真実の檻

真実の檻

748円 (税込)

3pt

亡き母は、他の人を愛していた。その相手こそが僕の本当の父、そして、殺人犯。しかし逮捕時の状況には謎が残っていた--『闇に香る嘘』の著者が放つ渾身のミステリ。

※本書は二〇一六年三月に小社より単行本として刊行されました。文庫化にあたり加筆、修正を行っています。

...続きを読む

真実の檻 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月12日

    下村敦史ファンとしては見逃せない作品
    期待したものの、今まで読んできた下村作品の中で一番難易度高かった

    途中から「下村敦史作品だから最後まで読んで損はないやろ」という期待値だけで、言葉の意味を一生懸命(頭よくないので…)理解しながらスロースペースで読む…

    …が、やっぱり最後は秀逸だった!
    やっぱ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月30日

    人間ドラマとミステリの面白さ、そしてなにより社会派の絡み合いが良くて引き込まれなおかつ意外な結末に感情がうってなりました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月09日

    初めての下村敦史さん。
    私には読みやすい文章でさくさく読めた。
    一記者が一学生と一緒に仕事とは言えない状況でこんなに動ける?仕事抜きでそんなに付き合ってくれる弁護士さんとかいる?みたいな少々引っかかる所はあったけど…。
    ラストの衝撃で細かい事はどうでも良くなった。
    いくつかの事件を調べ直す、遠回りの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    2015年 大学生の石黒洋平が 母の残した写真から【実の父親が1994年、 現職の検察官がおこした殺人事件の犯人】
    であると知ってしまう
    しかし調べるうちに冤罪の可能性も?…

    雑誌記者や 当時敵対していた弁護士達と一緒に
    過去の冤罪事件などの関係者達との出会い

    何が正義か
    正義とは【病】なのか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年11月16日

    正義とは、幸せとは、そして、真実とは?
    『闇に香る嘘』の作者・下村氏の放つ慟哭の社会派ミステリー。
    一気読み必須の冤罪事件を描いた作品です。

    大学生の石黒 洋平は、4ヶ月前乳がんで亡くなった母の遺品整理をしていたところ、押入れの奥から奇妙な箱を見つける。

    中から出てきたのは、父とは異なる男性と仲...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月08日

    最近軽めの作品ばかり読んでいて久しぶりに重厚な社会派ミステリーを読みました!冤罪がテーマで法律の専門的な言葉も多くちょっと難しかったけどしっかり読み応えはありました。ラストのどんでん返しはまさに衝撃の一言!

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月25日

    冤罪か…
    しかも、育ての父と血の繋がった父とどっちかが犯人って…
    母が亡くなってはじめて知る真実。
    死刑確定して捕まってる実の父。今まで、お父ちゃんと思ってた人とは、血が繋がってない。
    でも、血より絆やろ!って私なら思う!

    思うけど、そら捕まってるお父ちゃんが、無実で、育ててくれたお父ちゃんが真犯...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月14日

    『冤罪』をテーマにした作品でいろいろ法律用語(?)も出てきて難しい感じもしましたが、続きが気になり1週間もかけずに読みきってしまいました!  
    お互いの父の自白には驚かされました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月01日

    ページを捲る手が止まらない。何度も一旦ここで区切ろうと思っても、次が気になり本に手が…洋平くん(涙)
    久しぶりに社会派ミステリーを読んだ。最近軽めの本ばかり読んでたから、難しい部分もあったけど読み応えはしっかりたっぷり。
    現実の世界の検察官や裁判官はどうなのだろうとちょっと不安になる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月07日

    ・読み始めてすぐくらいに真犯人が何となく分かった気がしながらも、色んな角度から想像を掻き立てることが出来て面白かったです。

    ・愛する人の代わりに犯人になる思考回路は、色んな作品を見ても未だに腑に落ちない部分。

    ・どんな理由があれど、我が子の記憶を守る為に嘘をつくのって...どうなんだろう。

    0

真実の檻 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

下村敦史 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す