私を見つけて

私を見つけて

小説・文芸
627円 (税込)

3pt

誠一と付き合っている間、彼の家庭を憎悪し、自分自身を愛せなかった麻子。彼女を変えたのはアフリカ系アメリカ人のマイクだった。アメリカで受けた差別を乗り越えてきた彼は麻子の傷だらけの過去も含めて愛する(「願いごと」)。どんなに甘い恋愛や結婚も、時が経てば変化する。価値観の違う二人にとって真実の愛とは何か。切なく描く五篇。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    私を見つけて
  • タイトルID
    :
    321983
  • 電子版発売日
    :
    2015年06月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    言葉にしなければならないこと、言葉にしても伝えられないことが、異国の男性と日本人女性との恋を通して描かれているように思った。

    0
    2021年05月29日

    Posted by ブクログ

    アメリカ人だから、日本人だから、男/女だから、マジョリティ/マイノリティだから。そういう風に単純に区別して、そこに全ての理由を求めてしまえば楽なのかもしれないけれど、そうじゃないことを思い出させてくれた。

    異人種でも深く分かり合える人はいるはずだし、同じ言語を話していても心の距離はずっと遠いままの人もいる。どこに行ったってヤバい人はいるし、優しい人もいる。

    国際結婚をした知り合いの話を聞く度に、母国語でない言葉で感情を擦り合わせていくのは本当に大変そうだなぁ…と思っていたけれど、言語が違うからこそ、一層の慎重さをもってその作業に当たったり、一定の諦めがあるから期待し過ぎずに住むという利点もあるのかもしれない。
    同じ日本人だから、言葉にしなくても共有できる概念は確かに多く存在するかもしれないけれど、それにあぐらをかいてしまっていては、どんどんすれ違いも生じるかもしれない。2人以上の人間が言葉を交わす際には、常に「翻訳作業」を怠ってはいけないんだ、と感じた。

    アドラー心理学の教えも思い出したし、最近傷ついた経験を話してくれた親友の顔も浮かんだ。外国人として異国で暮らす気楽さと必要な強さにも共感した。今の自分に刺さる言葉たちにたくさん出会えた。

    殺傷事件や中絶や死別など、私の苦手なセンセーショナルな部分もあったけれど、不思議と優しさの方が心に残った。また読み返したい。

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    小手鞠 るいさんの本初めて読みました。
    異国での国際結婚を垣間見れて、楽しく読めた。
    生活習慣の違い以前に、考え方の違いの大きさにも
    驚かされつつ、入り込んで読めました。

    0
    2014年01月09日

    Posted by ブクログ

    国際結婚とかでアメリカに住むことになった女性5人の短編集。
    どの、話も強い女性が主人公。
    国際結婚をしたから生まれる文化の違いってよりも男女の心の中のちょっとした食い違いに感じたのはアタシだけかなぁ?
    国際結婚じゃなくても育ってきた環境で生まれる違いなんて山ほどあるもの( ´艸`)
    そんな中で「願いごと」と「ハドソン河を渡る風」は優しい気持ちになれる話やったなぁ♪

    ☆愛が買えるなら
    ☆アイ・ラブ・ユーの意味
    ☆願いごと
    ☆出口のない森
    ☆ハドソン河を渡る風

    0
    2014年08月04日

    Posted by ブクログ

    国際結婚をした女性を主人公にした短編集。

    今まで国際結婚って甘い響きだったけれど、やっぱり分かりあえない部分はあるのだと思った。これは相手が誰でも言えることだけど。



    最後の話「ハドソン河を渡る風」が一番好きだった。

    国際結婚に対しての幻想を打ち砕かれていくなかで(笑)最後にこの話がきたことで気持ちが落ち着いたというか…切なかった。


    「出口のない森」のトムがなんだか…気になった笑"

    0
    2010年01月18日

    Posted by ブクログ

    日本人女性+アメリカ国籍男性、
    という5組のカップルたちの短編集。
    「私を見つけて」という物語はなくて、
    5つの短編集も以っての表題となっている。
    どのお話も「愛に国境はない」というコンセプトなのだろうけど、
    お国が違えば文化や生活が大きく違うし、
    そんな簡単にはいかないという持論が私にはあるので、
    それほど共感はできなかった。
    しかし、それを克服できる愛があるということも認めているので、
    とりあえずの★3つ。(笑)

    0
    2013年02月06日

    Posted by ブクログ

     アメリカ国籍の男性を好きになった話(短編集)。女性はすべて日本人。
     文化の違いや言語の違いによる伝わりにくいニュアンスから起こること、
    芽生えることがうまく描かれている。
     分かり合えない文化の違いは平行線で、そうなると心も通い合うことが難しくなるのだろうと思う。
     同じ国で生まれ育っても、生活のなかで”当たり前”とすることが違う。
    いくつもそんなことが起きて性格の不一致という理由で別れるカップルも少なくない。そう思うと国境を越えての結婚は、続いていくことが奇蹟に近いとさえ思えてくる。
     けれど原点に戻って考えると、人と人との気持ちの行き交いで、
    知らないうちに生まれる気持ちに国の違いなんて関係ないだろう。
     相手を尊重し、自分本位にならず、お互いで育みながらの時間は
    自然にふたりの間にあるものをゆるぎないものにしていくのかもしれない。

    0
    2013年01月31日

    Posted by ブクログ

    アメリカの風を感じる短編集。うまくいかなかった結婚や気持ちのすれ違いなど、重めの話が多い。彼女の文体は好きだし、アメリカの空気感も好きだけど、暗い話が苦手なので星三つ。もちろん暗いだけではなく、どのお話も最後には女性が強く、凛と、前を向いているところは好感が持てる。

    0
    2010年09月23日

    Posted by ブクログ

    『空と海のであう場所』で小手鞠さんの作品を好きになった。
    期待を胸に本作を読み始めたのだけれど、登場人物の境遇などには全く共感できなかった。
    でも随所に印象的な言葉がちりばめられていて、いろんな気づきがあった。

    恋愛には国境はないという論があるけれど、私はそう思えないタイプ。

    もともとの価値観のズレを埋めるのは、とても大変な作業なのでは。
    同じ国籍の相手との関係をうまく構築するのすら難しいのに。

    「結婚ってなんだろう?」とずっと考えてきた、今年。
    その答えがp127にあって、胸の中でひっかかっていたものがとれたような気がした。

    0
    2010年01月29日

    Posted by ブクログ

    国境、男女、人種、老若、優劣、たくさんの境はきっと自分たちで作ってしまっていると感じました。
    私もそういう境目に囚われないで生きたいです。

    0
    2009年10月04日

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    私を見つけて
  • タイトルID
    :
    321983
  • 電子版発売日
    :
    2015年06月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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