野村ノート

野村ノート

ビジネス・実用
605円 (税込)

3pt

楽天を変えた「勝利の兵法書」待望の文庫版を電子化。

創立5年目にして、楽天球団をクライマックスシリーズへと導き、その指導力をあらためて証明してみせた野村克也。
選手・監督として50年にわたる球界生活で得た原理原則を綴った伝説のメモ。そこにあったのは、「配球の原点」 「スコアラーからのデータ利用法」「役目を確認させる打撃指導」「弱者の戦法」といった知将ならではの野球理論、 そして「人づくりのポイント」「指揮官・リーダーの心構え」「機能する組織のあり方」など、上司としての管理術の数々だった。
大ベストセラーとなった“球界のバイブル”、待望の文庫版を電子化。リーダーで人と組織はこれほど変わる――

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野村ノート のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    野球選手としても、監督としてもすぐれた業績を残した野村克也氏の書。
    その教えは、理路整然としていてわかりやすく、感情にあふれていて、人に温かい。

    気になったことは次です。

    ・原理原則、野球界に関わらず、どの世界でもそれが仕事をするうえでの礎になる。
    ・プロフェッショナルなのだから、野球の専門家になるべきである。
    ・戦いには4つの要素がある。戦力、士気、変化、心理、その中でも、士気:ムードは非常に大事である。
    ・大事になるのは、人間みな人生を生き抜くという使命をもって存在していることを選手に説き、その使命感を選手ひとりひとりに認識させることである。
    ・人生は幸福への努力である。
    ・一生懸命練習すれば技術は伸びる。しかし、技術だけでは限界がある。
    ・世の中に存在するものすべて理がある。
    ・決断と判断とは違う。決断とは賭けである。判断とは、頭でやるもの知識量や修羅場の経験がものをいう。
    ・小事が大事を生む。頂点に立つということは小さなことの積み重ねだ。
    ・野村野球はデータ野球というがそうではない。データとは試合の前までに用意するもの。一方情報とは試合の中で拾うものである。
    ・エースと4番は、鑑でなければならない。彼らの行動にチーム全体が正しい方向に進めるかどうかがかかっている。中心になる選手がいるからチームはうまく機能するのだ。
    ・選手の成長のためには個人記録やタイトルは絶対に必要なものである。
    ・仕事をする上で必要なこととして3つの能力が必要とされる。問題分析能力、人間関係能力、未来創造能力である。
    ・人間3人の友人をもて。原理原則を教えてくれる人、師と仰ぐ人、直言してくれる人。
    ・将来性ほどあてにならない言葉はない。
    ・いずれにしてもやる気を見せないかぎり、お金を払って試合を見に来てくれるファンの前で使うわけにはいかなかった。
    ・チームをつくるにはまずひとりひとりの選手をつくらなくてはならない。
    ・無知であることを自覚させ、無知は恥なのだと気づかせなくてはならない。
    ・まず社会人としての最低限の常識・礼儀・マナーをしつける社会人教育こそ重要なのである。
    ・私は、3つのポイントをもとに実践指導をしている。それは、ツボ、コツ、注意点である。
    ・地位が人をつくる。
    ・士は己を知る者のために死す。
    ・この選手を力いっぱい育ててやりたい、立派な人間にしてやりたいとおもったとき、何も誉めたり優しく接することだけが愛情ではないということだ。
    ・元首相の中曽根氏が良く使われる言葉に「結縁、尊縁、随縁」がある。人生とは縁である。縁を結び、縁を尊び、縁に従うという意味だ。
    ・人間学のないリーダーに資格なし。

    目次は以下の通りです。

    はじめに
    第1章 意識改革で組織は変わる
    第2章 管理、指導は経験がベースとなる
    第3章 指揮官の最初の仕事は戦力分析にある
    第4章 才能は学から生まれる
    第5章 中心なき組織は機能しない
    第6章 組織はリーダーの力量以上には伸びない
    第7章 指揮官の重要な仕事は人づくりである
    第8章 人間学のない者に指導者の資格なし
    終章

    0
    2022年06月05日

    Posted by ブクログ

    古本屋で100円で買ってから3年ほど積読していました。

    ちょっと手に取って開いてみたら、面白くてあっという間に読み終わってしまいましたw

    野球というシンプルに見えて奥深いスポーツをやる上で
    考えることの大切さが野村さんの経験を踏まえて具体的に述べてありました。

    プロ野球の見方が変わりそう。

    プロ野球選手とは、野球を仕事にしてご飯を食べる社会人。
    野球だけではなく
    その社会人としての人格形成、人材育成の重要さ、プロとしての在り方、指導者の責任等について説かれていて、どんな職種の人にも通じる内容だと思います。

    野村さんの人生論がとても勉強になりました。
    こんなにいい本だったとは...

