではの野球理論、 そして「人づくりのポイント」「指揮官・リーダーの心構え」「機能する組織のあり方」など、上司としての管理術の数々だった。 大ベストセラーとなった“球界のバイブル”、待望の文庫版を電子化。リーダーで人と組織はこれほど変わる―― -
日本文学の発生 序説
「優れた著作である、というより怖ろしい力を秘めた本である」――三浦雅士(新版解説) あるものを発生させる力というのは、その発生自体が目的で終息するわけではない。発生した後もその力は一つの傾向を保ち、発生させたものの変化を促し続けるのである――。古代人が諺や枕詞、呪詞に顕した神意と神への信頼を、折口は「生命の指標(らいふ・いんできす)」と名づけ、詩歌や物語の変遷を辿りながら、古代より脈打つ日本文学の精神を追究する。生涯にわたり書き改め続けた貴重な論考。 解説・井口樹生/三浦雅士 (目次) 詞章の伝承 文学様式の発生 律文学の根柢 声楽と文学と 小説戯曲文学における物語要素 文学と饗宴と 異人と文学と 翁舞・翁歌 日本文学の内容 日本文学発想法の一面――誹階文学と隠者文学と 笑う民族文学 追い書き 解説「日本文学の発生 序説」の課題 井口樹生 新版解説 凝視と方針 三浦雅士 著者略年譜 -
日本の不思議! 全国飛び地と境界線地図
ある市の土地が、なぜか近接する市の中に不自然に存在する……。境界線があいまいで、どちらの自治体に属しているのかよく分からない土地がある……。いまどき、そんなヘンテコなスポットが日本にあるのかと疑うなかれ。日本全国には、なんとも不可思議な飛び地・境界線があちこちに存在する。“銀座に境界線がはっきりしない土地があるってホント?”“飛び地の中に飛び地が入っている!”“毎年行われる綱引きで境界線を決める自治体”など、複雑な事情から生まれたそれらの土地のおもしろ話68を一挙紹介。 -
遺跡発掘師は笑わない 榛名山の荒ぶる神
宮内庁職員の降旗から、海外で新たに起ち上げる発掘派遣事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。 学術調査が目的だが、依頼人は無量の〈鬼の手〉に期待し、わざわざ指名してきたのだという。 発掘現場である、榛名山の噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し、大騒ぎに。 なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも取材に押し寄せる。 しかし無量は、宝を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚えていた。 これほどのものが埋まっているというのに、右手は全く熱くならなかったのだ。 能力を失った自分は、いったい何者なのか――。 しかも無量を狙う民間軍事会社GRMの動きも怪しく……!? 日本中を発掘する大人気ミステリ、待望の第15弾! -
舞田ひとみシリーズ
JK探偵がすべてをひっくり返す!さらわれた幼児の命を救えるか? 歌野マジック全開のミステリシリーズ、角川文庫で始動! 引きこもりの少年、馬場由宇は、近所に住む大久保家の幼児虐待を疑っていた。 ある日、件の幼児、真珠を炎天下の車内から助け出し、弾みで自宅に連れ帰ることに。 だが、目を離した隙に、何者かが真珠を連れ去ってしまった! 困り果てた由宇は、いくつもの難事件の解決に関わった友人、舞田ひとみに助けを求める。 しかし、ひとみの推理で一度解決したかに見えた事件は思わぬ形に変貌していき……。 謎が謎を呼ぶ誘拐ミステリ! -
猫には推理がよく似合う
とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい―。現実の事件と、謎解きに興じる“しゃべる猫”の真実は?ミステリ界注目の気鋭による、猫愛あふれる本格推理。 解説 我孫子武丸 帯推薦文 有栖川有栖 -
年齢は捨てなさい
年齢を気にせず好きなことに没頭している人は、みな若くてイキイキしている。一方で「もう年だから」が口癖の人は総じて老け込み、わびしい人生を送っている。ことほどさように年齢を意識しすぎることは何の得にもならず、生き方を狭めてしまうだけである。「年齢を聞くことは品のない行為」「『還暦祝い』が嬉しい人はいるのか」「今日という日が人生で一番若い」「外見の若さを求め続けると、いつか破綻する」「年齢を自分で決めると楽になる」等々、年齢を超越し、充実した人生を送るヒントが詰まった一冊。 -
光秀の定理(角川文庫)
明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのか――。 厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。 各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生! 永禄3(1560)年の京。 牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。 光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。 敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが――。 何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。 革命的歴史小説、待望の文庫化! 解説・篠田節子
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