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六年三組の調理実習中に起きた洗剤混入事件。犯人が名乗りでない中、担任の幾田先生はクラスを見回してこう告げた。「皆さんは、大した大人にはなれない」先生の残酷な言葉が、教室に波紋を生んで……。
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Posted by ブクログ
小学生という小さい世界(社会の縮図)を一人一人の立場にフォーカスをした短編集。 周りに流されやすい子、静かに自分と差別化する子、目立ちたがり屋、自己表現が難しい子、家庭にも学校にも心が休まるところがない子… さまざまな立場の子が出てくる。 あぁ、自分のまわりにいた子はこういう子だったのかもなぁ~...続きを読むと思いながら読んだ。 一番よかったのは『いつか、ドラゴン』かな。 良い言葉もたくさんあった。
小学校6年生の世界 きっと誰もが、尾辻、川島、武市、見村、宝田を知っている。ページをめくるたびに思い出される、心に影が差すような経験があるはずだ。 それほどに小学生、あるいは中学生の微妙な世界を再現している。 子どもたちの未熟な心は、些細なことで膨らんだり、潰れたり。親や周りの大人たちの無遠慮...続きを読むな言動も子どもたちには大きな影響を与えている。 子どもの心身の発育に問題があったとき、わたしたちはどうしても親や周辺の大人に問題があると考えてしまうけれど、本当にそうなのだろうか? 三組で1番の問題児のように見える前田には、いわゆる発達障害であろう武市にも温かな眼差しを向ける優しそうなお母さんがいる。 子ども自身が自分や周囲のことを知り続けようと思わなければ、今自分に見えている世界がすべてと思ってしまえば、簡単に間違えてしまうのかもしれない。 わたしがこの本を読んで考えていきたいなと思ったのは、 こんなに未熟で発達もバラバラな子どもたちを何十人も一人の先生が担当し、全員に同じレベルを求めるなんて、システムが間違っているのではないか?ということ。 そして、配慮が必要なのは、子どもだけでなく大人もだということ。 ー皆さんは、どうせ、たいした大人にはなれない 人のせいにしてばかりの人たちは何にもなれない ー「こんなものは、全部通り過ぎる」などと嘯いていられるのは、彼女たちがいてくれるからだということに、杏美はまだ気づいていない ー三人という関係性を巧みに操れるほど成熟していない九歳の少女たちは、愛憎帯びた幼稚なパワーゲームを始めるのが常だ
涙止まらず。 教員という立場で子どもたちの心、立場、環境など全てがもう私には苦しいくらい色々伝わってきて、言葉にうまくできないけど、どんな子どもがいようと私はその心にしっかり寄り添える人でありたい。 全部わかることは難しいかもしれないけど、もしかしたらできることがないかもしれないけど、私は寄り添って...続きを読むいく気持ちを常に持ち続けたい。
小学生のダークな部分を鮮明に切り取っていて読みながらぞくぞくしました。 章ごとに主人公が変わり、それぞれの子の心境の変化やその時なにを考えていたのかが見えてきます。 どうしようもなく見えた子が実は優しかったり、強く見える子が実は弱かったり。 当時の自分はどうだったか、自分が無邪気にやっていたことはだ...続きを読むれかを傷つけていなかったか。 これからの人への接し方についても考えさせられる一冊でした。
学級崩壊している6年3組。幾田先生の「あなた達はろくな大人になれない」大人になった私は、どんなにこれを言うのが辛かっただろうかと思う。犯罪なのだ、と伝える場面では胃が痛くなるほど緊張した。この子どもたちの親の年齢も過ぎたのに子ども目線の語りでは自分も過去を思い出し、先生の気持ちになるシーンもあった。...続きを読む今の小学生も、その年齢の子を持つ親も大変だ。 自分が一人にならないために心を砕く、周りから浮かないよう水面下の細工も必要で、注目の的になりたがる男子や目立ちたい女子、なぜか先生から優遇される子もいたことを思い出す。二度とあの頃の学校が全てだった年齢に戻りたくない。 それをリアルに感じられる描き方が素晴らしい。 いい作品です!
大人が読むと、学生の頃思っていたあの時の気持ちや教師側の対応のどちらにも寄り添える気がするが、学生と教師の思いが中々混じり合えないのは教育現場において未来永劫の課題であるかなと思う。 正解のない問い。人間の心に寄り添いながらも社会全体や倫理観と調整をしながら最善策を練る教師、こんな仕事も今後AIに侵...続きを読む食されていってしまうのかな…
朝比奈あすか先生の本を読むのは2冊目。 本当子供の心情描写が素晴らしい… すぐ近くにその子供が存在している気持ちになる。読みごたえもあり、どんどん読み進めて、いつのまにか読み終わった気がする。 この登場人物が出てくる他の話も読みたくなった。続編希望…。 個人的には、武市陽太くんのお母さんみたいに、...続きを読む子供と接するのが理想なのに、なかなか現実はうまくいかないな…
6年生のとあるクラス。 エピソードごとに違う主人公の生徒から見た、それぞれの学校生活を描いています。 グループの一番下のいじられ役男子、自閉症の子、ダンスの上手い可愛い子、勉強ができて達観してる子‥ 親もそれぞれ、高圧的だったり、多少ダサくても思いやりがあったり、それとなくネグレクト気味だったり。...続きを読む 一人一人の心理描写が瑞々しく、手に取るようにわかります。まるでその子本人か親になったみたいな気持ちで読みました。 クラスの他の子はこの場面でどう思ったのだろう。 続編が読みたい。名作だと思います。
始めの話であった事件は、本当に胸が痛い。先生はあの言葉を言ってはダメだったろうけど、言いたくなるよね。 子供たちの幸せなだけじゃない複雑な世界がとてもよく表現されてた。良かった
小中学生に特に読んでもらいたい小説です。 この本は、小学6年生のとあるクラスの話です。 そのクラスの色々な人の視点で話が進んでいくのでとても読みやすく、共感する所や、そういう考えもあるんだなと感じる所があります。
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