    自分が中学生の時にこの本を読んでいれば、野球への取り組み方が大きく変わっていたのではないかと、少し後悔しましたw

    プロ野球の発展には、選手や球団だけではなく
    ファンの責任もあるように思えます。

    野村さんがプロ野球界に残した功績というのは計り知れないですね。

    0
    2022年02月20日

    Posted by ブクログ

    ノムさん、データを活用したスゴい人、という漠然とした印象だったが、この本を読んで、見識が高くとても豊富な知識量と経験、これまでの振り返りを実施してきたということが理解できた。理論化であり人情家でもある。超一流という結果は、類まれな努力が支えていた。往年の名選手の話や成長の過程のエピソードも面白かった。

    0
    2021年01月25日

    Posted by ブクログ

    データ野球を先行してやってきた
    野村監督の着眼点や観察力の
    凄さが見えた気がする

    そして何事においても
    人間は人間でしか動かせないのだと
    感じた

    やっぱり野球は面白くて奥深い

    0
    2019年07月25日

    Posted by ブクログ

    野村監督の野球に対する真摯な姿勢が分かる。野球だけできてもいけない。スポーツ選手でも人間として育たなくては結果を残せない。選手として監督として長らく野球を牽引された野村克也ならではの野球の捉え方である。

    0
    2019年01月20日

    Posted by ブクログ

    "日本球界の至宝"ノムさんの著作はこれまでに何冊か読んだが、その元祖とも言えるこの本は実は未読だった。

    ということで、満を持して読んだ一冊。

    読む前から想像していたとおり、やっぱりこの本はただの野球本ではなくて、ノムさんの人生哲学が読める。

    例えば、こんな箇所。


     人として生きる以上、人生と仕事は切っても
     切り離せないものとなる。人間は仕事でもって
     人生を生き抜いていき、仕事のなかで人間形成
     がなされる。裏を返せば人格が仕事の成否を
     左右するのである。
     人間形成、人格形成。そういうことは仕事を
     やっていくうえでいちばんの基本になる。
     だから昔から、世のため人のために一生懸命に
     頑張れ、といわれてきた。それが結果的には
     全部自分に返ってくるのだからと。だが自己愛
     に生きている人間は、なかなかそこまで人格者
     にはなれない。

    さらには、ワタシが感銘を受けた『かばんはハンカチの上に置きなさい』に登場したある言葉が、この本の中に「私が心打たれた言葉」として登場 してくる。

    自己啓発本に分類されてもまったく遜色のない内容に、ひたすら唸る。

    もちろん、野球そのものについて書かれた箇所も唸る箇所があちこちに。
    「あぁ、そういうことか」とストンと落ちたのは清原についての分析。説得力十分。

    驚いたのは、先日現役引退を表明した阪神・赤星についてこの本の中で触れていたこと。(本書が単行本として出たのは2005年) 引退表明に関するノムさんの談話を、マスコミが「師弟愛」と評していたが、それを裏付ける内容 がこの本の中に!

    それにしても、この"至宝"をグラウンドで見る ことができないのは残念すぎる。

    0
    2018年12月08日

    Posted by ブクログ

    [2016.19]野球の理論はもちろん、コメンテーターが言いづらいであろう批判も包み隠さず書かれている。
    さらに、野村さんの社会人としての心得もふんだんに盛り込まれていて、まさに読んで損はない一冊と言える。

    0
    2016年06月12日

    Posted by ブクログ

    野球の本質は「間のスポーツ」すなわち「心理のスポーツ」、、、ピッチクロックや牽制の制限など、いわゆる「間」がどんどん野球からなくなり、スピード化、どんどん簡素化してきている。視聴者のためだのなんだの言われているが、誰のためのスポーツなのか、それでそのスポーツの本質は変わらないのか、変わってもよいのかをもう一度問い直す必要があるように思える。

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

     野球を超えた人間学の書である。彼が提唱したID野球は技術と頭脳を融合させた戦略の結晶だ。その哲学は「考える野球」として知られデータ分析と知性による勝利の追求が基盤にある。
     野球の枠を超えた彼の教えが読む者に深い感銘を与える理由は人格形成に重きを置いた点にある。野村氏は「性格は変えられないが人格は変えられる」と説く。性格とは生来の特性、人格とは生き方や姿勢の表れであり後者は努力で磨けると信じた。
     野球のように戦略を練り自分を高めることができるのだ。この教えは勝利への道筋を示すと同時に豊かな人生を築くヒントである。苦労人ゆえに野球の選手とは、指導者とはを追い求めた。人生の師として多くの人に影響を与え続けているゆえんである。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    〈投手編〉
    シュートをなげる選手が意外に少ない。
    標準的な球種は、直球とスライダーとシュート、決め球にフォークかチェンジアップ。
    コントロールがなければ投手と言えない。
    内角あるいは外角一辺倒の配球は球質が良くても打たれる。
    球の緩急もそうだが、投球フォームの緩急も必要。
    変化球は、急速と制球の不足を補う。
    〈戦術編〉
    野球選手は、野球博士になること。
    野球は強い者が必ず勝つとは限らない。
    常勝西武は、データ野球に長けていた。
    負けゲームでも選手のモチベーションをあげることが大事。
    センターラインが重要。キャッチャー、ショートは打撃二の次。
    「のびのび野球」は何年も続かない。
    長距離バッターでない者がホームランを打つと勘違いし、スランプに陥る。
    〈その他〉
    他人がくだした評価こそが正しい。
    小事が大事を生む。
    若い時に苦労しなかった者は歳をとってから苦労をする。
    将来性ほどあてにならないものはない。
    社会人野球に高校生を育成してもらう(プロ野球ではなかなか育成できないから)。
    社会人野球は、プロ野球の屋台骨を担っている。
    いきなり監督になるのではなくコーチ期間が必要。
    小学生のコーチが、野球指導者の原点。そこには、チームの強化、育成、指導、管理、実践の全てのエッセンスが詰まっている。
    中曽根元総理大臣いわく、「光ばかりでなく影の部分が必要」。
    地位が人をつくる。
    勝率5割以下のチームがペナントレース3位でクライマックスシリーズに進み、それを勝ち抜き、日本シリーズをも制覇した場合、それを真の日本一と呼べるか⁉︎

    0
    2024年01月03日

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